私は妊娠中、産むまでの過程ばかりに関心を寄せておりその後のことをあまり知りませんでしたが入院中はけっこう忙しいんです。
産院にもよるし、産み方も産後の状況も個人差はあるとは思いますが、入院生活の参考にしてくださいね。
赤ちゃんを出産後、数日間は入院が必要となります。
入院生活は目安として初産婦で5日から1週間程度、帝王切開の場合はもう少し長く1週間から10日程度になります。
母体回復のために、入院中はしっかりと休養をとりたいところです。
自身の体験を踏まえ、これから出産をする方に向けて知っておいた方がベターな情報をシェアさせていただきます!
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〜その1〜ドーナツ型クッションの用意はマストです
私は、妊娠中ずっと順調でした。しかし予定日直近になり、妊娠中毒症と告げられ即刻入院となりました。
母子ともにリスクが上がるので、早く赤子を取り出した方が良いとのことで陣痛促進剤や子宮口を広げるためにバルーンを使ったのですが、ええ、地獄の苦しみでした。
初産はお産に時間がかかると聞きますが、なかなかベビーが降りてこず、丸二日もがき苦しみました。
あまり思い出したくない記憶なのですが、最終的にはスーパーサイヤ人のような形相になって助産師さんの胸ぐらを掴み「腹切ってくれ」と懇願していたと夫談。
これから産む方を怖がらせたいわけではないので本題に戻しますと、とにかくお腹は切らずとも難産になる方、とりわけ会陰切開をする方にお伝えしたい! ドーナツ型クッションを用意しておくのが良いです。
ご飯を食べる時腰掛けるのはもちろん、母子同室の産院ならば授乳もベットに座って行うことが多いと思います。
お尻に体重をかけるだけでアイタタタとなるので、入院グッズのリストに入れておきましょう!
産院によってはクッションの貸し出しがあるかもしれないので、事前に要チェックです。
ちなみに、私は3日目くらいからは痛みはずいぶんひき、以降は敷かなくても大丈夫になりました。
〜その2〜記憶力が危うくなるのでメモとペンのご準備を!
「〇日には育児ビデオを見ます。持ち物はこれこれです。あと、〇時に心電図をとるので〇〇の部屋に行ってくださいね。」 これがもう覚えられないのです。
もともと頭が弱い説もありますが、産後はものすごいダメージやら赤ちゃんと会えた感動やらで、気持ちがふわふわしています。
注意力散漫になっており、助産師さんの言っていることを聞いてるようでからきし頭に入ってきませんでした。
あさって!?そんなに先のことを言われても難しい…えっと、何時に病棟のどこに行くんだっけ? 簡単なことでも、紙とペンで残しておけるよう用意しておくことをお勧めします。
〜その3〜友人知人への出産報告のタイミングは慎重に
無事に赤ちゃんに会えたことが嬉しくて、もしくはまだなのかな〜と心配してくれている職場の人や友人の期待に対するプレッシャーも手伝って出産後すぐに携帯でいろんな人に報告してしまいがちです。
でもちょっと待って。みんな新生児の顔を一目見たがって産院に押し寄せる可能性があります。
入院中は、3時間おきの授乳、沐浴の指導、母体の検査、自分のご飯とシャワー、出生届や入院中の事務手続き等等、産み疲れてヨロヨロとしていてもやること多し。
自分と夫の両親はそれぞれ駆けつけるでしょうし、兄弟や親戚などそれぞれお祝いを言いに来てくれることもあるでしょう。
私はその相手だけでもけっこういっぱいいっぱいでした。
自身が産んだ産院では母子同室だったのですが、みんなが見つめる中で慣れない授乳とか拷問です。プレゼントを持って忙しい中来てくれるみんな、気持ちは嬉しいんだけど体を休めるための入院なのにさ、もうちょっと後でもいいよねぇ…空気読んで〜というのが本音でした。
また、共通の友人においては「誰それはお見舞い行ったのに私は断られた〜」とか面倒くさくなるのも嫌なので、そもそも報告自体を必要最低限の人だけにし、交通整理はパートナーにお願いする等して慎重に行なった方が良いかもしれませんね。
退院後からは慣れない赤ちゃんのお世話ざんまいで、見事に睡眠不足、疲労困憊の毎日が待っています。
戦闘態勢で万全に子育てに臨めるよう、そして家庭円満に日々を送れるよう入院中だけでもゆっくりできる時間を意識して持てると良いですね。