歯科衛生士の資格をもつ現役ママが、子供用歯みがき粉を徹底解説!
こども用の歯みがき粉はたくさんあって、何で選べばいいのかわかりませんよね。
いままで何となく使ってたママさんも、これから歯が生えるベビちゃんママも必見です!
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口がゆすげるようになったら歯磨き粉を使おう!
歯磨きを始めるのは、歯が生えてきた時からです。ミルクしか飲んでいない場合でも、歯ブラシをする習慣を付けるためにも積極的に行っていきましょう。
口の中に手が入ること・歯ブラシが入ることを嫌がる赤ちゃんもいます。
しかし、嫌がるからといってやらないでいると習慣になりません。
慣れてもらうという意味でもママさんは頑張ってください。
始めは、なにもつけずに磨くというよりも「生えはじめの歯や歯茎をマッサージする」ようなイメージでOKです。
離乳食がはじまった頃から、口がきちんとゆすげるようになる2歳ごろまでも何もつけなくても問題ありません。
甘い味がした方が磨かせてくれるという場合は「歯磨きジェル」を使用しましょう。
ジェルは、ゆすがずにそのままで大丈夫です。 口がゆすげるようになったら、いよいよ歯磨き粉デビューです!
歯磨き粉は何で選べばいいの?
ドラックストアには、メーカーや味が違うものがいくつも並んでいます。
また歯科医院でも子供向けの歯磨き粉を販売している医院もあります。
たくさんある歯磨き粉、なにに注目して選べばよいのでしょうか。
ずばり『フッ化物』がポイントです。
フッ化物が配合されている歯磨き粉を選んであげましょう。
3~5歳であれば、500PPM・6~14歳であれば1000PPMが基準となります。
お子様の年齢に合わせて、上述した量のフッ化物が含まれているものを使いましょう。
おすすめの歯みがき粉
フッ化物の効果とは
フッ化物には3つの効果があります。
- 1つ目は「初期の虫歯の修復」これはテレビCMなどでよく聞く「再石灰化促進」と同じ効果です。
- 2つ目は「耐酸性を強めます」食べ物の酸に負けない強い歯を作る手助けをします。
- 3つ目は「酸の生成を減らす」口の中で、虫歯菌などの菌により酸が生成されることで虫歯になってしまいます。その口の中の酸化を防ぐのです。
これらの効果があるフッ化物を上手にとりいれてお子様の大切な歯を守りましょう。
使い方さえ誤らなければ、フッ素は人体に悪影響を与えることなく、高い虫歯予防の働きを期待できる、とても頼もしい存在です。
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毎日のケアに加えて歯科医院での検診も大切
フッ化物は、歯磨き粉でとる以外にも歯科医院にて歯に直接塗ってもらうことが可能です。
歯が生え始めたお子さんであれば、塗ることができます。歯科医院によって、扱っているフッ化物の種類は異なりますが保険適用のものもありますよ。
年に2回以上の塗布が理想的です。
いまは小児歯科に特化した歯科医院もたくさんあります。お子さんと楽しく通えるかかりつけ医を見つけることをおススメします。
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