小さい子どもは鼻血を出すことが多いもの。鼻をぶつけた、鼻をほじった、理由はないけど突然、などさまざまです。血が出てしまうと、子どもはうろたえてしまいますが、大人はどんと構えて「大丈夫よ」と言ってあげたいもの。今回は、鼻血が出てしまった際の正しい対処法についてご紹介します。
目次
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その止血方法はもう古い！
子どもが鼻血を出した時、どのようにしていますか？
まずは一刻も早く血を止めたいところ。 ママ世代が子どもの頃は、仰向けになるか上を向いて、ティッシュを鼻の穴に詰めて、首筋をトントン・・・としてませんでしたか？
この方法、実は大間違いなんです。
まずは一刻も早く血を止めたいところ。 ママ世代が子どもの頃は、仰向けになるか上を向いて、ティッシュを鼻の穴に詰めて、首筋をトントン・・・としてませんでしたか？
この方法、実は大間違いなんです。
なぜいけない？間違った止血方法
横になったり上を向いたりすると、血がのどの方に流れ込んでしまいます。
血を飲んでしまうと、胸やけし、吐き気が起こります。鼻血の時に上を向かせるのは、大きな間違いなのです。 そしてティッシュを鼻の穴に詰めると、粘膜を傷つけてしまう場合があります。
また、ティッシュが血液を吸うため、血が固まるのをさまたげてしまうのです。流れてくる鼻血を止める効果はありますが、決して止血の効果があるわけではないのです。 首筋のトントンも、止血とは全く関係がありません。
血を飲んでしまうと、胸やけし、吐き気が起こります。鼻血の時に上を向かせるのは、大きな間違いなのです。 そしてティッシュを鼻の穴に詰めると、粘膜を傷つけてしまう場合があります。
また、ティッシュが血液を吸うため、血が固まるのをさまたげてしまうのです。流れてくる鼻血を止める効果はありますが、決して止血の効果があるわけではないのです。 首筋のトントンも、止血とは全く関係がありません。
下を向かせ、小鼻をつまむ
体は寝かせずに椅子に座るなどして、のどに血が流れ込んでこないように顔だけやや下を向かせます。
そして、小鼻の部分を親指と人差し指でつまみ、5～10分ほど圧迫してください。
そして、小鼻の部分を親指と人差し指でつまみ、5～10分ほど圧迫してください。
もし、20分以上鼻血が止まらない場合は、別の病気の可能性もありますので、すぐに病院へ連れて行ってあげてください。
なぜ鼻血が出るの？
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鼻をいじる
鼻血の多くは、「キーゼルバッハ」という部位を傷つけてしまうことで起こります。
これは、鼻の入り口から１～1.5cmくらいのところ。血管が保護されず表面に浮き出ているために、出血しやすい場所です。そのため小さな傷でも簡単に出血してしまうのです。
これは、鼻の入り口から１～1.5cmくらいのところ。血管が保護されず表面に浮き出ているために、出血しやすい場所です。そのため小さな傷でも簡単に出血してしまうのです。
小さい子どもの場合、無意識に鼻の穴に指を入れてしまうことが多いです。そのため、キーゼルバッハ部位が傷つけられて鼻血が多くなってしまいます。
強くかみすぎ
鼻を強くかみすぎることも、キーゼルバッハ部位を傷つける原因となります。
特に、風邪やアレルギー性鼻炎の時などは鼻の粘膜が傷つきやすくなっているため、鼻血が出やすい状態になっているのです。
特に、風邪やアレルギー性鼻炎の時などは鼻の粘膜が傷つきやすくなっているため、鼻血が出やすい状態になっているのです。
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鼻血は慌てず対処を
鼻血が出ても慌てずに、正しく対処をすることで素早い止血が可能です。
もし鼻血がでてしまっても今回の止血方法を思い出して、子どもに「大丈夫よ」と言ってあげてくださいね。
もし鼻血がでてしまっても今回の止血方法を思い出して、子どもに「大丈夫よ」と言ってあげてくださいね。
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