読者の皆さんは「赤ちゃんが生まれたらやりたいな~」と思い描いていたこと、どのくらい実現できていますか?
第一子で初めての育児を経験するママの大半は、生まれたての赤ちゃんに奮闘するのではないでしょうか?
筆者は正直言いまして、育児をなめていました。
そんな筆者、私マタイク公式ライターのりこママの子育て実体験、「あのとき、ああしておけばよかった」と思ったことをご紹介したいと思います。
現在18歳になった一人っ子息子は高身長で優しく、料理好きな子に育ちましたが、冷静になって振り返ると「あのとき、ああしておけばよかった…」って思うことがたくさんあります。
今回はシリーズ初回、『新生児期時代』のエピソードをお届けしますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
もしかしたら、現在育児で悩んでるママへちょっとは役に立つかもしれません。
出産直後から1カ月の入院を経て
低体重児で生まれた息子は、出産直後に救急車で大きな病院に搬送されていきました。
緊急帝王切開で出産した私は、出産した病院に1週間入院、退院した日にほぼ初対面となったのです。
このときの様子は別記事で紹介していますので、興味があれば読んでみてくださいね。
【低出生体重児の出産】りこママの壮絶ドタバタ出産体験記|マタイク
新生児期にああしておけばよかったと思うこと
長期間の里帰りはやめておくべきだった
息子はNICUに入院したため、産後は私一人が里帰り。
息子が1カ月後に晴れて退院し、また実家へ里帰りをしました。
産後の経過が思わしくなかった私は、母乳を与えるだけで精一杯、沐浴などを実両親が手伝ってくれたおかげでとても助かりました。
ただ…自分の実家とは言え、家を出てからだいぶ経っていたことと、既に1カ月も実家にいてしまったこともあり、かなり気を遣いました。
手厚い待遇をしてくれていた両親の相当疲れた様子を見て思いました、「夜中に何回も起きて授乳するのは誰も代わってはくれないし、どこでやっても同じこと」だと。
パパ(夫)からの「早く帰っておいで」の一言もあり、1カ月お世話になる予定を早めに切り上げてアパートに戻りました。
このときまだ体はしんどかったですが、気持ち的には楽になったかなと思います。
記事を読んでいる方のなかには、これから里帰り出産や産後しばらくお世話になる予定のプレママさんもいるでしょう。
里帰りはママの性格や実両親との関係性にもよりますが、私は実家に長居は無用、実母に通ってもらったほうが良かったというのが本音です。
それと、夫がどの程度育児に協力体制を取れるか?も重要でしょう。
昨今では積極的に育児に関わろうとしているパパが多いように見受けられますし、男性でも育児休業制度が取りやすくなってきた時代ですよね。
里帰りをしない選択をした場合、出産でボロボロになったママは、夫の協力なくして新生児のお世話はキツイです。
筆者のところはどうだったかというと……息子が生まれた当時、夫は仕事が激務だったため協力はほぼ得られず、ワンオペ育児でした。
でも幸いなことに、時折実母が差し入れの食べ物などを持って様子を見に来てくれたので、ありがたかったです。(親のありがたみを痛感しました)
赤ちゃんグッズの購入を控えるべきだった
プレママ用の雑誌などには、新生児が生まれたら必要な物が書かれていますよね。
妊娠期間中にほぼ全部買ってしまいました…いわゆる“妊娠ハイ”というやつですね。
しかも妊娠ハイになったのは私だけではなく、夫と私の実両親もだったため、それはもう大量購入でした。(お店の方は大喜びだったでしょうね)
ただ、以下の物はまるで不要でした。
- ベビーカー⇒息子は抱っこ・おんぶ派だった
- ベビーベッド⇒添い寝しないとギャン泣きで使用せず、結果とてつもなく邪魔
- おしゃぶり⇒苦手で吐き出してしまっていた
- 大量のベビー服⇒思いのほか成長が早く、すぐ着られなくなった
- 大量のおむつ⇒おむつかぶれがひどく、購入しておいたおむつはNGだった
- 哺乳瓶・ミルク⇒完全母乳だった
生まれてから買っても遅くないんですよ、ネットでポチれば即日発送という便利な世の中ですので。
それと、私の夫は「イイもの」が大好きな人で(笑)、お値段がそれなりのものを買うのですよ、しかもたくさん。
ハッキリ言って不要です。
お値段がそれなりにするブランド物は、出産祝いでプレゼントしてくださる人が必ずと言っていいほどいます。
子どもの成長は思っている以上に早く、服はすぐに着れなくなります。
そして大きくなるまでず~っと繰り返すんです、「もうきついのね」「破れたぁ」「新しいの買わないと!」を。
お金が有り余っているご家庭はよろしいかと思いますが、被服費は節約して、教育費として貯金しておいたほうが賢明だと思います。
産後の授乳にも使える!マタニティブラの選び方とロングセラーブラ2選|マタイク
新生児期にやって良かったこと
やって良かったかな?と思うこともいくつかあるのでご紹介しますね。
たくさん触れること
「すぐに抱っこしたら抱き癖がついちゃうわよ」なんて言う人もいますが、私に言わせれば「抱き癖のどこが悪いの?」です。
子どもの成長は本当に早くて、抱っこするなんてほんの数年です。
園児になれば親と離れる時間が多くなり、小学生になれば友達と遊ぶほうが楽しくなるのが普通でしょう。
思春期になれば、親と話すことを極力避け、親が体に触ってくるなんてとんでもなく嫌がります。
その点、新生児期は触りたい放題!(笑)
頭を撫でたり、顔や手足をさすったり、抱きしめて抱きしめて、愛情をいっぱい注ぎましょう!
たくさん話しかけること
息子が起きている間はなるべく話しかけるようにしていました。
「今日はお天気がいいよ」「たくさん飲んだね」「もうすぐお昼だよ」「パパがもうすぐ帰ってくるよ」
一方通行でしたが、話を聞いていることはわかりましたし、耳や脳の発達に役立ったかとは思います。
その成果が出たのかはわかりませんが、息子のお喋り開始は早かったかなと思います。
言葉を発することを心待ちにしていましたが、時にはうるさすぎるほどお喋りで、「ちょっと黙って!」と思ったことも数知れず…ないものねだりですね。
絵本を読んであげること
私自身が読書が好きでしたし、子どもが生まれたらやりたかったことだったので、新生児期から絵本はたくさん読み聞かせました。
月齢が上がるほどに、ページをめくると目で追ったり、擬音語を大げさに読むとキャッキャッと笑ったりして、思い出すとかわいすぎです。(笑)
たくさんの絵本は、平日の昼間に図書館で調達していました。
図書館は静穏な空間だから、いつ泣き出すかわからない乳幼児を連れて入館するにはハードルが高いと思われがちですが、そうでもありません。
乳幼児向けの本などが置いてあるスペースと、一般の方々のスペースは区切られている図書館が多いです。
また、授乳室や乳幼児専用のトイレが完備されている図書館も多いので、気分転換に足を運んでみてください。
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新生児期に得た教訓
◎赤ちゃんが寝ているときはママも寝る⇒家事は手抜きでOK!少しでも体を休めないと心身に響く
◎出産前に何でもかんでも買い揃えない⇒日々過ごすなかで必要・不必要がわかってくるのでそれから購入しても遅くない
◎しばらくはおむつを大量買いしない⇒かぶれる可能性もあるため、様子を見ながら合うものにする
◎赤ちゃん時代にいっぱいいっぱい触れておく⇒い・ま・の・う・ち!!
まとめ
記事を書いている途中、「赤ちゃんのとき、ああしておけばよかった」と思うことがたくさん出てきて、あれもこれも書いてしまいました。
現在新生児のお世話に明け暮れて疲労困憊のママさんに言いたいです、「可能であればできるだけ休んで」と。
頼れる人がいないから無理というのもわかりますが、自治体によっては赤ちゃんのお世話を手伝ってくれるサービスや、託児サービスもあるかと思います。
家事は便利家電やデリバリーなどを駆使し、ありとあらゆる育児サービスを利用すべきです。
体はもとより、心が疲れ切ってしまうのは非常によくありませんよ。
次回はシリーズ第2弾「幼児期」編をお届けする予定ですので、楽しみにしていてくださいね。
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