小さな子供が入院することになった時、ほとんどの場合は親の付き添いが必要になります。
またこの数年は感染症予防のため、荷物の受け渡しや付添人の交代が禁止されている病院が多いのが現状です。
そうなると悩むのが、入院に必要な持ち物。
入院期間にもよりますが、「子供と自分用に、何をどこまで持ちこめばいいの?」と迷うことも多いでしょう。
この記事では、過去に2度子供の入院を経験した筆者が、付き添い入院に必要な持ち物をご紹介します。
本当に必要なものだけでなく、便利そうだけど使わなかったアイテムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子供の付き添い入院の必需品!
付き添い入院で絶対に忘れてはいけない必需品は以下の通りです。
- 子供の保険証
- 医療証
- 母子手帳
- お薬手帳
- 印鑑
- 入院に必要な書類
- 現金
他のものはうっかり忘れてしまっても病院の売店で揃えられますが、保険証や母子手帳は絶対に必要になるため、忘れないように注意しましょう。
また子供の入院では同意書などの書類も多く、印鑑も必需品。保険証などとあわせて貴重品としてバッグに入れておきましょう。
医療証があれば子供の入院費用はかかりませんが、大人のリネンやベッド代、冷蔵庫を使うためには現金も必要です。
最低限のキャッシュも持っておいてください。
【付き添い入院】子供の必需品
次に入院時に必要な、子供用の持ち物をリストアップします。
お世話グッズ
- おむつ、おしりふき
- パジャマ(前開きや半袖)
- 肌着、下着
- 退院時の着替え
- お風呂グッズ一式
- 歯ブラシ、コップ
- エプロン、スプーン、コップやマグ
- 乳児の場合は哺乳瓶やミルク
- おやつ
- ふりかけ
病院によっては子供の病衣は借りられますが、持参する場合は診察や着替えがしやすい前開きがおすすめです。
子供の服で前開きなんてパジャマ一択か…と思っていましたが、他の子が甚平をパジャマ代わりにしているのを見て「なるほど!」と感心しました。
オムツやおしりふきは病院の売店にもあるので、入院が長期にわたる場合は最低限だけで問題ありません。
食事に制限がない場合は、子供がぐずった時の最終手段として、好みのおやつがあると安心です。
また子供用のふりかけは、病院食に飽きてきて白米だけじゃ食べない…という場合に活躍しますよ!
ただし病院や病状によっては、おやつやミルクの持ち込みを制限される場合もあるので、事前に確認しましょう。
子供の暇つぶしグッズ・おもちゃ
子供の体調が回復してくると、一日中狭いベッドにいなくてはいけない子供を「どう遊ばせるか」で頭を悩ませることになります。
そんな時におすすめの暇つぶしグッズやおもちゃはこちら。
- パズル
- 折り紙、塗り絵
- 人形、ぬいぐるみ
- 絵本
- シール
- マグネットのおもちゃ
- DVDプレーヤー、タブレット
これらの中から子供と相性のいいものを選んでください。
おもちゃ選びのポイントは、子供にとって少し難易度が高いものであること。
簡単すぎるとすぐに飽きてしまい、逆に難しすぎると手を付けずに終わってしまいます。
少し難しいけど頑張ればできる、という難易度のものなら集中して遊んでくれますよ。
筆者の場合は子供が1歳過ぎで入院したときに、それまでやったことがなかったシール遊びを取り入れたところ、ものすごい集中力で遊んでくれました。
他の子もいるため、音の出るおもちゃや落として大きな音が鳴るものは避けた方が無難です。
筆者はレゴを数個持って行ったことがありますが、ベッドから落としてガシャーン!とものすごい音が鳴り響いてしまい、失敗したな…と反省しました。
【付き添い入院】ママの必需品
続いて、入院に必要な大人用の持ち物をご紹介します。
衛生グッズ
- お風呂、洗面道具
- 歯ブラシ
- スキンケアセット
- ヘアブラシ
- マスク、除菌スプレー
- 眼鏡、コンタクト用品
- 着替え
- バスタオル・フェイスタオル
- 洗濯用洗剤
タオルは病院で有料でレンタルできる場合もありますが、数枚は余分に持っていくことをおすすめします。
病院の布団が重かったり大きすぎたりで子供が嫌がる場合には、バスタオルを掛布団代わりにしたり、ママの枕カバー代わりにするなど用途が多いからです。
病室は乾燥していますので、タオルを濡らして干しておくと多少湿度を上げることも出来ますよ。
身の回りグッズ
- S字フック
- 小さめのエコバッグ
- ティッシュ(箱ごと)
- ペーパータオル
- ミニハンガー、ピンチ
- 置時計
- 室内履き、スリッパ
狭いベッド周りを有効活用するにはS字フックは欠かせません。
いちいちベッドから降りて荷物を出し入れするのも大変なので、小さめのエコバッグによく使うものを入れてベッドの柵にS字フックで引っ掛けておくと便利です。
折り畳み式のミニハンガーやピンチは、ちょっとした洗濯物を干すのに重宝します。
食事関連
- はし、スプーンなど
- マグカップ(蓋つきがベスト)
- インスタント味噌汁、フリーズドライスープ
- パンやカップ麺
- おやつ
- カロリーメイトなどの携帯食
- 食器用洗剤、スポンジ
- 紙コップ(ホット対応がおすすめ)
子供の付き添い入院で悩むのが大人の食事。
有料で付き添い食が出る場合もありますが、3食全て自分で用意しなければいけない場合は大変です。
毎回コンビニの食事となると、栄養も偏る上に飽きてきますよね…。
お湯を使える環境であれば、野菜たっぷりのフリーズドライスープがあるだけでもかなり違いますよ!
子供の診察や食事、寝るタイミングなどで売店へ行けずに終わってしまう日もあるため、カロリーメイトやプロテインバーなど手軽に日持ちする携帯食があると、せめてもの小腹を満たすことができます。
入院が長期にわたる場合は、おかずの缶詰をうまく利用するのもおすすめです。
スマホ関連
- 充電器
- モバイルバッテリー
- イヤホン(TVを見るなら長めのもの)
- 延長コード
- ポケットwifi
一日中病室で過ごさなくてはいけない入院期間は、スマホをはじめとしたネット関連グッズは必須です。
スマホ、タブレットの充電器はもちろんですが、忘れがちなのが延長コード。
病室で患者が使えるコンセントは限られているため、忘れずに持参しましょう。
契約しているスマホのプランが容量たっぷりなら問題ありませんが、低容量のプランならデータ容量を追加するか、ポケットwifiのレンタルも事前に検討しておきましょう。
特に動画をよく見る場合は、あっという間にデータ使用量が増えてしまいますよ。
必須ではないけどあると便利なグッズ
- リップ、ハンドクリーム
- フェイスパック
- 着圧ソックス
- ワイヤレスイヤホン
入院中、必須ではないけれどあると便利なグッズです。
病室は乾燥するうえに、子供のオムツ替えや食事のたびに何度も手を洗うことになるため、リップやハンドクリームがあると安心です。
普段はバタバタしてなかなかパックができないという方でも、付き添い入院の場合は消灯も早いので子供が寝た後にゆっくりフェイスパックをするのもおすすめです。
一日中ほぼ病室で過ごすため、入院中は普段よりむくみやすくなるもの。
着圧ソックスや着圧タイツがあると、むくみ解消に便利です。
持って行ったけど使わなかったグッズ
ここからは持っていたけれど不要だったと個人的に感じたグッズです。
- 多すぎる着替え
- 耳栓
- 大人用のふりかけ、マヨネーズなど調味料
子供との入院の場合、「子供が食べこぼしするかも」「汗をかきやすいから」と心配になって、つい着替えを多く持っていきがちですが、筆者は使わないまま持ち帰ることが多々ありました。
病院内で洗濯もできるため、3日分+予備1日分の着替えがあれば充分です。
汚してしまうことが重なっても、子供服1,2枚なら手洗いで済みますよ。
耳栓、大人用のふりかけや調味料は、大人が入院するときにはあると便利ですが、子供の付き添い入院の場合は全く使う機会がありませんでした。
特に耳栓をすると、子供が夜中に起きてしまったり泣き出したときに、気付きにくくなってしまいます。
また短期入院で大人の食事をコンビニ弁当にしてしまうなら、ふりかけや調味料は不要。
ただし、病院の付き添い食をいただく場合はあると便利ですよ!
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まとめ
子供の付き添い入院に必要な持ち物を解説しました。
入院中に一番大変なのはもちろん子供自身の精神的な安定ですが、狭いベッドで食事もままならず、24時間体制でお世話をする大人もとても大変です。
リフレッシュできるものや便利アイテムを持ち込んで、少しでも快適に過ごせるようにすることをおすすめします。
子供の病状や病院のルールによって持ち物は変わりますので、事前の確認は必ず必要。
急に入院が決まった場合もこの記事を参考に、できるだけの準備してみてくださいね。
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