転売ヤーざまぁ!Switch2発売から2週間「転売価格が跳ね上がらなかった」理由とは?

転売ヤーざまぁ!Switch2発売から2週間「転売価格が跳ね上がらなかった」理由とは?

待望の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」が発売されてから2週間、SNSを中心に購入報告が飛び交い、各メディアでも連日取り上げられるなど、空前の盛り上がりを見せています。

その一方で、フリマアプリや中古ショップでは発売前に懸念されていた「高額転売」が想像以上に落ち着いているのです。

過去にはPS5や初代Switchで10万円以上のプレ値が常態化していたにもかかわらず、なぜSwitch2はそれほど価格が跳ね上がっていないのでしょうか?

今回は、発売から2週間経った今だからこそ見えてきた、転売価格が控えめな理由を深掘りしていきます。

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任天堂が仕掛けた本気の転売対策

Switch2
Via|Amazon「任天堂」@amazon.co.jp(公式より引用)

今回のSwitch2販売では、任天堂が従来とは段違いの転売対策を打ち出しました。

まず注目すべきは、公式ストアで実施された抽選方式です。

応募の条件には、Nintendo Switchでのソフト累計プレイ時間が50時間以上、Nintendo Switch Onlineへの1年以上の継続加入など、明らかに日常的にSwitchを利用している人を対象としたものでした。

これにより、転売を目的とした新規アカウントや複数応募をほぼシャットアウトすることに成功しています。

さらに、家電量販店でも独自の条件が設けられました。

たとえばジョーシンでは、過去2年間で15万円以上の購入実績がある会員のみにSwitch2の抽選URLを配布、ヨドバシカメラやビックカメラでは、会員限定+本人確認による抽選販売が行われるなど、全国的に転売屋が参加しにくい仕組みを強化しました。

こうした施策の効果は明らかで、発売直後からフリマアプリに転売品が大量出品されたものの、価格が高騰する前に落ち着く結果となりました。

まさに任天堂の本気が奏功した形といえるでしょう。

「保証書なし」購入者側の警戒感

もうひとつ、今回のSwitch2が他の新型ゲーム機と一線を画す点として、「保証書が付属していない」ことが挙げられます。

任天堂公式のサポートページには、Switch2には保証書が存在せず、修理対応にはレシートや領収書、納品書などの提示が必須であると明記されています。

これは一見すると単なる仕様変更のように見えますが、実は転売対策として非常に効果的な一手なのです。

というのも、レシートや納品書には氏名や購入店舗、取引番号といった個人情報が記載されており、転売ヤーにとっては身バレのリスクが伴うからです。

そのため、多くの出品者は「納品書の同梱はできません」と注意書きを添えて販売しており、結果として購入者側も「この商品、保証が効かないのでは?」という警戒心を持つようになります。

保証書がないという構造は、たとえ新品未使用でも「転売品=サポート対象外になる可能性がある」という認識を生み、フリマ市場での購入意欲を抑制する大きな要因となっています。

実際、保証の不安から出品者に質問が殺到しているケースも多く見受けられます。

フリマアプリ&出品規制の連携が進化

任天堂の努力に加え、フリマサイト側も転売対策に本腰を入れ始めています。

とくにLINEヤフー(旧ヤフー)は、ヤフオク!およびヤフーフリマにて、Switch2本体の出品を一時的に禁止する措置を導入しました。

商品名での出品をブロックし、AIと人の目でチェックしながら違反出品を削除、さらに悪質な出品者に対してはアカウント停止措置も取られており、プラットフォームとしても本気度がうかがえます。

一方で、メルカリや楽天ラクマでは出品こそ許容されていますが、価格設定に注目すると6万〜7万円台での売れ残りが続出しています。

Switch2の定価は約49,980円ですが、メルカリの販売手数料10%と送料を差し引くと、仮に6.8万円で売れたとしても利益は6,000〜7,000円程度、これでは割の良いビジネスとは言い難く、売り手側も無理に高値での取引を狙わなくなっています。

さらに、任天堂がSwitch2の初期出荷台数を初代の約3倍に設定したとも報じられており、「欲しい人に行き渡る」という物理的な環境が、そもそも転売の必要性を減らしているという面もあります。

今や一部店舗では抽選不要での販売も始まっており、フリマに頼らずとも手に入る機会は確実に増えています。

まとめ

Nintendo Switch 2は、間違いなく高い人気を集めているにもかかわらず、過去のゲーム機とは異なり、転売価格が大きく跳ね上がることはありませんでした。

その理由は、任天堂の徹底的な転売対策に加え、保証書の廃止による購入者側の警戒感、フリマアプリの出品規制、そして十分な出荷量による「入手しやすさ」が組み合わさった結果です。

かつては「ゲーム機=争奪戦」が当たり前でしたが、今回のSwitch2をきっかけに、本当に欲しい人に届く仕組みが業界に定着する可能性が出てきました。

任天堂の手法は、他の業界にとってもひとつのモデルケースとなることでしょう。

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