かつて大家族番組の中でも圧倒的なインパクトを誇った「渡津家」、貧しいながらも十数人の子どもたちが暮らす姿は多くの視聴者の記憶に残っています。
しかし、人気シリーズだったにもかかわらず、2015年の放送を最後に番組は姿を消し、公式な発表はありませんが、放送終了後もネット上ではさまざまな理由が語られ続けています。
放送終了の背景にあった数々のトラブルと視聴者からの批判
渡津家が他の大家族番組と大きく違ったのは、家族の問題や生活の厳しさを隠さず放送、父親の収入は決して多くなく、大家族を養うために懸命に働いていました。
一方で、番組放送中から視聴者の間で議論になっていたのが母親の言動で、特に批判が集まったのは、生活が苦しい状況にもかかわらずパチンコへ通う様子でした。
子どもたちの学用品や生活費に困る場面が放送される一方で、娯楽にお金を使う姿に違和感を覚えた視聴者は少なくありませんでした。
また、ネット上では母親が現在の夫と結婚する際、実際より少ない人数の子どもしかいないと説明していたという噂も広まり、渡津家は大家族というよりも問題の多い家庭として注目されるようになります。
加えて、放送終了後には両親が離婚したという情報も広まり、家族の成長や絆を描くことが大きなテーマの中で、中心となる夫婦関係が変化してしまうと、番組として継続すること自体が難しくなった可能性も考えられます。
こうしたさまざまな要素が重なり、放送当時から視聴者の賛否は年々大きくなっていったのです。
やらせ疑惑や長男逮捕説も?番組継続が難しくなった理由
渡津家の放送終了を語る上で欠かせないのが、ネット上で広まった数々の噂です。
中でも有名なのが、三女・遥さんとされる、やらせ疑惑の話で、ネットでは、「番組で紹介された長男の車購入シーンは演出だった」「母親は実際にはバツ3だった」などの情報が拡散されました。
もちろん真偽は確認されておらず、あくまでネット上の情報です。
しかし、リアリティ番組にとって、やらせ疑惑は大きなダメージになります。
さらに、放送終了後には長男に関するトラブルも噂され、地元紙に暴行・恐喝事件の記事が掲載されたという情報がネット掲示板で広まり、これが放送終了の決定打になったのではないか?と考える人もいました。
もちろん、これらについてテレビ局が公式に説明した訳ではありませんが、家族に関するトラブルや批判、やらせ疑惑、離婚説などが次々に浮上したことで、番組を継続するにはリスクが大きくなっていたことは想像できます。
もし同じ内容が現在のSNS全盛時代に放送されていたらどうだったでしょうか。
切り抜き動画や炎上投稿が瞬く間に拡散され、当時以上の騒動になっていた可能性もあります。
渡津家は多くの視聴者に強烈な印象を残しましたが、その一方でテレビ番組として抱えるリスクも非常に大きかった大家族だったのかもしれません。
しかし、テレビから姿を消した今でも、なぜ放送されなくなったのか?と気になる人が後を絶たない伝説の大家族であることのは間違いありません。
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