読み聞かせとは…ママやパパが子どもとともに絵本などを見ながら音読することです。
みなさんはいつ頃から読み聞かせを始めますか？
0歳の赤ちゃんに聞かせても…なんて思うかもしれませんが、実は、0歳からでも読み聞かせにぴったりの絵本がたくさんあります。
読み聞かせが、学ぶ意欲の第一歩になるかもしれません。
思い立ったらすぐに、読み聞かせをスタートしましょう！
0歳〜2歳の読み聞かせ
0歳から2歳の読み聞かせは、言葉を覚えるような意味合いではありません。
動くもの、色のついたもの、顔が描いてあるものなど、目で見て楽しむ絵本を喜びます。
この時期に絵本にたくさん触れていることで、3歳以降も絵本に興味を持ってくれるかもしれません。
その興味が、言葉を覚えるための絵本につながると言われています。
では、0歳から2歳ごろの赤ちゃんには、どんな絵本がいいのでしょうか？
0歳「いないいないばあ」
確かに知育の観点からしたら、0歳児の読み聞かせは、耳で聞くより目で追うような絵本が良いでしょう。
大きく形が書いてあるような絵本や、はっきりした色が描かれている絵本など、文字がない絵本でも構いません。
描かれている絵を見て、語りかけてあげましょう。
1歳「あっぷっぷ」
1歳になると、言葉は喋れないけれど、意思表現を伝えようとしてきます。
そして、だんだんお話しできるようになっていくのが１歳の頃です。
言葉の発達をうながすためにも、絵本の読み聞かせでたくさんの発音を聞かせてあげましょう。
話し出す時に、常日頃から言葉の発音を耳にしているとおしゃべりも上手になるはず！
「ブーブー」や「ガーガー」などの擬音が使われている絵本で、真似をしておしゃべりする言葉が増えるきっかけになるかもしれません。
2歳「くらいくらい」
自然の中にあるものに興味を持ったり、自分でやってみたい！と好奇心が旺盛な2歳児。
実際に目にするものが絵本の中に出てきて、さらに興味を持つことも。
好奇心で「ドキドキ」「ワクワク」など感情を言葉にしたり、言葉の繰り返しの絵本もおすすめです。
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3歳から5歳くらいの子どもたちに読んでほしい絵本
エステバンとカブトムシ
3、4歳ごろにはこんな小さな命との出会いを描いた絵本を読んでみましょう。
エステバンは靴をカブトムシに振り下ろそうとした時、考えました。
カブトムシがやろうとしていたことがどんなことか？
カブトムシに近づき、頭を地面につけて想像します。
相手の立場に立つことで見える景色が、自分の見ている景色と違うことに気づくのです。
としょかんライオン
図書館にライオンがやってきてみんなは大慌て！
館長さんは決まりを守っていれば誰でも利用できることを伝えます。
ところが、あることが起き、ライオンは大きな声で吠えてしまい、図書館を後にします。
決まりを守れなかったライオンを通して、決まりを守ることは大切だけど、訳があって守れないこともある。
そんなことを伝えてくれる絵本です。
読み終わったら、例えば、どんな時があるかな？などと問いかけてみましょう。
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読み聞かせが良い効果に
絵本はどれだけいっぱい読んだかではなく、どのように読んだかが、後々の子どもの言語や認知の発育に良い効果があることがわかってきました。
ぜひ、日頃の習慣に読み聞かせを取り入れてみましょう。
大人になるにつれ必要になる語彙力（ごいりょく）を高める第一歩が、読み聞かせのように思います。
読み終わって、子どもと絵本の感想を話してみましょう。
「どうしてそう思ったの？」と聞いてみてください。
子どもの表情や発する言葉から、心の動きを感じ取り、共感し、質問することがとても大切なのです。
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まとめ
絵本を読むことや物語を聞くことにあまり興味を示さない子どももいることでしょう。
食べ物やお遊びと同じく、その子その子により好き嫌いはあると思いますが、そんな時は無理強いせず、興味を持つものを一緒に探してみましょう。
虫が好きなら図鑑・車が好きなら写真絵本など、そして、その中身について一緒に会話をすることが大切です。
いろんな言葉、いろんなお話しを耳にし、怒ったり笑ったり悲しんだりしている登場人物を想像することで、感性も豊かになりそうな気がしますね。
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