ゴールデンウィーク前後に、多くの幼稚園や小中学校で家庭訪問が始まります。家庭訪問の目的とは?掃除はどの位しておけばいいの?どんな会話をしたらいい?お茶やお茶菓子の用意は?家庭訪問の目的や、先生が確認したいポイント、家庭訪問のマナー、大切にしたい先生との会話についてご紹介します。
目次
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家庭訪問の目的
お知らせのプリントを見て、ちょっと憂鬱になる「家庭訪問」。先生たちも大変な行事なのに、なぜ毎年実施されるのでしょう。 学校によっては個人懇談に切り替えられている地域もありますが、家庭訪問の目的は生徒の生活環境や家庭の雰囲気を知るため。 新年度から新しく受け持つクラス児童たちの様子を把握するために、生活の様子を感じ取り、保護者と話をすることが重要なのです。 先生方も動き回って大変な行事ですが、生徒のための学校活動です。 家庭側も、それほど悩まず、嫌がらず、準備をして、話をしたいことを考えておいて、先生を出迎えましょう。
掃除のポイント「玄関」
掃除は、最初に「玄関」から始めましょう。 玄関は家庭の顔にあたるので、飾るよりも、清潔にスッキリと。砂や落ち葉を取り除いて梅雨前のミニ大掃除と考えて、思い切ってサッと取りかかります。 風水的にも効果があるので、運気もアップです。
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玄関を家の中から見ると気がつきにくいのですが、玄関に入ってくる時の視線を自分でも確認してみましょう。 ポイントは「物の多さ」と「汚れ」です。 雑多なものや隠せるものは、数を減らしたり収納しましょう。玄関の床面や廊下も、日光が入ると汚れやホコリが目立ちます。 ウェットティッシュなどで拭いておきましょう。
整頓と消臭
人数以外の靴は収納しておき、カサが見えている場合は、丁寧に畳んでおきましょう。 また、印象に残りやすいので「臭い」にも注意です。芳香タイプのものよりも、重曹を使うなど消臭の方が、玄関全体がスッキリした空気になります。 前日のうちに小皿に重曹を入れて下駄箱の中に置くなど対策しておきましょう。
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お茶菓子はテイクアウト方式も
決まった時間内に、何軒も訪問する先生たち。 お茶は出しても少量だけにしたり、帰りに小さめのペットボトルや個包装のお菓子を渡すなどの工夫もおすすめです。
押さえておくポイント
日ごろの生活の様子だから、お掃除はそこまでしなくても、というのも一つの考えです。 気を付けるべきポイントは押さえて、失礼にならないように、という点には気を配っておきましょう。 家庭訪問中にテレビが付けっぱなし。 何かの片手間に先生と話をするような態度に見える。 来客なのに、子どもが騒いだり寝転がっている。保護者がその様子に対応をしない。 訪問時間が分かっているのに物が散乱したままになっている。
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訪問を受ける保護者の髪型や服装も印象に残りやすいポイントです。 おしゃれ、目立つ柄、ヒラヒラの優雅な服よりも、春先にふさわしく、さっぱりさわやかな印象をもたれる服装が良いようです。 会って心地よく感じられるスッキリした髪型や服装を心掛けましょう。
直前の準備
訪問時間は前の訪問家庭や交通事情、天候によりかなり前後するので、30分位前から保護者もトイレを済ませ、携帯はマナーモードに、室内を明るくして準備しておきます。 屋内の風通しを良くして、新鮮な空気を入れておきましょう。
子どもに伝えておくこと
子どもには、「大事な話をする場」ということを事前に伝えておきましょう。 守るべきマナーがあるよ、失礼のないようにしようねと話をしておきます。 毎日会っている先生ですが「来客」です。 子どもは行動の方法を知らなかったり、場の雰囲気を読めなかったりするものなので、大人同士の「礼儀」という行動を知る機会になり、丁寧に行動する練習ができる良い機会になります。 先生を出迎える時は、子供と一緒に玄関に出ましょう。
聞きたい話は的を絞って
聞きたいことがある場合、話を長引かせないようにポイントを絞っておきましょう。 しっかり相談したいことがあれば、その旨を申し出ておきます。後日相談できるように根回しできますし、先生も日常の様子を特に気にしてくれた上でその後話を聞くことができます。 また逆に、家庭訪問時に指摘される内容があっても怒らないこと、受け止めることが重要です。 今後も先生に協力や相談をしてもらうためにも、保護者はまず、話を受け止める姿勢で会話することが大切になります。
先生への感謝の気持ち
家庭訪問は年度当初の1回です。 先生方もまだ生徒たちのことを十分把握できていない時期。まずは、先生を頼りにしています、いつもありがとうございます、よろしくお願いします、という気持ちを出して、先生の力を頼りにしていることが伝わるように明るく会話しましょう。 お子さんも、保護者のそういう姿勢をしっかり耳ダンボで聞いています。子どもの力になる「家庭訪問」行事にしましょう。