コンビニATMの手数料「110円」誰の懐に入る?知ると納得…裏側が想像以上だった

コンビニATMの手数料「110円」誰の懐に入る?知ると納得…裏側が想像以上だった

コンビニATMでお金を引き出したとき、画面に表示される「手数料110円」の文字、「まあ110円なら…」と気にせず払っている人も多いのではないでしょうか。

でも、ちょっと待ってください!この110円、いったい誰のものになるのでしょう? コンビニ? 銀行? それともATMを運営する会社? 普段は深く考えない110円の行き先をたどってみると、意外と知らないATMの儲けの仕組みが見えてきます。

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手数料の110円は一体どこへ行く?

コンビニATMの手数料

ここでは分かりやすく、A銀行のキャッシュカードを使って、セブン銀行ATMから1万円を引き出し、利用者に110円の手数料がかかったケースを考えてみましょう。

「セブン銀行のATMを使ったのだから、110円はセブン銀行に入るのでは?」そう思うかもしれません。

しかし、仕組みはもう少し複雑で、利用者に請求される110円は、基本的には口座を持っているA銀行が定めたATM利用手数料で、利用者が払った110円が、そのままセブン銀行の売り上げになるわけではありません。

では、ATMと現金を用意したセブン銀行はタダ働きなのか?というと、もちろん違います。

セブン銀行はA銀行の顧客にATMを利用できる環境を提供するその対価として、提携する金融機関からセブン銀行側へ、ATM利用に応じた手数料が支払われる仕組みがあります。

つまり、非常に簡単に整理すると、

  • 利用者 → A銀行:ATM利用手数料
  • A銀行 → ATM事業者:ATMを利用したことに伴う手数料

という、別々のお金の流れが存在するのです。

実際の金額や条件、精算方法などは金融機関とATM事業者との契約によって異なります。

たった110円でATMを維持しているわけではない

私たちが1回の利用で支払う110円だけで、ATM1台を維持しているわけではありません。

全国の銀行や信用金庫など、多くの金融機関と提携することにより、提携先の金融機関から契約に応じた手数料を受け取り、数多くの取引を積み重ねることで収益を得ているのです。

つまり、利用者1人から大きく稼ぐのではなく、一つひとつの取引から得られる収入が小さくても、それが膨大な件数になれば大きなビジネスになります。

私たちにとっては、近所のコンビニにある便利なATMですが、ATM事業者から見ると、全国規模の金融ネットワークそのものが商品ともいえるわけです。

でも、キャッシュレスが進めばATMはいずれ必要なくなるのでは?そんな疑問も浮かびます。

現在のコンビニATMは、現金の引き出しや預け入れだけでなく、スマホ決済サービスへの現金チャージなど、利用できるサービスが増えています。

私たちが何気なく利用しているコンビニATMは、単なる「お金を下ろす機械」から、現金・銀行・デジタルサービスをつなぐ金融インフラへと変化しつつあるのです。

普段何気なく払っている110円、その裏側では、想像以上に複雑な銀行同士のお金とサービスのやり取りが行われているのですね。

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