2人目の出産で頭を悩ませることのひとつが、上の子のケアです。
生まれてからずっと自分だけを見てくれていたパパママが、突然やってきた赤ちゃんに取られてしまった!
そんな気持ちから、赤ちゃん返りをしたり不安定になったりと、変化が現れる子は珍しくありません。
筆者も2人目妊娠のタイミングで、上の子のケアに悩んだ一人です。
下の子が1歳近くなり、ようやく上の子も落ち着いてきたかな…と感じたので、この記事では実体験をもとに、上の子の変化と実際にやったケアについてお伝えします。
上の子に変化はあった?タイミングは?
下の子が生まれて赤ちゃん返りなどが起こるというと、出産後からというイメージが強いかもしれません。
しかし我が家では、妊娠初期から出産後数カ月までの長期間にわたり、上の子のケアに頭を悩ませることになりました。
筆者の場合、妊娠初期で切迫流産の診断が下りてしまったため、上の子の抱っこや保育園の送迎が出来ない時期がありました。
そのため、早めに赤ちゃんがお腹にいることを説明しています。
妊娠を伝えたあと、実際に上の子にはこのような変化が見られました。
- ママじゃなきゃ嫌、ママにべったり
- パパではダメなことが増えた
- 赤ちゃんキライと言う
- 今までできていたことが出来ないと言う
- 抱っこでご飯を食べたがる
仕方がなかったとはいえ、やはり突然抱っこしてもらえないというストレスは大きかったようです。
妊娠中から出産後しばらくは、「寂しい思いをさせてるな…」と感じることが多々ありました。
育児のあるあるネタをカルタ調にインスタで紹介する「#産後カルタ」が、先日「ノンストップ」で取り上げられ、話題沸騰中です! 今回は筆者が特に共感した20作品を紹介したいと思います。 どれもリアルで笑えますよ! 話題の「#[…]
妊娠中に始めた上の子のケア方法
ここからは私が取り入れてみた上の子のケア方法をご紹介します。
上の子が一番大好きと伝える
これは妊娠中からやっていたことのひとつです。
もちろん親にとっては上の子も下の子も大好きなのですが、あえて上の子には「あなたが一番大好きだよ、大切だよ」と伝えるようにしていました。
特に不安や寂しい気持ちが大きいときや不安定になっているときは、「どちらも大事だよ」というよりも「あなたが一番大事」と伝える方が安心してくれていたように感じます。
出産後時間がたち精神的にも安定してくると、逆に「〇〇(下の子の名前)も大事でしょ」と返してくれるようにまでなりました。
下の子はおにいちゃん・おねえちゃんのことが大好きと伝える
これも妊娠中から継続して意識していたことです。
妊娠中は胎動があると「今あなたの言葉にお返事してたよ~大好きなんだね」と言ったり、裏声でアテレコしたりして、『この子はおにいちゃん(おねえちゃん)のことが大好きなんだね』と伝えていました。
出産後も、下の子が上の子の手に触ったり反応したりするタイミングで、「本当ににぃに(ねぇね)が大好きなんだね」と繰り返していたことで、下の子のことが大好きに。
下の子に対する敵対感情がなくなるので、意地悪をすることもなくなり、やって良かったと感じています。
出産が終わって「さあ子育て!」という矢先痛みだすお腹&下腹部。後陣痛とは、子宮の収縮と共におこるお腹の痛みの事です。 どうすれば薬を使わずに後陣痛を緩和できるのでしょうか? 長い人では1,2か月は続く後陣痛。何とか薬を使わずに治す方法は[…]
出産後に始めた上の子のケア方法
先に上の子の気持ちを満たす
出産後はまず、下の子のお世話をしていても、呼ばれたら上の子の話を先に聞くようにしていました。
特に出産直後は気持ちが不安定になっており、泣いている下の子を抱っこしていると
「〇〇ばっかりずるい!〇〇おろして!私を抱っこして!」と怒って訴えることも。
ママとしても余裕がないときは「も~泣いてるんだからちょっと待ってよね!」と言ってしまいそうになるのですが、極力先に上の子の要望を聞くようにしていました。
ここで下の子を優先させてしまうと、ますますヒートアップして手が付けられなくなってしまうことも…。
下の子には少しだけ我慢してもらって、『先に上の子の気持ちを満たす』ようにするとうまくいくことが多かったです。
一緒に下の子のお世話をする
自分に余裕があるときは、一緒に下の子のお世話をするようにしていました。
- オムツを取ってきてもらう
- ガーゼでお顔を拭いてもらう
- 泣いているときは「どうして泣いてると思う?」と聞いてみる
など、簡単なことでも大丈夫です。
そのうち、自分でミルク作ってあげたい!など率先してお手伝いしてくれるようになりました。
おにいちゃん・おねえちゃんなんだから、はNG
「上の子優先で」と頭ではわかっていても、どうしても少し待ってもらう場面も出てくるかと思います。
そんな場面で「おにいちゃん(おねえちゃん)なんだから」と我慢を強いるような言い方は避けました。
逆に下の子のお世話を手伝ってくれたりしたときに、「え~!こんなことまで出来るの!?さすがおにいちゃん(おねえちゃん)!」とほめ言葉を使うと、とても満足げな顔でしたよ。
上の子と二人だけの時間を作る
毎日夜は下の子が先に寝るため、そのあとは意識して2人で過ごす時間を作るようにしていました。
寝る前なのでついつい家事や寝る前の準備をしてしまいたくなるのですが、毎日15分だけでも家事をせずに向き合う時間を作ることで、短い時間でも安心していたようです。
たまにはパパに下の子を預けて、お休みの日や保育園の帰り道を2人で過ごすのもおすすめですよ。
大人も子どもも涙する絵本として「マツコの知らない世界」で紹介された「あなたがとってもかわいい」。 3歳のイヤイヤ期でお疲れのママも思わずギュッとわが子を抱きしめたくなるほっこりとする絵本です。 ママも子どもも何度も読[…]
まとめ
今回は、2人目出産の際の上の子のケア方法について紹介しました。
大切なのは、上の子に「自分は大切な存在なんだ」と知ってもらうこと。
下の子が生まれて大変な時期ではありますが、パパママが意識して言葉や態度で上の子への愛情を示すようにすることで、不安な気持ちが小さくなるはずです。
ぜひ「あなたが大好きだよ」とたくさん伝えてあげてくださいね。
マタイク編集部【女性・ママへ】おすすめ記事
⇒オールインシャンプー「haru」は女性に優しくツヤ髪に!白髪や抜け毛の効果は?口コミは?