ヘルパンギーナは夏風邪とはどう違うの?症状は?治療期間はどれくらい?

ヘルパンギーナは夏風邪とはどう違うの?症状は?治療期間はどれくらい?

夏になると流行するヘルパンギーナは、急性の咽頭炎です。子どもがかかりやすい病気として知られていますが、実は大人もかかることがあります。もしヘルパンギーナにかかってしまったらどんな症状が出るのか、その原因やお休みしなければいけない期間などについてまとめてみました。

 

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ヘルパンギーナってどんな病気?

ヘルパンギーナは、夏場になると乳幼児や子どもを中心に流行しやすいウイルス性の感染症です。感染者のほとんどが5歳以下の乳幼児で、その中でも0歳と5歳の割合が最も多いと言われています。 毎年5月ごろから流行が始まり、7月ごろにピークを迎えて夏の終わりまで流行が続きます。 感染者のほとんどが乳幼児とはいえ、大人は感染しないというわけではありません。抵抗力が落ちているときは大人も感染することが多く、重症化する場合があるので注意が必要です。

ヘルパンギーナの症状とは?

ヘルパンギーナの症状の特徴は、高熱と強いのどの痛みです。39℃を超える高熱が突然出て、喉の奥の炎症や発疹などが口の中に現れます。 口の中にできた発疹は水疱になり、これが口内炎のようになって強い痛みを伴います。飲み物や食べ物だけでなく、唾液や母乳などもしみて痛みが出ることがあります。

ヘルパンギーナと夏風邪の見分け方は?

自分の症状を言葉で伝えることができない赤ちゃんが高熱を出した時、ただの夏風邪なのかヘルパンギーナなのか様子の変化をしっかりと確認しましょう。 熱が高くぐったりしていたら、以下のことを確認しつつ口の中もチェックしてみてください。 ・よだれが多くなる(唾液が痛みで飲み込めない) ・ミルクや母乳、飲食物を嫌がる ・痛みで機嫌が悪い ヘルパンギーナにかかると、喉の痛みや発熱の他に倦怠感や関節の痛みが出たり、発熱の刺激で熱性けいれんを起こす子どももいます。首の痛み、頭痛や吐き気、嘔吐の症状が見られた場合は、髄膜炎を疑う必要も出てきます。 自己診断はせず、早めに病院で診察を受けるようにしましょう。

妊娠中の感染にも要注意!

抵抗力が落ちている妊娠中は、大人はかかりにくいと言われているヘルパンギーナにも感染しやすくなります。 出産直前の妊婦さんがヘルパンギーナに感染した場合、生まれてくる子どもに感染してしまう可能性があります。多くの場合は軽症で済むようですが、まれに重症になって、酷い時には赤ちゃんが死亡してしまうケースもあるようです。 特に夏場に出産を迎える妊婦さんは、ただの夏風邪と見くびらず、ヘルパンギーナに対応するためにもしっかりと予防をするようにしましょう。
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ヘルパンギーナの治療法は?

ヘルパンギーナはウイルスが原因で発症する病気なのですが、このウイルスを殺すことができる薬は残念ながら見つかっていません。また、予防接種でヘルパンギーナを予防できるワクチンも今のところ存在していません。 ヘルパンギーナにかかった場合、行われる治療は対症療法が基本となります。発熱には熱さまし、口の中の痛みで食事が出来ない場合は点滴などがその一例です。 家で休む際にも出来るだけ水分をとり、辛い・熱い・冷たい・酸っぱいなどの刺激物を避けて人肌程度でのど越しの良いものを中心に摂るようにしましょう。 基本的には3~4日で回復に向かいます。

出席停止の義務はあるの?

ヘルパンギーナには、学校保健法の規定では出席停止の義務はありません。熱が下がって24時間程度が経過し、全身の状態が安定していれば登園・登校が可能です。 実際にはヘルパンギーナを引き起こすウイルスは、感染しても何も症状が出ないという状態の人が少なくありません。 感染しても症状が現れていない人から感染するケースや、汚れたものを触って感染することなども考えられるので、一概にヘルパンギーナ感染者からだけが感染経路だと言い切れないため、出席停止の義務は定められていないようです。

ヘルパンギーナの予防のためには何をしたらいい?

ヘルパンギーナの主な感染経路は、くしゃみなどによる飛沫感染と、手を介した接触観戦です。基本的な予防対策としては基本の手洗いうがいが効果的です。 家に帰ったらまずは手洗いうがいをするようにしましょう。ヘルパンギーナに感染している人が咳やくしゃみをするときは、マスクをしているのが一番ですが、どうしても無い場合にはティッシュで口と鼻を覆ってからするようにすると、飛沫感染を防ぐことができます。 赤ちゃんは手を舐めてしまうことが多いので、ママがこまめに手を除菌ティッシュなどで綺麗にしてあげるようにしてください。 大人の対策としては、子どもが大勢いる場所に行く時はマスクをつけるなどの対策が効果的です。

大人も子どもも、夏はヘルパンギーナに要注意!

ヘルパンギーナは子どもだけの病気ではありません。家族の内誰か一人がかかってしまうと、家族全員に蔓延してしまってもおかしくない怖い病気なんです。 感染しても3~4日で回復するとはいえ、楽しい夏を病気でつぶしてしまうのはもったいないですよね。 楽しい夏の思い出作りの為にも、手洗いうがいを習慣づけて、ヘルパンギーナだけでなく夏の怖い病気を撃退していきましょう!

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