私たちの生活の中で、冷たい時分になると窓に結露が生じて悩まされますよね。あの窓の結露を放置しておくとカビのきっかけにもなり健康に害を及ぼす事も。ここでは、有効な窓の結露対策と清掃手段をご解説していきます。
- 1 コップの水滴やお風呂の雫なども結露発生
- 2 外に面している窓は冷えやすいんです
- 3 こもった湿気で家の中がジメジメします
- 4 風が通らない家具の裏は危険です!
- 5 湿気が原因で布団がじっとりすることがあります
- 6 乾いた空気を窓から入れましょう
- 7 窓にスプレーして結露対策これは有用
- 8 結露対策スプレーは手作りできます
- 9 断熱効果の高いシートを窓に貼ってみましょう
- 10 窓付近の冷たい空気を動かすことを意識してみましょう
- 11 断熱効果が高く省エネ対策
- 12 ウッドデッキなどに面している窓には最適なシステム
- 13 お金はかかるけど効果は抜群
- 14 洗車用のセーム皮も有用です
- 15 暮らしのお役立ちピックアップ記事
コップの水滴やお風呂の雫なども結露発生
外に面している窓は冷えやすいんです
住宅の中が暖かくて外が相当冷たいという状況になっていると、結露が現れやすい様子になります
新しい部屋の時だと、気密性が向上した事によって結露が生じてしやすいとも言えます
料理をしたり、お湯を沸かしたり、洗濯物を室内で干したりするとなると、個室の中が湿気っぽくなって結露が生じる環境になってしまいます
人間だけでなく、呼吸をしている観葉植物が窓辺にあるだけでも窓は結露しやすくなるきっかけにもなります
こもった湿気で家の中がジメジメします
布製のソファが何だかしっとりしている、畳やカーテンなどが湿っぽいなんて事も
いつカビが生えてもおかしくないステータスですので要注意です
風が通らない家具の裏は危険です!
そうなるとインテリアの後ろに風が通らなくなり、湿気がこもりやすくなります
家財道具を移し変えさせようと思ってタンスを動かしたらシミが出来ていた、なんて事はよくある話です
これもカビが現れるきっかけにもなるので配慮したいですね
湿気が原因で布団がじっとりすることがあります
その水分は空気中に溶け込んだり布団に吸収されたりします
そのような湿っぽい布団をデフォルト干さずに押入れに入れると、今度は押入れが湿っぽくなる事も
押入れはカビが生じやすい位置なので気を付けたいところです
乾いた空気を窓から入れましょう
料理など水蒸気が出る作業をする時には絶対換気扇を回し、お風呂は入り終わったら蓋を閉めて換気扇を回すなど、可能なだけ家屋の中から湿気を出しましょう
冷たい真冬にお風呂の窓を開けると冷たい空気が入ってくるので、反対に結露を生じさせる事があります
お風呂の後は、窓は開けずに換気扇を回して換気をしましょう
窓にスプレーして結露対策これは有用
この界面活性剤によって表面張力が働き、結露した時でも水滴が小さくなるので、水が垂れてくるという事がないのです
結露が起きない、というアイテムではないのですが、窓がびしょびしょになって桟に水が溜まってしまうという事は起こりにくくなります
水滴が付いたところはさっと新聞紙で拭くと雑巾で拭いた時のように繊維が残らず艶やかになりますよ
ついでに、アイテムにもよりますが成果は1カ月ほどです
結露対策スプレーは手作りできます
界面活性剤が入っているものは台所用洗剤(中性洗剤)です
製法は、スプレーボトルに水100〜200ccと台所用洗剤を大さじ1入れて混ぜれば完了です
これをスプレーして布(又は新聞紙)で窓全部を拭いていきます
拭き終わったら乾燥した布か新聞紙でふき取っていけば完了です
週に1度の結露対策ですが、窓片付けと組み合わせて行っても
是非ともお試し下さい
断熱効果の高いシートを窓に貼ってみましょう
断熱処理影響の高いシートは、生活の中で自分の手の届く範囲な梱包用品のプチプチがそうです
クッション性があるだけでなく、断熱処理影響もあるんですよ
少しばかり風情が…という方には、一般的な窓の大きさ(900×1800mm)の大きさで売られている模様入りの断熱処理シートがベストチョイスです
プチプチに比べると割高ですが、窓が可憐になりますし、断熱処理影響で暖房代の省コスト化にもつながります
半年を指標に取り替えすると断熱処理成果は持続されるそうです
窓付近の冷たい空気を動かすことを意識してみましょう
窓の下に扇風機又はサーキュレーターを置いて、空気を循環させましょう
これだけでも随分と成果があるようなので、お試し下さい
空気を循環させる事で、個室の中が余すところなく暖かくなります
個室の中で冷たいスポットと暖かいロケーションがある事例には、扇風機などを使って空気を混ぜる事を推奨します
断熱効果が高く省エネ対策
冬場、特に夜の事例、いつもの生活のようにカーテンを閉めてしまうと断熱処理成果は上がりますが室内と窓付近の温度に差が出てしまって結露するきっかけにもなります
あまり暖かさを遮断しないレースのカーテンだけでは外からの目線が気に掛かりますが、ミラーレースカーテンの時はレースのカーテンのみでも外から全く見えず、その上薄いのに断熱処理成果が高いので結露対策と省エネ対策にもなる優れものです
カーテンを変えようかな、と思っている方にはイチ押しです
ウッドデッキなどに面している窓には最適なシステム
そうなってしまうと結露のきっかけになりますシートを貼っても何をしてもダメという時には、窓を暖める「窓用ヒーター」を使用するのも一つの手でしょう
置くだけで窓際を暖める事が可能なので、足元が冷たいという事もなくなります
何となく暖まりにくいお部屋の事例にも、窓用ヒーターがあるだけで設定温度を2度程度下げても暖かいお部屋になります。
足元が冷える事はよくないですよね
日の当たらないお部屋など、結露しやすい窓に推奨です
お金はかかるけど効果は抜群
結露に有効な窓ガラスは、熱を伝えにくいLow-E(ロウイー)複層ガラスと窓枠が樹脂フレームの取り合わせでないと断熱処理影響はあまり望めません
今更窓は変更できない、というケースには、内窓を付ける手っ取り早く改修をするだけで、窓と窓の間に大きな空気の層が出来て熱を遮断する影響が出ます
そのような時は、建て替えではなく建物の主組成を残したまま改造する事で、実際の住まう広がりの大きさをキープする事ができます
洗車用のセーム皮も有用です
洗車グッズ売り場で売っていますので、そういうものを応用するのも良いでしょう