ストレスでおなかがゆるい…それ、腸と心の密接な関係が原因かも

年末が近づくと、仕事や家事に追われていつも以上にバタバタした日々が続きます。

そんなとき、「またおなかをこわした」「外出前に必ずトイレに行きたくなる」といった症状に悩まされる人も少なくありません。

実はこうした“ストレスでおなかがゆるくなる”現象には、きちんとした理由があります。

この記事では、ストレスと腸の関係についてわかりやすく解説し、今すぐできる対策方法もご紹介します。

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なぜストレスでおなかがゆるくなるの?

ストレスによる腹痛や下痢には、腸と心の深い関係がかかわっています。

腸は「第二の脳」

腸は、食べ物を消化・吸収するだけの器官ではありません。

実は「第二の脳」とも呼ばれるほど、神経細胞が多く存在する重要な臓器です。

腸には約1億個以上の神経細胞があり、脳と同じように独立して情報を処理できる力を持っています。

そのため、感情や緊張、不安などの心の状態が、腸の動きにダイレクトに影響を与えるのです。

たとえば、大事な会議の前や試験の当日、緊張でトイレに行きたくなる……という経験がある方も多いのではないでしょうか?

これは、まさに脳と腸が密接につながっている証拠といえます。

自律神経の乱れ

ストレスがかかると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

自律神経とは、からだのさまざまな働きを自動的にコントロールしている神経のこと。

「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(リラックスモード)」のバランスによって成り立っています。

ところが、緊張や不安が続くと交感神経が過剰にはたらき、腸の動きが乱れてしまうことがあります。

すると、食べ物がうまく消化されないまま排出され、下痢や腹痛といった不調が起こってしまうのです。

とくに、年末のように仕事の締め切りや家庭の行事が重なる時期は、無意識のうちにストレスがたまり、自律神経のバランスも崩れがちになります。

腸の不調を整えるには?3つの対策

忙しい毎日でも、腸の働きをいたわる生活習慣を取り入れることで、心とからだの安定につながります。

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食事で腸内環境をサポート

腸内環境を整えるには、まず食事を見直すことが大切です。

善玉菌を増やすには、発酵食品を積極的に摂るのがおすすめ。

ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌などには、腸にやさしい菌が多く含まれています。

また、善玉菌のエサとなる食物繊維も欠かせません。

野菜や果物、豆類、海藻類などからバランスよく摂ることが大切です。

ただし、冷たいものの摂りすぎは、腸の負担になりやすいので注意しましょう。

からだが冷えると腸の動きが鈍くなってしまうためです。

できるだけ温かいスープや煮物など、消化にやさしい食事を心がけてみてください。

心をゆるめる時間を意識的につくる

腸を整えるには、からだだけでなく「心をゆるめる」こともとても大切です。

ストレスを溜め込んだままにしていると、自律神経が乱れ、腸内環境にも悪影響を及ぼします。

だからこそ、日々の中で意識的にリラックスできる時間をつくるようにしましょう。

  • ぬるめのお風呂にゆっくり入る
  • スマホやPCから少し離れて、好きな音楽を聴く
  • 自然の中を散歩する
  • 深呼吸をしながらストレッチをする

こうした小さな習慣でも、心が緩み、腸の働きも自然と整っていきます。

また、睡眠時間をしっかり確保することも重要です。

とくに、夜ふかしが続くと自律神経の回復が遅れ、翌朝の腹痛やおなかの違和感につながることも。

なるべく早めに寝て、たっぷり睡眠をとるようにしましょう。

サプリメントを活用して、腸から整える

忙しいときやストレスが続く時期には、食事や生活習慣だけで腸内環境を整えるのが難しいこともあります。

そんなとき、頼りになるのが腸活系のサプリメントです。

乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を直接補える「プロバイオティクス」、善玉菌のエサになるオリゴ糖や食物繊維を含む「プレバイオティクス」などは、腸のバランスをサポートする成分として注目されています。

もちろん、サプリはあくまで補助的な存在ですが、毎日のケアを続けるうえで心強い味方になってくれるはずです。

まとめ

ストレスでおなかがゆるくなるのは、「腸と心」が深くつながっているから。

とくに年末のように、慌ただしく過ごす日が続くと、気づかないうちにストレスがたまり、腸が過敏に反応してしまうことがあります。

だからこそ、日々の食事や睡眠、リラックス習慣、そしてサプリメントの活用など、できることから少しずつ始めてみてください。

腸をいたわることは、自分の心を大切にすることにもつながります。

毎日を少しでも心地よく、安心して過ごすために、腸から整えるケアをはじめてみませんか?

この記事の監修者

山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー。総合病院の糖尿病病棟での勤務経験を活かし、発酵食品や野菜を積極的に取り入れる生活を実践。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わった経歴を持つ。

手作りの味噌や毎食欠かさずキムチを食べるなど、腸活を意識した食習慣を心がけている。季節の食材や薬膳の知識を活かした料理にも関心があり、日々の食卓で腸にやさしいレシピを探求中。

【今日から腸活】
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