我が子の幼稚園の入園日が近づくと、嬉しさと同時に「園生活に馴染めるかしら?」と心配してしまいますよね。
特に子供が左利きの場合、園生活でなにか困る事はないかと気になる方もおいででしょう。
実は筆者自身も左利き、娘も左利きです。
この記事では実体験を踏まえて、左利きのお子さんが園生活を送るうえで、少しでも気持ちよく過ごせるようなポイントをご紹介します。
移動ポケットを左側に付ける
小さい子の服はポケットが付いていなかったり、ポケットが小さくてハンカチが出しづらい場合があります。
その際に便利なのが、移動ポケット。
ハンカチやティッシュを入れて、ズボンやスカートに装着できる優れものです。
ポイントは、左利きの場合は左手が先に動く!という事実。
移動ポケットを左側の腰につけてあげると、ハンカチが取り出しやすくなります。
日常的なストレスを軽減してあげるのに、とても有効です!
右手と左手の区別をつけておく
集団生活が始まると、手を挙げてお返事したり、お絵描きやお昼ごはんなど、利き腕を使う場がたくさん訪れます。
右利きの子はすんなり右手を使いますが、左利きの子は当然左手を使い、そこでお友達から「違うよ」と指摘されがちです。
違っていてよいのですが、小さい子どもに理解できるわけがありませんよね。
そもそも、「右手」のヒントとして「鉛筆や箸を持つ方の手」といった説明がされることもしばしば。
左利きはそれが左のため、どちらの手が右か左か混乱してしまうのです。
そこでおススメなのは、早めに日常生活で楽しく覚えさせること。
- 道路を渡る時に「右を見て、左を見て」と声出し確認をする
- 旗上げゲームなどで右手と左手の区別をつけさせてあげる
できるだけ楽しく遊びながら反復すると効果があがります。
ぜひ挑戦してみてください。
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ポーチの裏面に絵を描くのもGood!
左利きは、スライド式のジップロックやチャックのついたポーチを使う時、いわゆるウラ面を自分に向けて使います。
当然、オモテ面の可愛い絵柄や飾りが相手側に向いてしまうことに。
チャックを開ける時だけとはいえ、残念な気持ちになりますよね。
そこで、ポーチがお絵描きできる素材なら、ちょっとしたイラストを描いてはいかがでしょう?
実際に、娘のポーチにウサギさんの絵を描いてあげたら、「あ!うさぎさんいた~!」と笑ってくれました♪
マジックだと一発描きになるため、イラストが難しい場合はシールなどを貼ってもいいですね。
可愛いオモテ面を見ながら、自然に右手でチャックを引く可能性も生まれるかも!?
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まとめ
ほんの些細な事でも、毎日続けば小さなストレスが溜まりますよね。
娘を見ていると、最近は少しずつ左利きにも優しい世の中になってきているなと感じることもありますが、右利きが圧倒的に多いのは事実。
無理に右利きに矯正する必要はありませんが、幼い頃から右利き社会に慣れておく方が、結果的には子どもの負担を減らせます。
子どもが左手でやりづらそうなら、やりやすい方法を考えて、親子で確認してみることも大事です。
左利きをコンプレックスに感じることなく、むしろ長所と捉えて、前向きに生活を楽しむことができれば何よりです。
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