一人っ子の家族のあるあるでしょうか。二人目の予定は?と一度は言われたことがあるのではないでしょうか?
「兄弟がいた方がいいよ」「可哀そうだよ」確かにそうかもしれません。
しかし家庭によって理由は様々なんだと思います。デリケートな問題でもありますよね。
そこで一人っ子を選択した自らの実体験をお話します。
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どうして一人なの?よく聞かれませんか?
「お子さんは何人?あら、一人なの?兄弟は作ってあげないと~」
「一人っ子はワガママになるからね、兄弟はいたほうがいいわよ~」
「一人っ子はかわいそうよ」
「一人っ子はワガママになるからね、兄弟はいたほうがいいわよ~」
「一人っ子はかわいそうよ」
今でこそ言われなくなりましたが、ある時期こんなことを言われ続けていました。
息子が2歳~小学校低学年くらいまでだったでしょうか。
驚くことはこういうことを言ってくる人は”よく知らない人”が多いことです。
一番驚いたのは、初めて会ったおじいさんから言われたときのことです。
「お子さん一人なの?どうして?兄弟を作ってあげようと思わないの?なんで今の人は子ども一人でいいって思うもんなの?」
おじいさんの中では、子どもを一人しか持たないって選択肢が信じられないみたいでした。
どうして?なんで?で、頭の中はいっぱいだったようです。 しかし、見ず知らずの初対面の筆者に、よくもまぁこんな失礼極まりないことを言えたもんです。
初対面だから聞けたのかも?!確かにそのときは傷ついたような気持ちもありましたが、その時は既に息子一人ということに決めていたので、おじいさんが絶対的に納得する答えだけをして、その場を去りました。
「わたし、もう産めないんです」と。
一人だからこそ、愛情いっぱいにしてあげられるという見方だってあるんです。
家庭によって理由は様々です
- 子育てや教育にお金がかかり過ぎる。
- 自分の仕事に影響が出るから。
- 家が狭いから。
- 高齢で産むのは嫌だから。
- 欲しいけどできない。
- 健康上の理由。
- これ以上、育児への心理的・肉体的負担に耐えられない。
- 夫の家事、育児への協力が得られない。
- 夫の定年退職までに成人して欲しいから。
- 夫が望まないから。
- 子どもがのびのび育つ社会環境ではないから。
- 今の家族形態を大切にしたいから。
Twitterでは…
うちは2人目3人目は私のキャパ的に無理だから一人っ子でお金と愛情を存分にかけてあげよう、という話に落ち着いた。
夫はもう1人いてもいいみたいだけど、私のキャパ不足で諦めてるようなものだから申し訳ない気持ちもある。
金銭面でなら多少無理してでも産むんだろうけど精神面が不安だから 怪獣とっとと
@tokimekitaino …………………………………………
夫はもう1人いてもいいみたいだけど、私のキャパ不足で諦めてるようなものだから申し訳ない気持ちもある。
金銭面でなら多少無理してでも産むんだろうけど精神面が不安だから 怪獣とっとと
@tokimekitaino …………………………………………
一人っ子はかわいそうって言われてもなー、私自身一人っ子で、自分がかわいそうと思ったことないし、育ててくれた両親には感謝しかないよ。
自分の子育てを肯定するのはいいけど、他者を貶めたり否定するのはいかがなものか。想像力を働かせようぜ!
アイコ @nkokmdr …………………………………………
自分の子育てを肯定するのはいいけど、他者を貶めたり否定するのはいかがなものか。想像力を働かせようぜ!
アイコ @nkokmdr …………………………………………
子ども一人でかわいそうって誰が決めたことでしょう?兄弟姉妹が居なければ居ないなりに子どもは育ちます。
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二人目の壁は高かった
”子どもは授かりもの”ってよく聞きます。
その通りだと思います。欲しくてもできない、かといって不妊治療を受けられる環境でもない(金銭面や夫の非協力など)
子育てを例えるならば、本当に長い長いマラソンのようなもので、先の見えないトンネルに入ったり、くじけそうになって何度も泣いたり、魂が抜けたように疲労困憊することが多々あります。
”これでOK”というのがわからないんですよね。
我が家でも「二人目」の話は幾度もありました。夫からは二人目を切望されていました。
でも筆者は無理だったんです。
精神的に…。 我が息子の夜泣きは、それはもうすさまじかったです。生後7ヶ月に急に始まり、最終的に落ち着いたのは2歳3ヶ月。
毎晩1時間おきに起きては泣き・・・精神的肉体的におかしくならない訳がなかったです。
「二人目はそうじゃないかもしれない」と夫は言ったことがありました。
筆者はそんな”カケ”になんて出れませんでした。
夫自身が一人っ子なので、兄弟を作ってあげたかったんでしょうね。
筆者も毎日自問自答していましたが、最終的には夫に望まれていることと、自分自身の心のキャパを天秤にかけたんです。
マタイク連載記事
帝王切開で車いす生活になった私。最終的に下した結論
筆者は最終的に「子どもは息子だけ」という選択をしました。 一人っ子決定です。
夫とも話しましたが、冗談交じりで「女の子欲しかったな~」って言われるたびに、心が締め付けられる思いはしました。
不思議と息子は小学校の3年生くらいまでは「兄弟が欲しい」とは言いませんでしたが、その頃しきりに「弟が欲しい!
遊ぶ相手が欲しい!弟がだめなら犬を飼いたい!」と言う様になりました。
家で”遊ぶ相手”が欲しかったのは本音なんでしょうね。
5年生の時には、念願の息子の遊び相手の犬が我が家の家族に加わりました(笑)
今振り返ってみて考えても、筆者の下した結論は正しかったと思います。
筆者の心のキャパでは家族3人+犬で精一杯です。(夫と息子と犬の世話がかなり大変なので)息子がこれからまた大きくなっていって、兄弟がいれば兄弟に相談できるようなこともできないし、私たち夫婦が年
いていったときに息子の大きなお荷物になる、それを一人だけで背負うなんてことも無きにしもあらず・・・。
でも筆者は息子に言いたいと思います。
一人だけで、たくさんの背負わなくていいものまで背負う必要は無いと。
自分のやりたいことを自己責任でやっていける大人になって欲しいと。
一人っ子の男の子は、結構たくましいですよ。
そして大きくなればなるほどお母さんに対してとっても優しいです。