季節も心地よい時期。春になると、環境が変わったり子どもの行動範囲も広がりますね。手軽に乗れる自転車ですが、家族でルールを守りたいもの。道交法で違反とみなされる行動や、自転車保険の情報についてご紹介します。
目次
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自転車側が「加害者」になるケースが増えている
警察庁の統計によると、平成27年度に自転車が関係する交通事故は9万件を超えていて、車との事故が8割超! しかし自転車の事故では、自転車と歩行者、自転車同士の事故で、子どもでも相手にけがをさせてしまい、「加害者」側になるケースが起こります。
「自転車運転者講習」の対象は14歳から
子どもはチャレンジや失敗をくり返しながら成長するものですが、交通事故に限っては、失敗は事故につながってしまいますよね。 道路交通法上、自転車は「車両」の扱いで、もし違反を繰り返した場合は「自転車運転者講習」が課せられます。対象となるのは14歳から。 違反となる主なものは、 傘さし運転
携帯・スマホをしながらの運転
音楽をイヤホンで聞きながらの運転 どれもよくありそうな場面に思えて心配になります。
携帯・スマホをしながらの運転
音楽をイヤホンで聞きながらの運転 どれもよくありそうな場面に思えて心配になります。
知ってる?守ってる?自転車利用の交通ルールとマナー
子どもはヘルメットを着用
自転車同乗中幼児の約4割が頭部損傷 6歳未満の幼児を同乗中に事故に遭った場合、約4割の幼児が頭部損傷のけがを負っています。
13歳未満の子どもは、ヘルメット着用の義務があります。 また、親が子どもを自転車に乗せている時の事故では、幼児の約4割が頭部損傷を受けています。小学生には、「基本的な安全確認」に加えてヘルメット着用の大切さを話し、着用の管理をしてあげましょう。 青信号で走行するときも、左右の安全を確認する。 巻き込まれ防止のため、走行中は後方の車両に注意を続ける。 話は分かっているものの、実際には手元の自転車ばかり見ている子もいます。周囲の確認をしっかりと出来るように、小さいうちから話を続けましょう。
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中学生になったら原則として「車道通行」
親から自立していく中高生になると、教え続けるのが難しい場合もありますが、交通ルールは特別です。真剣に伝えましょう。 14歳以上になると、原則として「車道通行」のルールになります。 「ながらスマホやゲーム、音楽を聴くことは禁止」
「傘さし運転禁止」 など、しっかりと伝えていきましょう。 イヤホンを使っていると周囲の必要な音が聞こえない場合も。車に巻き込まれたり、歩行者に衝突したりする可能性があります。
「傘さし運転禁止」 など、しっかりと伝えていきましょう。 イヤホンを使っていると周囲の必要な音が聞こえない場合も。車に巻き込まれたり、歩行者に衝突したりする可能性があります。
自転車向けの保険
事故を起こした場合、刑事責任だけでなく民事責任も問われ、相手への損害賠償も発生します。 車と違い、「自転車が加害者」となっている事故には「自賠法」が適用されません。自転車事故でも損害賠償額が100万円をこえるようなケースは珍しくないようです。 万が一に備えて、自転車用の保険に加入しましょう。損保各社の「自転車向け保険」商品と車保険に「特約」で付加する方法をご紹介します。
1.「自転車向け保険」商品
【au損保】「自転車向け保険Bycle」 リーズナブルな月々370円~/補償範囲の広い月々880円~の2種類。
【三井住友海上保険】「セブンイレブンで入る保険」自転車向け保険 1人加入で月換算333円/ファミリー加入で月換算601円。健康医療等の”生活サポート”付き。
2.「車保険に特約で付加」する
【セゾン自動車火災保険】自転車傷害特約|おとなの自動車保険 「自転車傷害特約」+「個人賠償責任特約」併せての加入で安心。 自転車に乗っていて転倒し、ケガをして入院した場合など、自分のケガは「自転車傷害特約」で補償。 相手にケガを負わせてしまった場合は「個人賠償責任特約」で補償。
via www.zurich.co.jp
【チューリッヒの自動車保険】個人賠償責任補償特約 自転車で他人にケガをさせてしまったときなど、自転車の事故も補償。 日常生活の中で、他人にケガをさせたり、他人の物を壊してしまったときに発生した損害賠償金を補償。(※日本国内限定)
家族で知識を
春は楽しい季節。
新しい物や環境に囲まれ、心踊る季節ですが、家族で知識をしっかり持ち、事故に遭わないよう注意しましょう。
新しい物や環境に囲まれ、心踊る季節ですが、家族で知識をしっかり持ち、事故に遭わないよう注意しましょう。