もし、タイムトラベルが実現したら、どんな未来や過去を訪れてみたいですか?
人々の興味をかき立てる「トーレッドの男」の話をご存じでしょうか。
1954年の羽田空港に現れ、存在しない国「トーレッド」から来たと主張した謎の男性。
はたして彼は、異次元からの訪問者だったのか、それとも単なる作り話なのでしょうか?
日本にも現れたと言われるタイムトラベラー
羽田空港に現れた「トーレッドの男」
1954年、羽田空港の入国審査で、一人の白人系男性が現れ、「自分はトーレッドという国から来た」と入国管理官に告げました。
そのパスポートや身分証明書にも「トーレッド」と記され、正式な書類に見えたといいます。
しかし、「トーレッド」という国はどの地図にも記されておらず、現実の地球には存在しない国。
男性は混乱し、「トーレッドはヨーロッパにあり、少なくとも1000年以上の歴史がある」と説明し、なぜ理解されないのか不思議そうな様子です。
その後、当局は彼をホテルに一時拘束し、厳重な警備を配置しましたが、翌朝彼は部屋から姿を消してしまいます。
鍵は内側からかかっており、逃げ出した形跡もありません。
持ち物や証明書もすべて消えてしまい、まるで「最初から存在しなかった」かのようだったのです。
トーレッドの男は「タイムトラベラー」か?異世界からの訪問者か?
この謎めいた事件が後に都市伝説として広まると、彼を「タイムトラベラー」や「異世界からの訪問者」と信じる人が増えました。
一部では、彼が異なる時間軸、いわゆる「パラレルワールド」から来た可能性があるという説もあります。
もし、この説が本当であれば、「トーレッドの男」は自分の知っている現実とは異なる世界からやってきたことになります。
科学的な視点から言えば、アインシュタインの相対性理論では、光速に近い速度で移動すれば時間の進み方が変わり「未来へ行く」ことは理論上可能です。
しかし、過去へ戻るには未解明の課題が多く、現段階で科学的に証明されていません。
また、「トーレッドの男」の話には明確な記録がなく、多くの人がこれを都市伝説やフィクションと考えています。
それでも、未知の世界や時間旅行というテーマに惹かれるのは、私たちの好奇心が求める「ロマン」だからでしょう。
まとめ
真実かフィクションかを明確にすることはできませんが、未知の世界への憧れや、非現実的な冒険に心惹かれる私たちにとって興味深い都市伝説です。
多くの人は、現実の枠を超えた冒険や、他の次元からの訪問者を信じたいという気持ちで、この都市伝説に魅了され続けています。
「トーレッドの男」を信じますか?それとも、ただの作り話だと思いますか?
真実は不透明ですが、謎めいた話に想像を膨らませるのもミステリーの醍醐味ですよね。
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