「年末年始、また体重が増えそうで心配……」という悩みはありませんか?
お正月は家族や友人との楽しい時間が増える一方で、食べ過ぎや飲み過ぎで体重が気になりがち。
「今年こそは!」と決意しても、結局同じ結果になってしまうこともありますよね。
この記事では、正月太りの原因と、それを防ぐための簡単な方法をご紹介します。
食べる楽しみを諦めずに、健康的なからだを保つためのコツをぜひ実践してみてください!
正月太りの正体とは
お正月は特別なイベントが多く、普段と異なる生活スタイルになりやすい時期。
正月太りの背景には、食事や運動習慣の変化が大きく影響しています。
年末年始の食生活
年末年始は豪華な料理やおせち、外食が増えます。
とくに脂っこい揚げ物や塩分・糖分の多いおせち料理、さらにアルコールも加わると、カロリーが自然と増えてしまいます。
また、つい気が緩んで間食をしてしまうことも多いのではないでしょうか。
気づいたら1日中食べてしまっていた、なんてこともめずらしくはありません。
極端な運動不足
寒い冬はどうしても家にこもりがち。
とくに年末年始はテレビを見ながらゴロゴロしたり、ついダラダラ過ごしたりしてしまいます。
動く時間が減ると消費エネルギーが減り、摂取したカロリーが脂肪として蓄積されやすくなるのです。
正月太りを防ぐポイントは3つ
正月太りを防ぐためには、日々の生活に少しの工夫を加えることが大切です。
無理なくできるポイントを押さえて、今年はスッキリとした年明けを目指しましょう。
食べる順番を意識する
まずは野菜から食べ始め、その後にタンパク質(魚や肉)を摂り、最後にご飯やパンなどの炭水化物を食べることを意識しましょう。
野菜は食物繊維が豊富なため、血糖値の急上昇を抑え、脂肪がつきにくくなります。
また、噛む回数が増えることにより満腹感も得られます。
おせち料理であれば、紅白なますやたたきごぼう、お煮しめなどを先に食べるとよいでしょう。
お酒はほどほどに
アルコールはカロリーが高いため、お酒の飲み過ぎは肥満につながります。
お酒を飲むとつい唐揚げやポテトなど、高カロリーなおつまみを一緒に食べたくなってしまうのも太りやすい原因のひとつです。
年末年始はお酒を飲む機会が増えますが“ほどほど”に抑えることを意識しましょう。
こまめにからだを動かす
特別な運動をしなくても「子どもと外で遊ぶ」「車ではなく徒歩とバスで移動してみる」など、からだを動かす機会を増やすだけでも効果的。
食後に散歩をするだけで、血糖値を下げる効果も期待できます。
時間に余裕のある年末年始だからこそ、こまめにからだを動かしてみてください。
正月太り対策には漢方薬も活用して
「今年こそは体重をキープしたい!」という方には、漢方薬も役立ちます。
漢方薬は体質改善を目指しながら、無理なくダイエットをサポートをしてくれるのが特徴です。
お正月太り対策には以下のような働きをする生薬が含まれる漢方薬を選ぶとよいでしょう。
- 老廃物の排出を促す
- 自律神経のバランスを整える
- 基礎代謝を上げる
正月太り対策におすすめの漢方薬
- 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
余分な老廃物を汗や尿・便として排出し、さらに脂肪燃焼を促します。
食欲旺盛でおなかまわりに脂肪がつきやすく、便秘がちな方におすすめです。
- 大柴胡湯(だいさいことう)
自律神経のバランスを整え、イライラを抑えるとともに脂肪代謝を促します。
ストレスで食欲が増してしまう、便秘がちな方におすすめです。
自分に合う漢方薬がわからないときは、オンラインの相談サービスである「あんしん漢方」で相談してみるのもよいでしょう。
漢方の専門家が体質や悩みに合わせてあなたにぴったりの漢方薬を提案してくれますよ。
まとめ
年末年始を楽しみながら、体重をキープする方法は意外とシンプル。
食べ方や生活習慣を少し見直すだけで、正月太りを防ぐことができます。
さらに、漢方薬を取り入れることで無理なく体質改善も目指せます。
今年こそは、「また太っちゃった……」を卒業して、スッキリと新年を迎えましょう!
公式|あんしん漢方
<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師|山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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