みなさんは「共感」という言葉を耳にしたことがありますか?
この言葉は、日常生活でもよく使うかもしれませんが、心理学でもとても大切にされている言葉なのです。
今回は、この「共感」という言葉に着目し、子育てとの関係性についてご紹介します。
共感って何?
共感とは、自分とは違う他の人の「感情の状態」を察知して、それと同じように感情を体験することができる能力のことです。
他者との関係を親密にするためには、子供と大人だけではなく、人間関係を構築する上でとても大切な要因の一つであると言われています。
共感性がないとどのような状態になるの?
共感性がないと、相手のことを「道具のように扱ってしまう」ことがあると言われています。
例えば、自分の目標達成のために人を使い、それを評価せず、あたかも自分の功績のように話すようなことです。
極端な例ではありますが、このように共感性の欠如は、社会の適応の妨げになってしまうこともあります。
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子育てとの関わりは?
子育てにおいて共感性は大きな役割を果たすことになります。
子どもと養育者の間に、「信頼関係」や「絆」が生まれる時に必要となるからです。
信頼関係を築くためには、子どもの話に頷いたり、「そうだね」と肯定したり、「わかるよ」と言うことで気持ちを共有したり、非言語的なアプローチだけでなく言語的アプローチが必要となるのです。
具体的にはどのような声かけをしたらいい?
場面を1つ想定して、一緒に考えていきましょう。
子どもが大切なおもちゃをなくしてしまい、とても落ち込んでいる場面です。
行ってはいけない対応は、「あなたがなくしたんでしょ。あたかも人が失くしたかのように落ち込まないで」と言い放つことです。
行うべき声かけは、「なくしてしまって悲しかったね。どの辺でなくなったか覚えている?一緒に探してみようか?」などです。
なくして悲しかったという感情を共有し、一緒に解決の糸口に繋がるようなアクションを取ってみることが、信頼関係の構築に繋がると言えます。
まとめ
今回は、「共感すること」に重点を置き、「子どもとの信頼関係を築く」ことの大切さについてご紹介いたしました。
子育ての中に「共感」を取り入れることにより、子どもと楽しい時間を過ごすことに繋がりますように。
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