上京したての西日本出身者が東京で体験する言葉の壁。
友人に「なおしておいて」と頼んだら「何を?」と聞き返される…。
今回は、実は方言だったという言葉を4つ厳選して紹介!
西日本の人が方言と知らずに使っている言葉
「こける」転ぶだけじゃない?!
西日本で「こける」は「転ぶ」を意味します。
例えば「階段でこけたわ〜」なんて日常的に使いますよね。
ところが東京では、「何それ?」とポカンとされることも…。
標準語では「転ぶ」が一般的で、「こける」は方言扱い。
お笑い番組などで聞いたことがある人も多いですが、普段使いするには少しローカル感が強い言葉なんです。
「しょうもない」軽く言ったつもりが意外と強烈?
「そんなしょうもないこと言わんといて!」西日本では、「くだらない」「つまらない」という意味で使うこの言葉。
しかし東京でこれを使うと、少しキツイ印象を与えることもあるとか…。
特に初対面の相手に使うと「攻撃的」と思われることも。
関西のノリを共有できる人にはいいですが、東京では少し注意が必要かも?
「気色悪い」日常語として親しまれるけど…
「気色悪いわ〜」は「気持ち悪い」や「嫌だ」の意味で使われ、西日本では友達同士の会話でよく登場します。
しかし、東京ではこれも方言だと知って驚く人が多いです。
しかも、「気色」という言葉自体が古風に感じられるため、「え、それってどういう意味?」と逆に聞かれることも。
ニュアンスの微調整が必要ですね。
「なおす」片付けるのつもりが修理する?
「その書類、机になおしといて」と言って、相手が「これ、壊れてないけど…?」と困惑する場面、実はよくあります。
西日本では「片付ける」という意味の「なおす」。
ところが、東京では「直す=修理する」と解釈されるため、意図が伝わらないことも。
「片付ける=かたす」と一言付け加えるだけで誤解を防げます。
まとめ
言葉は人と人を繋げる大切なツールですが、方言がその架け橋になることもあれば、誤解のもとになることもあります。
上京した人が最初にぶつかる「文化の違い」をこうして乗り越えていくのもまた一つの成長ですね。
「私もそうだった!」と共感する方も多いのではないでしょうか…?
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