髪の栄養足りてますか？自宅ケアでサラサラ！授乳期にオススメのヘアケア活用法

産前は気にならなかった髪のパサつきや痛みが、産後急に目立ち始めたという話はよく聞かれます。これは、産後身体の様々なところが変化し肌質や髪質が変わることも要因の一つと言われています。 しかし、それ以上に多い要因として挙げられるのが「授乳」と「手入れの怠り」です。 授乳とは、母体が摂取した栄養が母乳の成分となっていきます。妊娠中の胎盤と同じ様に、母体よりも優先的に母乳に栄養がいくような仕組みになっています。 そのため、母体に必要な栄養素もどんどん母乳をつくるのに使われてしまうので、髪や肌に栄養が十分にいきわたらない状態になってしまうのです。 妊婦・産婦関係なく、女性はタンパク質が不足しがちと言われています。そんなタンパク質で作られている髪の毛はダイレクトに影響してきてしまうのですね。

このように産後の髪のパサつきになやむママは大勢います。 以前は洗い流さないトリートメントや、ヘアオイルなどで自宅ケアをしていたという人も、子供が生まれ「ドライヤーをしている暇さえない」「お風呂でゆっくりできない」「濡れた髪のまま寝つけ中に寝落ち」なんてことになってしまっています。 濡れたままの髪で寝てしまうと、摩擦などにより非常に傷みやすく美容業界ではタブーなことです。

私自身が産後一番嫌だったこととして『カラーをしてもすぐに色が抜けてしまう』ことでした。 ドライヤーもできたりできなかったりという日々を送っていましたし、完全母乳で育てていたためか髪がいままでにないくらい傷んでパサパサでした。 家族に預けてやっと時間をつくって美容院にいくことができ、暗めのカラーに染めても数週間で色が落ち金に近い明るさになってしまっていました。だからといって月に何度も美容院に行く暇もお金もなく、困っていました。

カラーバターとは、髪に色をつけながらトリートメントをしてくれるというものです。見た目は色の付いているクリームいった感じで、結構もったりとした質感なので、垂れることなくしっかりと髪になじませることができます。 使い方は、洗った髪を軽くタオルドライしてからヘアバターを髪全体に塗ります。その後時間を置いて流すだけです。再度シャンプーなどをする必要はありません。 トリートメントなので、終わった後は驚きのサラサラしっとりまとまります。また、色もいれることができるので、すぐに明るくなってしまうと私のように悩んでいるママさんは暗めの色にすることもできますよ。

美容師さんにおしえてもらったテクニックとしては、「乾いた髪にカラーバターを塗ってラップで包んで1時間ほどおくとしっかり色が入る」というものでした。 そこで、夕方の子供向け番組が放送されている間にカラーバターを塗ってあとは夕食後に子供と一緒にお風呂で洗っていました。 週に1回でもこれを行っていれば髪がパサパサでキレることも色が抜けきって金髪になってしまうこともありませんでした。朝起きて髪の毛がまとまってくれていると1日嬉しいですよね。 美容院に行く手間もお金も節約できるので、忙しいお洒落ママさんにはおススメです。