普段、どのような場所で生活していますか?
日常のどこかにきちんと心が休まり、「ホッと一息する場所」が確保されているでしょうか。
今回は、「環境」や「空間」に着目して、子育てを行うためにおすすめな環境作りのポイントをご紹介いたします。
心と「環境」の関係
心理学では、私たちが日頃認知している「環境」は、自分の記憶や意志と結びついているとされています。
例えば、「学校は学ぶための場所」ではありますが、通っている学校でいやなことがあると、「学校=嫌な場所」になりますよね。
嫌な場所に行かなければならない状況だと、心が落ち込むだけでなく、身体反応が出てくることもあります。
学校に行こうとすると、胃が痛くなって動けなくなったり、吐き気がするようなことです。
場所と心理状態は密接に結びついているため、家が「安心して落ち着ける場所」だったり、安全に活動できる「心の安全基地」であることが大切なのです。
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子どもにとっての「環境」
一番に考えるべきことは、子育てを行うフィールドである家が、「子どもにとっての居場所」であることです。
心理的にホッとするのはもちろん、自分がのびのびと好きなことができる環境であることが重要です。
例えば、壁紙や勉強机などを、子ども自身が気に入ったものにしてみましょう。
大人の社会原理の中にある価値感ではわからなくても、子どもにとっては大切なものがきっと存在します。
危険物でもない限り、子どもが好きなものを自由に持ち込める環境を作るよう、ぜひ心に留めておいてください。
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養育者にとっての「環境」
子育てを行う際、家が子どもだけでなく、養育者にとって居心地が良い場所であることも重要とされています。
子どもが好きなものを部屋に置くことも大切ですが、養育者の好みのものも置いてみてください。
植物や本、カメラなど、養育者が好きなものを共用の場所に置くことで、子ども自身が興味を持ち、好きなものの幅が増えることも期待できます。
また、養育者にとって良い場所では、心理的余裕が生まれ、子育ての楽しさにも繋がると言われています。
もちろん養育者の置きたいものが、子どもが接するには早すぎることもありますので、そこは常識的に判断を。
小さくて複雑な装飾品などは、子どもが誤って飲み込むと危険ですので、手の届かない場所に置くよう、安全面には十分に配慮しましょうね。
まとめ
子育てを行うフィールドである家が、養育者にとっても子どもにとっても、「ホッとできる居場所」であることはとても重要です。
住宅事情に左右される面はありますが、何があればホッとできるかを、ぜひ一度考えてみましょう。
子育てを行う全ての人が、素敵な毎日を送ることができますように。
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