ヨガと言えば、産後ダイエットや骨盤矯正にもぴったりのエクササイズですが、実はメンタルにも良い効果があります。
実際、野球のイチロー選手やサッカーの長友選手など、一流のアスリートもヨガを取り入れたトレーニングをしていることでも有名です。
育児中は疲れやイライラ、自己嫌悪なども感じやすいものですが、この記事ではそんなときに役に立つヨガの考え方をご紹介します。
ヨガには「ヨガ哲学」がある
「ヨガ」とはサンスクリット語で「つながり」を意味する言葉で、元々は体と心を結びつける修行として行われていました。
さまざまなヨガのポーズをとることによって体の調子を整えつつ、瞑想や呼吸法で心もリラックスして穏やかな状態にできるというものです。
ヨガには「ヨガ哲学」があり、自分の周りで起きるさまざまなことに振り回されずに、雑念や欲望から解放されることを目指しています。
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心を穏やかにするヨガの教え5選
ここからは、具体的なヨガの教えを5つご紹介します。
- 感謝をする
- 自分の努力で変えられることに集中する
- 前向きに諦める
- 自分と向き合う
- 足るを知る
感謝をする
ヨガには「アスティア(盗まない)」という教えがあります。
物やお金など、物質的なものを盗まないのは当たり前ですが、他人から時間や知識、感情なども盗まないように、感謝の心を忘れないようにしましょうという教えです。
育児をしていると時間通りに行動できず遅刻をしてしまったり、誰かの助けを借りたりする場面が多くなりがちです。
それ自体は仕方がない面もありますが、その状況を当然だと思わずに、相手の時間や気持ちを注いでもらっていることに感謝しましょう。
自分の努力で変えられることに集中する
育児中は、自分の力ではどうにもならないことがたくさんあります。
「赤ちゃんが寝てくれない」「夫にもっと手伝ってほしい」など、感情が爆発してしまうママも珍しくありません。
でも、このような問題は家族とはいえ自分以外の人間の行動が原因となって起こるものです。
赤ちゃんが寝るかどうかは赤ちゃん次第ですし、夫の行動は夫自身が決めるものなので、他人をコントロールしようとすると疲れてしまいます。
今のあなたが、自分で変えられることに集中すると、必要以上に期待したり落ち込んだりせずにすみます。
前向きに諦める
SNSなどではキラキラした育児アカウントが溢れていて、おしゃれな親子や手の込んだ離乳食の情報が目に入ってきます。
自分もそんな子育てがしたいけど、実際は散らかった部屋に、手抜き料理…
あれもしたい、これもしたいと欲を出すと、現実とのギャップで辛くなってしまいます。
投げやりになるという意味ではなく、優しい気持ちで「ここまで求めない」と諦めることも、気持ちを軽くする秘訣です。
自分と向き合う
育児中は子ども優先で、どうしても自分のことは後回しになってしまいます。
食事は適当なものを流し込み、お風呂もササっと済ませて、自分の体調が悪くても無理して動かなければいけない。
一生懸命になるあまり、自分の体や心が限界にきていることに気が付かず、倒れてしまうママも少なくありません。
1人でのんびりする時間はなかなか取れないかもしれませんが、ときどき立ち止まって「今の自分は大丈夫かな」と問いかけてあげることも大切です。
足るを知る
ヨガには「サントーシャ(足るを知る)」という教えがあります。
これは、今の状況をあるがままに受け入れて、満たされた気持ちを感じる、という考え方です。
幸せについて「〇〇でなければならない」と条件をつけたり、誰かと比べたりすると、足りないものばかりに目がいってしまいます。
今の自分にあるものに注目して感謝したり、過去の自分と比べて成長した点をみつめたりすることが大切です。
まとめ:ヨガの教えで心をほぐそう
ヨガにはヨガ哲学というものがあり、幸せに生きるためのさまざまなヒントが説かれています。
育児中は思い通りにならないことも多いですが、かといって逃げ出すわけにもいかず、心が疲れてしまいがちです。
ヨガの教えは、いまある環境で見方を少し変えるだけでラクになれることも多いので、ぜひ参考にしてみて下さい。
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