髪のボリュームダウンが気になりだしたら|東洋医学で考える頭皮ケア

「最近、髪の立ち上がりが弱くなった」「排水口にたまる抜け毛を見ると焦る」そんな変化が気になっていませんか。

髪のボリュームが落ちると、実年齢より老けて見えたり、疲れた印象に見えたりすることがあります。

とくに夏は汗や皮脂で頭皮がベタつきやすく、ニオイも気になりやすい季節です。

この記事では、頭皮トラブルと髪のボリュームダウンについて、東洋医学の考え方も交えながら、内側から整える頭皮ケアをご紹介します。

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頭皮トラブルは見た目年齢に影響しやすい

髪は顔の印象を大きく左右するため、頭皮や髪の変化は見た目年齢に直結しやすい部分です。

髪の量そのものが大きく減っていなくても、ハリやコシが弱くなるだけで、トップがつぶれて見えることがあります。

朝セットをしてもすぐにぺたんとしてしまう、分け目が目立つ、髪型が決まりにくいと感じる場合は、髪の土台である頭皮環境を見直すタイミングかもしれません。

また、夏は汗や皮脂の分泌が増えやすく、頭皮のベタつきやニオイが気になりやすくなります。

頭皮に皮脂や汚れが残ると不快感が出るだけでなく、清潔感の印象にも影響します。

「髪が薄くなったかも」「頭皮がにおうかも」と感じると、人と近い距離で話すのが不安になることもあるでしょう。

ただし、気になるからといって洗いすぎると、必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮が乾燥しやすくなることもあります。

頭皮ケアでは、汚れを落とすことと守ることのバランスが大切です。

育毛剤だけでは手応えを感じにくい理由

育毛剤や頭皮トニックは頭皮ケアのひとつですが、それだけで十分とは限りません。

髪はからだの一部であり、生活習慣や年齢による変化の影響も受けます。

頭皮の外側だけを整えても土台が弱っていることがある

頭皮は髪が育つ土台です。

そのため、頭皮を清潔に保つことは大切です。

しかし、外側からケアしていても、からだの内側が疲れていたり、栄養が不足していたりすると、髪の元気を支えにくくなることがあります。

たとえば、食事が偏っている、たんぱく質が不足している、忙しくて食事を抜きがちという生活が続くと、髪に必要な材料が足りなくなるのです。

髪を守るには、頭皮に何をつけるかだけでなく、からだの中から何を届けるかも考えることが大切です。

睡眠不足やストレスで髪に必要な栄養が届きにくくなる

睡眠不足やストレスが続くと、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

自律神経は血管の働きやからだの回復にも関わっているため、乱れた状態が続くと、頭皮の血流にも悪影響を及ぼすことがあります。

また、疲れが抜けないまま過ごしていると、食事や運動、入浴などの基本的なケアも後回しになりがちです。

その結果、たんぱく質やミネラルなど髪に必要な栄養をとっていても、頭皮へ運ぶ血液の巡りが滞り、髪の成長を支える材料が届きにくくなることがあります。

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年齢とともに髪のハリやコシが変化しやすくなる

年齢を重ねると、髪の太さやハリ、コシに変化を感じる人が増えてきます。

若いころと同じシャンプーや育毛剤を使っていても、以前ほどボリュームが出ないと感じることもあるでしょう。

これは、頭皮だけの問題ではなく、からだ全体の変化が関係している場合があります。

疲労の蓄積、睡眠の質の低下、食生活の乱れなどが重なると、髪の印象にも影響しやすくなります。

髪のボリュームダウンが気になりだしたら、年齢のせいだけにせず、今のからだに合ったケアへ切り替えることが大切です。

東洋医学で考える髪とからだの関係

東洋医学では、髪はからだの内側の状態を映すものとして考えられています。

髪だけを切り離して見るのではなく、血の巡りや生命力、胃腸の働きなど、からだ全体とのつながりを大切にします。

東洋医学では、髪は「血のあまり」といわれることも。

これは、血が十分にあり、全身にきちんと巡っていることで、髪にも栄養が届きやすくなるという考え方です。

ここでいう血は、単に血液だけを指すのではなく、からだを養う栄養やうるおいの意味も含みます。

また、東洋医学で「腎」は成長や老化、生命力に関わる重要な働きと考えられています。

腎の力が弱ると、髪のハリやコシ、白髪、足腰のだるさ、疲れやすさなどにあらわれることがあるという考え方です。

つまり、髪のボリュームダウンは頭皮だけの問題ではなく、からだのエネルギーや栄養の巡りが落ちているサインとして考えることもできるのです。

漢方薬で内側から頭皮と髪の土台を整える

髪や頭皮の悩みを内側から整えたい人には、漢方薬という選択肢もあります。

漢方薬は、今ある症状だけでなく、体質や不調の背景に合わせて選ぶ医薬品です。

たとえば、疲れやすく髪のハリやコシが気になる人、冷えやすく血流が悪い人、ストレスで頭皮がこわばりやすい人、胃腸が弱く栄養をうまく取り込めない人では、それぞれ合う漢方薬が異なります。

そのため、「髪にはこの漢方」と自己判断で選ぶのではなく、体質や生活習慣を含めて専門家に相談することが大切です。

とはいえ、なかなか自分の体質をよく理解できている人は多くはありません。

そこで、自分に合う漢方薬を選びたい人には「あんしん漢方」のようなオンライン漢方相談サービスがあります。

スマホで体質や症状を相談でき、薬剤師が一人ひとりに合わせた漢方薬を提案してくれるため、忙しい人でも続けやすいのが特徴です。

育毛剤を使っても手応えがない、頭皮のベタつきや抜け毛をくり返している、将来の髪が不安という人は、外側のケアに加えて内側からのケアも取り入れてみましょう。

まとめ

髪のボリュームダウンや頭皮のベタつき、ニオイは、見た目年齢や清潔感に影響しやすい悩みです。

育毛剤や頭皮トニックで外側から整えることも大切ですが、それだけでは手応えを感じにくいことがあります。

髪はからだの一部であり、睡眠不足、ストレス、栄養不足、年齢による変化などの影響を受けます。

5年後、10年後の髪を守るためには、頭皮を清潔に保つだけでなく、からだの内側から栄養を巡らせることが大切です。

抜け毛や急な薄毛が気になる場合は、皮膚科などで相談しながら、生活習慣や漢方ケアも取り入れて、自分に合った頭皮ケアを続けていきましょう。

この記事の監修者

あんしん漢方薬剤師|中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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