「1人目は普通に産んだから、2人目はちょっと変わった方法にしてみよう!」
「せっかくのお産、普通じゃ嫌だ!」
「そもそも普通以外に何があるの?」
など、分娩方法についていろいろ意見があると思います♪
分娩台に寝て産むだけが分娩方法ではないんですよ!
今は妊婦さんにもこれから産まれてくる赤ちゃんにも嬉しい分娩スタイルがあるので、ぜひ自分に合ったものを見つけてみてください!
出産経験は人生の中で多くても3回程度。ぜひ、心に残るものを選んでみてください(^^)
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自然分娩
「経膣分娩」「普通分娩」ともいいます。
一般的に知られている、産道を通って膣から赤ちゃんを産むスタイルです。
誘発剤などを使うことなく、自然に陣痛が起こり、お産の流れに沿って自分の力で産むことを指します!
分娩台に寝て、寝た姿勢から産むことが一般的です。
フリースタイル分娩
その名の通り妊婦さんが「自由な姿勢」で産むことができる方法です!
出産時は痛みとの勝負になります。少しでも自分が楽だと思える姿勢を選べますよ!
「立膝を立て、パパにつかまる姿勢」「両手両膝をついた四つん這いの姿勢」など、妊婦さんが1番いきみやすい態勢を探すことができるのです♪
分娩台だと寝たきりで動くことができないので、天井や壁など景色が変わらなく気が紛れないので痛みとひたすら戦うことになりますが、フリースタイル分娩を選ぶことでそれらを解消することができると希望する妊婦さんが増えています(^^)
助産院では多く取り扱われている方法ですが、病院などでは取り入れるところが少ないので事前に確認しておきましょう!
フリースタイル出産!会陰切開なし!!姿勢は四つん這い!!!
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水中分娩
聞いたことある方が多いのではないでしょうか?
小さなプールに入り、30度前後の水温で分娩を行う方法です。
先ほどご紹介した通常分娩よりも、入浴の効果で「陣痛が和らげられる」という特徴があります!
水中分娩の施設がある病院はとても限られているので、水中分娩をやりたい方は早めに調べておき、予約等することをオススメします♪
「赤ちゃんが、お股から出た後、水面に上がってくるまでの姿がかわいい(羊水を泳ぐ姿を目の当たりにできる感じ)」
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無痛分娩
またの名を「和痛分娩」といいます。
欧米では主流となっている分娩方法で、陣痛を和らげられるために麻酔を使う方法です。
- 痛みに恐怖心や不安が強い人
- 高血圧で心臓に負担をかけたくない人
こういった方は「無痛分娩」をオススメしています!
痛みに弱い、想像以上の痛みに分娩中に意識が無くなってしまうママもいます。
局部麻酔を行なうため、ママの意識ははっきりした状態ですし、赤ちゃんが産道を通る感覚も感じられます。
完全に痛みを無くすわけでなく、陣痛の痛み具合を医師が見ながら麻酔を調節するため、少なからず多少の痛みや感覚はあるのでご注意を!
無痛分娩をする場合は、医師による指導が不可欠なのでしっかりと把握しておきましょう!
他の分娩スタイルと同じく、無痛分娩を行わない病院や助産院がありますので事前確認はしっかりとしましょう。
無痛分娩でも普通分娩でも、我が子に会えた時の感動はきっと同じではないでしょうか。 出産の方法を選べたこと、我が子に会えた瞬間まで鮮明に記憶できたことに感謝をし、今、無痛分娩を選んで本当によかったと心から思っています。
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帝王切開
経膣分娩では、ママ・赤ちゃんともに危険と判断された時におこなう方法です。
「予定帝王切開」では、妊娠中の段階で経膣分娩では産むことが難しいと判断されたことにより、日にちを決めて計画的におこないます。
「緊急帝王切開」では、お産中や妊娠中に特別異変が起きて、帝王切開でないと危険な状態の時に行います。
上記でご紹介した分娩スタイルでも、お産は何が起こるか分からないため帝王切開を頭の中に入れておきましょう!
みんなの出産体験記「帝王切開」
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自宅出産
病院ではなく、今まで住んでいた家に助産師さんに来てもらい産む方法です。
家族に囲まれながら、また住み慣れた場所ということでリラックスできることから、自宅出産を選択する妊婦さんもいます。
毎回の健診で妊娠経過が順調な人のみできる方法です!
自宅で子どもを産む~自宅出産体験記
まとめ
ひとことで「分娩」といっても、いろいろあるんですよ!
「あの痛みを経験しない無痛分娩は出産ではない」 「予定外の帝王切開になってしまった…」 など分娩時についてさまざまな声があります。
どの分娩スタイルを選んだとしても「赤ちゃんを産む」ということには変わりないので、心に残る出産方法を選択してみてはいかかでしょうか?
産んでしまったら、今度は育児に追われる毎日になりますので妊娠中の時こそ時間をかけてゆっくり選んでみてくださいね(^^)