夏になると、保育園や幼稚園でも水遊びやプールが始まりますよね。
どちらかと言えば、子どもは水遊びやプールが好きなイメージが強いのではないでしょうか?
しかし、中には水やプールを怖がったり、嫌がったりする子もいます。
この記事では、子どもが水やプールを嫌がる理由と、どのように慣れさせていくかについて解説します。
「水が怖い」と「プールが嫌い」は分けて考えよう!
まず、お子さんが「水そのもの」を苦手としているのか、泳ぐことを嫌がっているのか見極めてあげましょう。
子ども本人に、どのような状態が嫌か、何が嫌なのかを聞いて答えてもらうと確実ですが、小さい子だと難しいですよね。
そこは日常生活の中で判断してあげるしかありません。
その判断基準を見ていきましょう。
水が怖い!苦手!
- お風呂でのシャワーを嫌がる。
- 顔にお湯や水がかかるだけでも嫌がる
- 服が濡れたらすぐ脱ぎたがる
この場合は、水そのものを苦手としている可能性が高いでしょう。
水が苦手になる理由は、何がトラウマなのか、なかなか解りにくいものです。
ただ覚えておきたいのは、小さな子にとっては、洗面器に口と鼻を覆う程度の水が溜まっていれば、溺死の危険性があるということ。
大人は水に顔をつけても、苦しくなれば顔をあげますよね?
しかし小さな子にとっては、自分に何が起こっているのかも理解できず、顔をあげることすら難しいのです。
そのため、子どもは溺れかけても「静かに沈む」と言われています。
バチャバチャと大きくもがく動作や、「助けて!」などの声を簡単にあげられないのです。
大人の中では「お風呂のお湯でむせただけ」と感じた場面が、子どもには大きなショックを与えていても、全く不思議ではありません。
プールは嫌!泳ぐの大嫌い!
- シャワーも水遊びも平気なのにプールに入りたがらない
- 園や学校のプール行事を嫌がる
- 泳ぎを教えようとしても逃げたがる
こうした場合は、水そのものではなく、プールや水泳が苦手な可能性が高いでしょう。
考えられる原因を5つあげてみます。
- プールで溺れかけたことがある
- プールにたくさんの人と入ることが苦手
- 耳や目に水が入ることが嫌
- 息づぎがうまくできず、プールの水を飲んでしまうのが嫌
- 鼻に水が入ると痛くて嫌
その他にもあるでしょうが、まずはコチラの5つをお子さんに、優しく確認してみてください。
①は、悪意はなかったとしても、突然お友達からプールに突き落とされた経験など。
眼や耳、口、鼻の全部から水が入り、一瞬でも呼吸できなかった経験があれば、恐怖心を抱くのは当然です。
②は日頃から集団行動などに慣れていないと、大人だって腰が引けますよね。
③から⑤は、泳ぐ技術が身につかない段階で起きがちな「イヤな経験」です。
こうした根本的な原因を見つけることができれば、対処法も見えてきます。
水嫌い・プール嫌いの克服方法とは?
水自体を怖く感じているのであれば、プールに入らせる前の段階で慣らすことが大切です。
まずは毎日のお風呂で、湯船や洗面器に顔をつけることから。
水鉄砲や水風船などを使って楽しく遊ぶことも、水嫌いを克服する下地となります。
プールや水泳が嫌いな場合は、プールに連れていくこと自体はいいのですが、何度も入ることを促したり、まして強制するのはNG。
逆に、克服が難しくなります。
これはプールに入れるけれど、泳がせると怖さが出てきてしまう子どもの場合も同様です。
無理に泳ぎを習得させるより、プールで楽しく遊ばせることから始めましょう。
楽しい気持ちは、物事を習得するための何よりの原動力となります。
先述したように、プールが怖かったり嫌いになるには、理由があります。
その理由を無視して、「慣らせば何とかなる!」と強制するのだけはやめましょう。
少しずつ不安感を取り除いてあげることが大切です。
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まとめ
夏のプールや海には、楽しいことがたくさんあります。
ただし、楽しさが先にたち、危険性が隠れてしまうのも事実。
お子さんに「水が嫌い」「プールが嫌い」と言われると、残念な気持ちになりがちですが、そのようなお子さんは、水辺での命を脅かすような行動にブレーキをかけやすいともいえます。
水やプールに対して、慎重さをもつことは大切なことです。
苦手な理由を踏まえつつ、まずはお子さんと楽しくプールで過ごせると良いですね。
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