両親が共働きの家庭では、子どもを保育園に預けることはごく自然な流れです。
でもどちらかが専業主婦(主夫)の場合、「これから仕事を始めよう」と思っても、子どもが小さいうちから保育園に預けることを躊躇するケースもあるでしょう
園生活が子どもの負担にならないか、幼稚園まで専業で育てた方が良いのでは?、と悩むみますよね。
そんな時は、早目に預け先である園の役割を調べてみると、不安が解消されるかもしれません。
この記事では、保育園と幼稚園、認定こども園の違いや、通園が子どもに与えるメリットをご紹介します。
保育園と幼稚園、認定こども園の違い
仕事と育児の時間をバランスよくとるためにも、どの施設に子どもを預けるかは重要です。
まず施設ごとの特徴を掴んで、今後の生活リズムを想像してみてください。
パートで働くのかフルタイムなのか、休暇がどの程度とれるのか、施設を知ることで具体的なチェックポイントが見えてきますよ。
幼稚園
- 保育期間:3歳から小学校入学まで
- 認定区分:なし
- 保育時間:午前中からお昼すぎまでの4時間、長期休みあり
幼稚園は預かりよりも、幼児教育に重点を置いた施設です。
夏休みなどの長期休暇や行事がありますので、仕事を選ぶ際には、それに合わせて休めるかに注意が必要です。
園によっては、通常の保育時間以外の時間で「預かり保育」を実施しているところもありますので、個別に確認しておきしょう。
保育園
- 保育期間:0歳から小学校入学まで
- 認定区分:2号、3号認定
- 保育時間:8時間~11時間
保育園には長期休暇などはなく、カレンダー通りに開園しています。
0歳から預けることができる点とあわせ、保護者がフルタイムで働きやすいのが最大の特徴です。
ただ待機児童が多く、入園が難しい地域もあります。
認定こども園
- 保育期間:0歳から小学校入学まで
- 認定区分:1号、2号、3号認定
- 保育時間:
1号認定…保育時間4時間、長期休みあり
2号・3号認定=最大11時間、長期休暇などはなくカレンダー通り
認定こども園は、幼稚園と保育園の中間的な役割を果たす施設です。
認定区分に幅があり、園の体制ごとに保育時間や休暇が異なる点に注意が必要です。
なお、保育園では保護者が仕事をやめた場合、子どもも退園しなければいけませんが、認定こども園では認定区分が変更されても、そのまま預けることもできます。
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子どもにとってのメリット
子どもが小さいうちから施設に預けることに、不安や罪悪感を抱いていてしまうのは、ごく自然な感情です。
しかし、発想を変えてみましょう。
基本的に在宅で、幼児期の数年を親子だけで過ごすことで、失うものもあるかもしれません。
昔と比べて現代では、小学校入学前に、同年代の子どもと一緒に遊べる機会が減っています。
同じ年代の子ども同士でコミュニケーションを取り、人間関係をつくる練習ができる場が、限られているのです。
子どもにとって園に行くことは、親のいない人間関係の中に入るチャンス。
そこには、「社交力を鍛えることができる」というメリットがあります。
人生のなるべく早い段階で社交力を鍛えることは、これからの人生にもきっとプラスになるはずです。
まとめ
幼稚園と保育園、認定こども園の違いが分かれば、親の働き方や子どもとの時間の取り方など、理想的な生活リズムが想像しやくすなります。
そもそも親が働ければ金銭的にも余裕が生まれ、親自身の自己肯定感も高まります。
子どもにとっても、小さいうちから人間関係をつくる練習ができ、これからの人生にとってプラスになるでしょう。
ご自身の理想の働き方と育児方針を考えて、ライフスタイルに合った園を選んでみてくださいね。
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