手足口病、大人は大丈夫だって思ってない?
夏場になると感染が増え、保育園や幼稚園で感染注意報が出る事も多い病気のひとつが手足口病です。
一昔前は大人が感染することはめずらしく、かかってもほとんどが軽度で済んだそうですが、近年では大人の感染例も増えて重症化するケースも多くなっているようなんです。
実は筆者も我が子の手足口病をもらってしまい、痛い思いをした経験があります…。そんな経験も元に、大人が手足口病になったときの症状や、感染から完治までの期間などについてご紹介します!
一昔前は大人が感染することはめずらしく、かかってもほとんどが軽度で済んだそうですが、近年では大人の感染例も増えて重症化するケースも多くなっているようなんです。
実は筆者も我が子の手足口病をもらってしまい、痛い思いをした経験があります…。そんな経験も元に、大人が手足口病になったときの症状や、感染から完治までの期間などについてご紹介します!
「子どもの頃かかったから大丈夫」とは思わないで!
筆者も小さい頃に手足口病にかかったという話を親から聞いていたため、自分の子どもがかかったときは「昔なってるし、大人はかからないらしいし、大丈夫大丈夫♪」なんて安直に考えていました。
実は手足口病を引き起こすウイルスは数種類あるそうで、一度かかったら二度目は無い、というわけではありません。つまり子どもの頃かかったことがあるからもうかからないというわけでもないですし、短期間に二度以上連続で感染することもあり得る病気なんです。
ママも子どもも周りで手足口病のうわさを聞いたら、十分に対策したいですね。
実は手足口病を引き起こすウイルスは数種類あるそうで、一度かかったら二度目は無い、というわけではありません。つまり子どもの頃かかったことがあるからもうかからないというわけでもないですし、短期間に二度以上連続で感染することもあり得る病気なんです。
ママも子どもも周りで手足口病のうわさを聞いたら、十分に対策したいですね。
大人の手足口病、どんな症状があるの?
1.のどの痛み、発熱
大人の手足口病は、まずのどの痛みから始まることが多いそうです。寒気などの症状もあるので、軽い風邪と間違われることもあります。
その後発熱することもあります。子どもが手足口病に感染した場合、高熱になる事は少ないのですが、大人が感染すると約3割が40度以上の高熱を伴います。その際、関節の痛みや全身の筋肉痛、頭痛や倦怠感を伴う場合もあります。
その後発熱することもあります。子どもが手足口病に感染した場合、高熱になる事は少ないのですが、大人が感染すると約3割が40度以上の高熱を伴います。その際、関節の痛みや全身の筋肉痛、頭痛や倦怠感を伴う場合もあります。
2.かゆみや痛みのある発疹
熱が下がってくると、口の中や手足、手足も特に足の裏や手のひらに発疹が出ます。この発疹も子どもより大人の方が重症化する傾向にあり、かゆみと同時に痛みも伴います。
足の裏や手のひらの発疹がひどくなると、それが原因で歩けなくなったり、ものを握ることが難しくなったりすることもあります。
足の裏や手のひらの発疹がひどくなると、それが原因で歩けなくなったり、ものを握ることが難しくなったりすることもあります。
3.口の中の痛み
炎症は口の中でも起こります。口内炎がたくさんできたり、のどの奥や舌の付け根などに発疹が出来る事もあります。
子どもの手足口病でも同じですが、経験上はこの口内の痛みが最も厄介です。
痛みが原因で固形のものはもちろんゼリーやヨーグルトも辛く、水すら一気に飲みこむことができず、ひどいときには唾液も飲み込めないような状態が続きます。脱水症状を起こさないように、少しずつでいいのでこまめに水分補給をすることを心がけましょう。
子どもの手足口病でも同じですが、経験上はこの口内の痛みが最も厄介です。
痛みが原因で固形のものはもちろんゼリーやヨーグルトも辛く、水すら一気に飲みこむことができず、ひどいときには唾液も飲み込めないような状態が続きます。脱水症状を起こさないように、少しずつでいいのでこまめに水分補給をすることを心がけましょう。
4.その他の症状
基本的な症状以外にも、手足口病が原因でみられる症状がいくつかあります。
手足口病のウイルスが原因で、発疹と同時に手足のしびれ、嘔吐や下痢などがみられることがあります。これらの症状はウイルスがなくなると治まることがほとんどなので、発疹などの主な症状と共に様子を見るようにしましょう。
また、ウイルスの種類によっては発疹が治まった数週間後に、爪が割れたり剥がれたりすることがあります。これは爪の根元に出来た発疹による水ぶくれが原因となる事が多いようです。
手足口病のウイルスが原因で、発疹と同時に手足のしびれ、嘔吐や下痢などがみられることがあります。これらの症状はウイルスがなくなると治まることがほとんどなので、発疹などの主な症状と共に様子を見るようにしましょう。
また、ウイルスの種類によっては発疹が治まった数週間後に、爪が割れたり剥がれたりすることがあります。これは爪の根元に出来た発疹による水ぶくれが原因となる事が多いようです。
感染から完治までどれくらいかかる?
手足口病のウイルスに感染してからの潜伏期間は、3日から7日です。症状が出はじめてから熱や痛みなどが治まるまでは約10日かかります。発疹に関しては2~3週間様子を見る必要があるので、症状が感知するまでは子どものおおよそ2倍の期間がかかります。
症状が治まってからも、2週間から1か月はウイルスが生きていることがあります。この期間中は人にうつる可能性があるので気を付けましょう。
症状が治まってからも、2週間から1か月はウイルスが生きていることがあります。この期間中は人にうつる可能性があるので気を付けましょう。
会社はいつから行って大丈夫?
手足口病には出勤停止の義務はありません。これは子どもの手足口病に出席停止の義務が無いのと同じですね。
ただし、感染して10日前後は人にうつす可能性がある病気でもあります。自分の体調と周りの事を考え、主治医や勤務先とも相談の上で出勤の目安をつけましょう。
感染の可能性がある期間中に出勤する際は、必ずマスクや手洗いうがいを徹底し、感染予防に努めてくださいね。
ただし、感染して10日前後は人にうつす可能性がある病気でもあります。自分の体調と周りの事を考え、主治医や勤務先とも相談の上で出勤の目安をつけましょう。
感染の可能性がある期間中に出勤する際は、必ずマスクや手洗いうがいを徹底し、感染予防に努めてくださいね。
妊娠中の手足口病は胎児に影響する?
妊娠中は抵抗力が落ちているので、手足口病にかかったきょうだいの看病をしている時に感染する可能性も十分に考えられます。
大人の手足口病は重症化することが多いと言われると、胎児への影響が心配になるかもしれませんが、手足口病が直接胎児に悪影響を及ぼすことはほとんど無いと言われています。
しかし、40度を超える高熱や発疹などで体調がすぐれない状態が続くのは、赤ちゃんにとって悪影響が無いとは言い切れません。妊娠中の手足口病を心配し過ぎる必要はありませんが、感染がわかったら早めに病院を受診するようにしましょう。
大人の手足口病は重症化することが多いと言われると、胎児への影響が心配になるかもしれませんが、手足口病が直接胎児に悪影響を及ぼすことはほとんど無いと言われています。
しかし、40度を超える高熱や発疹などで体調がすぐれない状態が続くのは、赤ちゃんにとって悪影響が無いとは言い切れません。妊娠中の手足口病を心配し過ぎる必要はありませんが、感染がわかったら早めに病院を受診するようにしましょう。
大人も手足口病には十分に気を付けて!
手足口病は、大人がかかると子どもよりも思った以上に重症化しやすい病気のひとつです。
大人の感染経路は、子どもの看病をしているときがほとんどです。もしもお子さんが手足口病にかかってしまった場合は、マスクや手洗いうがいでの予防はもちろん、きちんと栄養や睡眠をとって抵抗力を落とさないように気を付けてくださいね。
楽しい夏に向けて、大人も子どももかゆくて痛い思いをしないよう、手足口病には十分に気を付けましょう。
大人の感染経路は、子どもの看病をしているときがほとんどです。もしもお子さんが手足口病にかかってしまった場合は、マスクや手洗いうがいでの予防はもちろん、きちんと栄養や睡眠をとって抵抗力を落とさないように気を付けてくださいね。
楽しい夏に向けて、大人も子どももかゆくて痛い思いをしないよう、手足口病には十分に気を付けましょう。
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