普段ずっと一緒にいても、子どもの行動は奇想天外!
本当に一瞬の隙に、まさかの事故はおこります。
この記事ではそんな『まさか』の筆頭、「子どもの誤飲」とその対処法」の情報をお伝えします。
万が一の誤飲に備えて、ぜひお読みください!
子供が誤飲をしてしまった!やることは3つ
子どもの誤飲は、ハイハイできるようになった頃から5歳くらいまでの間に起きやすい事故です。
つまり、ハイハイ期に入ったら「誤飲の対処法」を把握しておくと、いざ!という時に慌てずにすみます。
具体的な対処法をご説明します。
①状況の確認
すでに何らかの症状が出ていたら、すぐに医療機関を受診してください。
その時に『何時ごろ』『何を』『どれくらいの量』を飲んでしまったのか、把握しておきましょう。
少量の口紅や石鹸、クレヨン、鉛筆などは危険性は高くありませんので落ち着いてください。
②落ち着いて処置をする
状況に応じて以下の処置をしてみてください。
場合にによってはしてはいけない処置もありますので、ご注意を。
水や牛乳を飲ませる
牛乳は胃壁を保護して、毒物の働きを弱めてくれます。
ただし逆効果になるものもあります。
- 牛乳で対処できないもの
防虫剤、石油製品(ガソリン・灯油・シンナー・ベンジンなど)など。
毒物を多く吸収してしまいます。
なお、水の代わりに食塩水を飲ませるのもNGです。
喉の奥を刺激して吐かせる
飲んだものは吐かせるのが一番。
ただし、やはり吐かせてはいけないものがあります。
- 吐かせてはいけないもの
・石油製品(ガソリン、灯油、シンナー、ベンジンなど)
気管へ吸い込んでしまい肺炎を起こすことがある。
・強酸や強アルカリを含む洗剤など(トイレやパイプなどの洗剤、漂白剤など)
食道の粘膜にやけどをおうことがあります。
・意識がないときや痙攣を起こしている時は吐かせないでください。
③医療機関を受診
お分かりと思いますが、必要な処置ができたと思っても、必ず医療機関を受診しましょう。
その際に『飲んだものの容器』や『説明書』などを持参すれば、より安心です
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子供の上手な吐かせ方
いざ、吐かせると言っても、どんなふうに吐かせたら良いか、最初はわからないものです。
一般的な吐かせ方の手順は意外に簡単ですので、覚えておくことをお勧めします。
- 水か牛乳をコップ半分くらい飲ませる
- 膝の上に子供をうつ伏せに抱え、頭の位置を低くする
- 指で喉の奥にある舌の付け根を押す
吐いたものが気管に入らないよう注意してください。
最後に厚生労働省がまとめた「誤飲しやすいもの」のリストをご紹介します。
下記リンクの15~16ページが該当箇所ですが、1位の常連は「タバコ」。
どうぞお気をつけください!
まとめ
赤ちゃんや子どもの周りは危険がいっぱい。
とはいえ、わかっていても防げない事故はどうしても存在します。
過度に神経質になることで、貴重な子育て期間を楽しめなくなっては残念ですよね。
誤飲はありがちで防ぎにくい事故ですが、あらかじめ部屋の模様替えをしておくなど、リスクを軽減できることもあります。
万が一飲んでしまっても冷静に対処できるよう、日頃から対処法を頭に入れておいてくださいね。
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