言葉をしっかりと話せない子どもが、どうやって自分の意志を伝えるかご存じですか?
表情や身振りはもちろんですが、実は「指さし」も意志を伝える大切な手段です。
大きくなるとしてはいけないと教えられる「指さし」ですが、1歳前後の子どもにとっては重要なコミュニケーションツール!
この記事では、子どもの「指差し」の重要性と、発達段階で変わる「指差し」の意味についてご紹介します。
指差しは大人の真似から始まる
子どもの指差しは、コミュニケーション能力や共感性、言語能力を伸ばすために必要なコミュニケーションツールです。
言葉とものが一致したり、他者と気持ちを共有するために、指差しを使って表現します。
生きる上で必要不可欠なコミュニケーションの、重要な第一段階なんですね。
ただし、子どもの指差しは最初から自発的にするのではなく、養育者の真似をすることから始まります。
つまり、早い段階でたくさん真似させることが、子どものコミュニケーション能力の向上に繋がる可能性が高いのです。
ママパパはできるだけたくさん赤ちゃんに話しかけて、その際に指差しを使って表現してみましょう!
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指差しの4つの種類
1歳前後から始まる指さしは、動物の中でも人間だけが行うコミュニケーションです。
また、その指差しの意味も、発達過程により4つの段階に変化します。
- 「自発の指差し」:生後10ヶ月〜11ヶ月ごろから、興味があるものを指でさし始めます。
- 「要求の指差し」:指さしの対象が、自分が欲しい物や行きたい方向などに変化します。
- 「共感の指差し」「感動・叙述の指差し」:自分の気持ちを伝えて、共感してほしいという気持ちを表すようになります。
- 「応答の指差し」:問いかけに対して指差しで答える段階に成長します。
④の「応答の指差し」が出来る頃になると、だんだんと言葉の習得も進むように。
そして言葉の習得が進むにつれて、指差しはその役割を徐々に終えていくことになります。
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発達段階を指差しで確認してみよう
乳幼児の発達は個人差がとても大きく、参考書通りにはいかないものです。
ただ、指差しの意味や進化を、発達の目安として知っておくことは必要です。
子どもが突然指差しをするということはありませんし、意思の疎通のために指差しをしないこともあり得ます。
親としてはまずは1歳くらいから、日々の生活や遊びの中で、積極的に指差しを取り入れてみましょう。
もしも1歳半ごろになっても、全く指差しをせず不安な場合は、専門家に相談してみるといいでしょう。
まとめ
言葉を話せない赤ちゃんが、指差しをしながら意思の疎通を図るのは、発達段階においてとても重要な行為です。
ぜひ、日々の生活や遊びの中で指差しをしながら、たくさん話しかけてあげてください!
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