せっかくごはんを作ったのに、お子さんが食べてくれないことがありませんか?
好きな食材を選び、味・形も工夫をして、頑張ったときに限ってまったく食べてくれない!なんてことも多いかと思います。
作った側としてはかなりのストレスを感じるうえ、子どもの栄養面も心配になってしまいますよね。
特に2~3歳の頃はイヤイヤ期とも重なるので、食べない原因がよく分からないことも。
この記事では、子どもが食事を食べない主な原因と、具体的な対処法について解説します。
子どもがごはんを食べない5つの原因
子どもががごはんを食べてくれない原因としては、主に5つが考えられます。
- 単にお腹が空いていない
- 食事以外に興味がある
- 味や食感に敏感
- 好き嫌いがある
- 食物アレルギーなど体の異常を感じている
上から4つの項目は、実は発達段階においてよくあることです。
お腹が空いたり食事に興味が向けば、自然に食べてくれますし、味や食感へのこだわりも成長と共に変化します。
心配しすぎず、後述する食事の工夫で対処しましょう。
問題は食物アレルギーがある場合。
目や口のかゆみ、くしゃみ、鼻水などの粘膜症状、腹痛や下痢などの消化器症状など、さまざまな症状があり、軽症から重症まで個人差があります。
中にはアナフィラキシーショックなど、生死にかかわるような強い症状が出ることも。
特定の食べ物で繰り返し同じような症状が出る場合は、必ず病院を受診しましょう。
「子どもが野菜を食べない」 「食事中に集中力が切れて食べることに飽きてしまう」 これらは育児あるあるの、よく見る光景です。 実は、子どもが食べない理由は年齢・発達段階によって異なります。 食育を進めるために、自分の子[…]
食べないときの対策4選
この章では、子どもが食べようとしないときに、親ができる工夫についてご紹介します。
子どもがごはんを食べない原因は、1つではなく先述した原因が複数絡み合っている場合もあります。
頑張って食べさせようと気負うよりも、少し気持ちに余裕をもって、取り入れられることから始めてみましょう。
生活リズムを整える
朝、昼、晩の食事の時間が日によってバラバラだと、空腹感を感じづらくなることがあります。
また運動量が少なかったり、間食の量や頻度が多いとなかなかお腹が減りません。
例えば、朝はなるべく散歩に出かけたり、意識して同じ時間帯に外遊びをさせると、体内時計が整って運動量もアップします。
ぜひ一度、生活リズムの安定に挑戦してみてください。
食事中の環境を見直す
食事の時間が楽しいと感じさせてあげることも、一つの有効な方法です。
もちろんそんな余裕がなかったり、下のお子さんのお世話で大変な場合もありますよね。
でも、家族全員で楽しい食卓を作ることで、「食べるって楽しいことなんだ」と感じてくれるはずです。
可能な範囲で食事の環境を見直してあげましょう。
食器やイスの工夫
食器が使いづらかったり、足がつかないイスなどを使っていると、集中力が途切れて遊び始めてしまうことがあります。
例えばワンプレートでごはんやおかずを出すと、スプーンですくいづらいため、別々の食器で出してあげるといいかもしれません。
イスはできれば足がつくタイプを用意して、足を置く位置にシールを貼り、「ここに置くんだよ」と具体的に伝えると、子どもが理解しやすくなります。
食材の形態の工夫
2~3歳の子どもはまだ歯や舌の動きなどが未発達で、食感や舌ざわりで好き嫌いを判断することがあります。
「ひょっとして食感が嫌?」と感じたら、野菜ならしっかり加熱して、柔らかく食べやすくしてみましょう。
お肉なども繊維を断ち切るようにカットしたり、とろみをつけることで飲み込みやすくなりますので、お試しください。
まとめ
小さな子どもは、食事を強制されてしまうと、「食べる」ことが楽しくなくなってしまいます。
お子さんがごはんを食べてくれなくても、「こんな日もあるな」と肩の力を抜いて、どうぞ楽しく食事をすることを心がけてみてくださいね。
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