7月は紫外線が強くなる季節、「高い美容液を使っているのに、肌の調子がいまいち」「パックをしても、翌朝だけで終わってしまう」と感じている人もいるのではないでしょうか。
もちろん、外側からのスキンケアは大切です。
ただし、肌はからだの一部、腸内環境や栄養状態、睡眠、ストレスなどの影響も受けています。
この記事では、7月の紫外線ダメージが気になる大人世代に向けて、腸から始めるエイジングケアについて紹介します。
7月の肌は紫外線で老け見えしやすい
まずは、なぜ7月にシミやしわ、くすみが気になりやすくなるのかを整理していきましょう。
紫外線はシミやしわの原因になりやすい
肌の老化には、年齢だけでなく紫外線の影響も大きく関わります。
紫外線をくり返し浴びると、肌の奥にあるコラーゲンに影響し、しわやたるみにつながることがあるのです。
また、紫外線による刺激でメラニンが増えると、シミやくすみが目立ちやすくなります。
とくに7月は日差しが強く、外出や洗濯物干し、車の運転など、日常生活の中でも紫外線を浴びやすい時期です。
日焼け止めや帽子、日傘などで外側から守ることは、エイジングケアの基本といえるでしょう。
肌の酸化が老け見えにつながる
紫外線を浴びると、からだの中では活性酸素が増えやすくなります。
活性酸素は、増えすぎると細胞にダメージを与えることがあるものです。
この「酸化」が積み重なると、肌のハリ不足やくすみにつながる可能性があります。
酸化を防ぐには、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどの栄養素の摂取が重要と知られています。
つまり、エイジングケアでは「何を塗るか」だけでなく、「何を食べるか」「からだの中で栄養を活かせる状態か」も大切です。
美肌を目指すなら腸内環境にも目を向けよう
スキンケアを頑張っているのに変化を感じにくいときは、腸の状態も見直してみましょう。
腸内環境の乱れは肌にも影響することがある
腸は、食べ物を消化・吸収するだけの場所ではありません。
腸内には多くの細菌がすんでおり、免疫や栄養の吸収、からだの調子に関わっています。
腸内環境が乱れると、便通の乱れだけでなく、肌荒れや不調につながる可能性もあるのです。
「美肌は腸の鏡」といわれることがありますが、これは単なるイメージではありません。
腸の状態を整えることは、肌を内側から支えるうえで大切な視点です。
便通の乱れはくすみや肌荒れのサインかもしれない
便秘やおなかの張りが続くと、なんとなく肌がくすんで見えたり、吹き出物が出やすくなったりすることがあります。
もちろん、肌荒れの原因はひとつではありません。
ホルモンバランス、睡眠不足、ストレス、化粧品の刺激など、さまざまな要因が関係します。
ただ、腸内環境が乱れている状態では、必要な栄養をうまく活かしにくくなったり、からだの巡りが悪く感じられたりすることもあります。
高級な美容液やパックを使っても、からだの内側が乱れていれば、肌の土台が整いにくいかもしれません。
腸から始めるインナーエイジングケア
ここからは、紫外線に負けない肌を目指すために、毎日取り入れたい腸活習慣を紹介します。
発酵食品と食物繊維を組み合わせる
腸内環境を整えるには、善玉菌を含む食品と、善玉菌のエサになる食品を組み合わせることが大切です。
ヨーグルト、納豆、味噌、ぬか漬けなどの発酵食品は、腸活の代表的な食品です。
さらに、野菜、海藻、きのこ、豆類、雑穀などに含まれる食物繊維も意識しましょう。
食物繊維は大腸まで届き、腸内細菌に利用されます。善玉菌に利用されやすいものはプレバイオティクスとして働き、短鎖脂肪酸の産生にも関わります。
「ヨーグルトだけ」「サラダだけ」ではなく、いろいろな食品から少しずつ摂ることがポイントです。
抗酸化を意識した食事を摂る
紫外線が気になる季節は、抗酸化を意識した食事も大切です。
ビタミンCを含む野菜や果物、ビタミンEを含むナッツ類、βカロテンを含む緑黄色野菜などを、毎日の食事に取り入れてみましょう。
ただし、サプリメントだけで大量に摂ればいいわけではありません。栄養素は互いに関わり合って働くため、まずは食事全体のバランスを整えることが基本です。
忙しくて食事が偏りやすい人は、足りない部分を補う目的でサプリメントを活用するのもいいでしょう。
サプリメントで腸活を続けやすくする
腸活は、1日だけ頑張っても大きく変わるものではありません。
毎日続けることが大切です。
とはいえ、仕事や家事で忙しい大人世代にとって、毎食きちんと発酵食品や食物繊維を用意するのは大変です。
そのようなときは、乳酸菌やビフィズス菌、食物繊維、オリゴ糖などを含むサプリメントを、腸活のサポートとして取り入れるのもひとつの方法です。
サプリメントは魔法の薬ではないため、飲めばシミやしわが消えるものではありません。
しかし、腸内環境を意識するきっかけになり、食事や生活習慣を整える後押しになります。
外側からのスキンケアに加えて、内側から抗酸化やターンオーバーを支える意識を持つことが、インナーエイジングケアの第一歩です。
まとめ
7月は紫外線が強く、シミ、しわ、くすみなどの肌悩みが出やすい季節です。
日焼け止めや美容液、パックなどの外側からのケアはもちろん大切ですが、肌はからだの内側の状態ともつながっています。
腸内環境が乱れていると、栄養をうまく活かしにくくなったり、肌の調子が整いにくくなったりする可能性があります。
美肌を目指すなら、発酵食品や食物繊維、抗酸化を意識した食事を取り入れ、腸から整えることも大切です。
高い化粧品を足す前に、まずは腸内環境を見直してみましょう。
5年後、10年後もすこやかな肌を目指すために、今日からインナーエイジングケアを始めてみてはいかがでしょうか。
<この記事の監修者>

中田 早苗(なかだ さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。大学卒業後、病院薬剤師として勤務。その後、漢方相談薬局にて食事と生活習慣の見直しから得られる健康に興味を持ち、そのひとつとして腸活ファスティングの魅力に感銘を受ける。
便秘やアトピー、自律神経の乱れなどの悩みは腸活ファスティングと、深く結びつきがあることを実感。現在は、腸活サポート薬剤師として積極的に発信中。プライベートでは長男と双子姉妹の3人育児に奮闘中。一食一発酵食品を心がけて毎朝のルーティンは納豆と味噌汁!
【今日から腸活】
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