赤ちゃんを母乳で育てることは幸せを感じる反面、ママだけが辛く苦しい時期になることもあります。
今回はピジョンが行った「さく乳」と「冷凍・冷蔵保存」についてのアンケート結果をご紹介します。
母乳育児も正しい知識と便利なグッズを用いれば、ママだけが頑張りすぎない育児になります!
低月齢(0~3カ月)の育児で授乳について悩んだことはありますか?トラブルはありましたか?
お腹が空いて泣く赤ちゃん。すぐさまおっぱいを出して赤ちゃんのお口に……あっという間にチューチューしてからのねんね。
母乳だとこんな感じで手早く簡単に与えることができますよね。
しかし、このような母乳育児にはデメリットもあります。
赤ちゃんの空腹時対応がママだけになることです。
どんなにママの体調が悪くても、深夜でも明け方でも、家事が忙しくても代わってもらえません。
赤ちゃんが空腹を満たすことが最優先になるので、母乳育児は精神的にも辛くなるのが実情。
母乳で子どもを育てているママならではの悩みでしょう。
また、産休明けで仕事復帰するママにも、母乳育児ならではの悩みが発生するかも。
赤ちゃんと離れることによって、母乳が出るのにミルクに切り替えなくてはならない、仕事中に胸が張って痛いなど辛いですよね。
そこで今回は、ピジョン株式会社が2021年6月にインターネットで行った「授乳について」の様々なアンケート調査結果を詳しく解説してます。
『アンケートに答えたママ』
■日本全国の「0~3ヵ月未満の初子」を持つ20~40代女性200名
■日本全国の「2人以上の子どもを持つ末子が1歳未満」の20~40代女性200名
さく乳と冷凍・冷蔵保存方法について知っていれば、母乳育児でも「ママだけが対応する」ことが少なくなるでしょう。
「母乳育児しんどいわぁ……」と思っているママ必見です!
約60%のママが「授乳について悩んだことがある」と答えました。考えられる悩みごとは以下のようなことが多いようです。
■母乳が足りてるのか不安
■溜まりすぎて痛みがでる
■頻度が多く疲れた
■(赤ちゃんが)上手く吸ってくれない
■母乳過多で乳腺炎になった など
「母乳の量が赤ちゃんにとって適量なのか」「飲ませ方はこれでいいのか」「適度な頻度なのか」を悩んでいる結果となりました。
また、約40%のママが「授乳トラブルを感じたことがある」と回答。具体的な授乳トラブルで考えられることは以下のようなことがあります。
■赤ちゃんの吸い付きがよくないので、ちゃんと飲めているか
■授乳の頻度が多くて寝不足が続き、心身ともに疲れ切っている
■赤ちゃんの吸う力加減が定まらず、乳首が切れて痛い など
赤ちゃんにもママにも個人差があるため、授乳での悩みごともそれぞれあるでしょう。
ですが、一人で悶々と悩んでいると、育児ノイローゼになってしまいます。
ママ友や保健師さん、定期検診などの機会があれば産婦人科医に相談することをおすすめします。
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実際にさく乳をしていますか?冷凍・冷蔵保存をしていますか?
授乳の悩みやトラブルがあると回答したママを対象に、「さく乳や母乳の冷凍・冷蔵保存の必要性を感じるか?」と問いかけたところ、さく乳については約70%、冷凍・冷蔵保存については約50%のママが必要性を感じると答えました。
しかし、さく乳の実施に至っては約50%、冷凍・冷蔵保存の実施に至っては約30%という結果に。
必要性は感じてはいるものの、実際は行っていないことがわかりました。
一体なぜなのでしょうか?
「さく乳/母乳保存グッズ」の使用で得られるメリットとは?
早期に仕事復帰したママだと、「時間の経過とともに胸が張って痛い」「職場のトイレでおっぱいを絞った」などのトラブルを抱えているケースがあります。
母乳が作られているけど、そばに赤ちゃんがいないために与えることができなくて、胸が張りまくって……やがて乳腺炎を発症してしまうママもいます。
アンケート結果の1位でも「胸の張りが解消できる」と答えたママが約78%もいました。
張れば張るほど痛いんですよね。
また、2位の結果を見てもわかる通り、時間があるときにさく乳して冷凍・冷蔵保存さえしておけば、ママが赤ちゃんのそばにいない場合、パパや他の家族が対応できることが最大のメリットです。
さらに、母乳を絞って捨ててしまうこともなくなりますよね。
パートナーが育児参加していますか?子どもとのスキンシップは十分ですか?
さく乳器/母乳保存グッズを使用しているママを対象にした質問に対し、パートナーの育児参加率が約90%と、驚くべき結果となりました。
うち「積極的に参加している」は45%と、“パパも育児に参加しやすい環境”になることを表しているように思います。
また、「パートナーと子どものスキンシップは十分だと思う」も約80%あり、さく乳器/母乳保存グッズを取り入れることで、パートナーが積極的に育児に取り組んでいる姿勢が伺えます。
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さく乳と母乳の冷凍・冷蔵保存に対して、産前に正しい知識を持っておきたかった?
さく乳と冷凍・冷蔵保存についての正しい知識を持ち、実施していれば、新生児期の育児がだいぶ楽だったのではないかと思うママも多そうです。
乳児期は赤ちゃんのお世話でとにかく大変。赤ちゃんの体内リズムが整わないため、深夜でもお構いなく母乳を欲しがることもあるでしょう。
パートナーはおっぱいを出すことはできませんが、母乳をあらかじめさく乳しておけば、ミルクを用意すると同様の手順(おそらくミルクより簡単かも)で疲れ切ったママの代わりに母乳を与えることが可能になります。
それには、母乳をさく乳すること、冷凍・冷蔵保存についての正しい知識を持つことが大事。
これからの新米ママとパパには、“二人で頑張る母乳育児”を取り入れて欲しいです!
ピジョンの『さく乳器』3タイプあり
画像左:冷凍・冷蔵保存しておいた母乳を解凍している
画像右:さく乳器(画像のものは手動タイプ)
現在ピジョンから発売されている「さく乳器」について簡単にご紹介しますね。
さく乳器は3タイプあります。それぞれの特徴をまとめましたので、ご覧になってみてください。
①さく乳器 電動 handy fit(ハンディフィット)
・電池(単3電池2本)使用でコードレスでも使える
・6段階の強さに調節できる
・ピジョンの母乳実感哺乳びんが1本まるごとセットになっており、さく乳から授乳まで1セットでOK
・パーツが少なく洗浄も手軽
・パーツは、煮沸・電子レンジ・薬液消毒全てに対応
②さく乳器 電動 pro personal R(プロパーソナルR)
・寝ている赤ちゃんも起こさない静音設計
・6段階の強さに調節できる
・ボタン操作で調節
・3パターンから選べるさく乳のリズム
・専用アプリ 「Pigeon Switch(ピジョンスイッチ)」と連動できる
(※詳しくは下記のボタンをクリックしてみてください)
・ピジョンの母乳実感哺乳びんが1本まるごとセットになっており、さく乳から授乳まで1セットでOK
・パーツが少なく洗浄も手軽
・パーツは、煮沸・電子レンジ・薬液消毒全てに対応
③さく乳器 手動(manual)
・考えられたハンドルは、手や腕の筋肉の負担が軽減してくれる
・ピジョンの母乳実感哺乳びんが1本まるごとセットになっており、さく乳から授乳まで1セットでOK
・パーツが少なく洗浄も手軽
・パーツは、煮沸・電子レンジ・薬液消毒全てに対応
まとめ
「母乳をさく乳して哺乳瓶で飲ませる」や「さく乳した母乳を冷凍・冷蔵保存する」は、正しい知識さえあれば授乳期にぜひ活用して欲しいと思いました。
母乳を与えることって楽なようで、そうでもない点が多々あります。
私は完全母乳育児だったので経験者目線で語ると、赤ちゃんが欲しがれば直ぐに与えることができるメリットはありました。
ミルクだとお湯が必要だったり、冷まして適温にするなど、時間がかかって大変です。
ただ、完母はおっぱいを出すので場所を選びますよね。
また、赤ちゃんと離れにくいのも正直……。
さく乳と冷凍・冷蔵保存しておけば、夜中のお腹空いた対応もママ以外の人ができますし、長時間預けることになってもさほど問題はなくなるでしょう。
さく乳と冷凍・冷蔵保存で母乳育児ができれば、ママの負担は少なくなると思います。
ママが乳腺炎になってしまうことも避けられる可能性もあります。
楽できるものや便利なものは上手に活用して、育児を楽しめたらハッピーなんじゃないかなぁと思います。
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