健康診断結果を放置していませんか?数値の異常はからだからのサイン

「健康診断結果で異常を指摘されたけれど、体調は悪くないから大丈夫」そんなふうに受け流していませんか。

健康診断の数値は、今すぐ強い症状が出ていなくても、からだの中で起きている変化を知らせてくれる大切なサインです。

放っておくと、生活習慣病や将来の大きな不調につながる可能性もあります。

今回は、健康診断結果で異常が出たときに意識したいポイントと、生活習慣の見直し、からだの内側から整えるケアについてご紹介します。

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健康診断結果の異常を放置しないほうがいい理由

健康診断結果の異常は、からだからの小さなSOSかもしれません。

まずは、なぜ自覚症状がなくても注意が必要なのかを見ていきましょう。

生活習慣病は自覚症状が出にくい

健康診断で指摘されやすい項目には、血圧、血糖値、脂質、肝機能、尿酸値などがあります。

これらの数値が高くても、最初のうちは痛みやだるさなどを感じない人も少なくありません。

そのため「元気だから問題ない」と思いやすいのです。

しかし、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、気づかないうちに進む場合があります。

自覚症状がないまま血管や内臓に負担がかかり、将来的に心臓や脳の病気につながるリスクもあります。

健康診断結果は、症状が出る前にからだの変化に気づくための手がかりです。

「要経過観察」でも油断は禁物

健康診断結果に「要経過観察」と書かれていると、すぐに病院へ行かなくてもいいと感じるかもしれません。

たしかに、緊急性が高いとは限りません。

ただし、何もせずに次の健康診断まで放置していいという意味ではないのです。

要経過観察は、今後の変化を見ていく必要がある状態です。

食事や運動、睡眠などを見直すことで、数値の悪化を防げる可能性があります。

反対に、生活を変えないまま過ごすと、次の健診でさらに数値が悪くなる場合もあります。

健康診断結果を受けて見直したい生活習慣

数値の異常に気づいたら、まずは毎日の生活を少しずつ整えることが大切です。

ここでは、今日から意識しやすいポイントをご紹介します。

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食事の内容と食べ方を見直す

生活習慣病は、日々の食事と深く関わっています。

脂っこい食事や甘いもの、塩分の多い食事が続くと、血糖値や脂質、血圧に影響しやすくなります。

まずは、野菜、海藻、きのこ、大豆製品、魚などを意識して取り入れましょう。

主食、主菜、副菜をそろえると、栄養の偏りを防ぎやすくなります。

早食いを避け、よく噛んで食べることも大切です。

食べる量だけでなく、食べ方を変えるだけでもからだへの負担は変わります

運動不足を少しずつ解消する

運動不足は、体重の増加や血糖値、脂質の乱れにつながりやすい原因のひとつです。

とはいえ、急に激しい運動を始める必要はありません。

まずは、今より10分多く歩く、エスカレーターではなく階段を使う、家事の合間に軽くからだを動かすなど、続けやすい方法から始めましょう。

運動は、血流をよくしたり、筋肉を保ったりするためにも役立ちます。

無理なく続けることで、からだのめぐりや代謝を整える助けになります。

睡眠とストレスにも目を向ける

健康診断結果の異常は、食事や運動だけでなく、睡眠不足やストレスとも関係します。

睡眠が足りない状態が続くと、自律神経やホルモンのバランスが乱れやすくなります。

その結果、食欲が増えたり、血圧や血糖値に影響したりすることもあるのです。

また、ストレスがたまると、甘いものやお酒で気分をまぎらわせたくなる人もいるでしょう。

数値を整えるには、からだだけでなく心の負担を軽くする視点も必要です。

寝る前のスマートフォンを控える、ぬるめのお風呂に入る、深呼吸をするなど、できる工夫から取り入れてみましょう。

からだのバランスを整えるケアも大切

健康診断結果が気になる場合には、生活習慣の見直しに加えて、からだ全体の状態に目を向けたケアとして漢方薬の服用もおすすめです。

漢方薬は医薬品として効果が認められており、体質や症状に合わせて用いられます。

たとえば、脂肪がつきやすい、便秘しやすい、むくみやすい、冷えやすい、疲れやすいなど、からだの状態によって選ばれる漢方薬は異なります。

ひとつの数値だけではなく、体質や日頃の状態も含めて考えていくことが漢方薬の特徴です。

健康診断結果が気になる人におすすめの漢方薬

  • 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

食欲旺盛でおなかまわりに脂肪がつきやすく、便秘がちな人に用いられる漢方薬です。

余分な老廃物の排出を促し、肥満症や高血圧に伴う症状の改善に使われることがあります。

  • 大柴胡湯(だいさいことう)

ストレスをためやすく、みぞおちから肋骨の下あたりに張りを感じる人に用いられる漢方薬です。

イライラしやすく食欲にムラがあり、便秘がちで脂質や血圧の数値が気になる人の体質改善に使われることがあります。

自分に合った漢方薬を選ぶのが難しいときは「あんしん漢方」というサービスを利用するのがおすすめです。

オンラインで漢方薬に精通した薬剤師に相談でき、自宅にいながらお手頃価格で漢方薬を購入できます。

健康診断結果が気になり始めたタイミングで、体質に合ったケアを相談できるのは心強いポイントです。

まとめ

健康診断結果の異常は、今すぐ症状がなくても、将来の不調につながるサインかもしれません。

「まだ大丈夫」と受け流さず、食事、運動、睡眠、ストレス対策を少しずつ見直すことが大切です。

また、数値だけでなく、冷えやめぐり、胃腸の働きなどからだ全体のバランスに目を向けることで、より自分に合ったケアを考えやすくなります。

生活習慣の改善とあわせて漢方薬を取り入れることで、内側から整える選択肢も広がります。

健康診断結果をきっかけに、自分のからだと向き合う一歩を踏み出しましょう。

この記事の監修者

山形 ゆかり(やまがたゆかり)|あんしん漢方薬剤師

薬剤師・薬膳アドバイザー・フェムケアサポーター。糖尿病病棟での経験から予防医学と食事の重要性を痛感し独立。エビデンスを軸に薬膳・発酵・フェムケアの視点でレシピ監修や執筆、講師活動を通じ「食から整える健康」を提唱。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」で薬剤師を務める。

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