最近、LGBTについてのニュースがよく取り上げられるようになりました。
「LGBT意識行動調査2019」で、LGBT・性的少数者は日本に約10%いると報告されています。
今回は、いま注目されているLGBTとは何か、社会で生きていく上での戸惑い、周囲ができる支援についてお伝えします。
参考出典:『LGBT総合研究所 「LGBT意識行動調査2019」最新結果を速報』
LGBTってなに?
4つのタイプを省略してLGBTと呼ばれています。
- L(レズビアン)
体の特徴に関係なく自分を女性だと思い、女性に対して恋愛感情を抱く人
例:体の特徴は男性で、自分を女性だと思い、恋愛対象は女性の人でもレズビアンと呼ばれます。
- G(ゲイ)
体の特徴に関係なく自分を男性だと思い、男性に対して恋愛感情を抱く人
- B(バイセクシャル)
体の特徴や自分の思う性に関係なく、男女どちらにも恋愛感情を抱く人
- T(トランスジェンダー)
体の特徴と自分が思う性が一致していない人で、恋愛対象が同性か異性なのかは関係ありません。
例:体の特徴は男性で、自分が思う性(心の性)は女性
ここで分かるように、LGBTとは単純に同性愛者か・異性愛者かで分けられるものではありません。
性に違和感を感じる子どもたちの戸惑い
社会では、私たちが思っている以上に男女に区別されています。
女性はスカート、男性はズボン、男の子はかっこいいものが好きで、女の子はかわいいものやきらきらしたものが好き、トイレや着替え、お風呂や女性専用の電車など男性か、女性かによって分かれます。
社会に適応しようとするけれど、心の中では違和感を感じ続け苦しんでいることは少なくありません。
戸惑いや不安を感じているにも関わらず、周囲の人に知らせて学校生活を送った子どもたちは全体のわずか2割にとどまっています。
この現状は、性的少数者であることの差別や偏見があるのではないかと感じている子どもたちが少なくないことが理由に挙げられるのかもしれません。
参考出典:「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について」
いつでも子どもたちに寄り添える体制を作ろう
学校でも、多様な性について子どもたちに伝えていこう取り組んでいます。
もし、子どもに打ち明けられたときに大切にしてほしいことは、否定せずにただ丁寧に子どもの思いを聞くことです。
親として子どもを思うからこそ、不安になったり戸惑ったりするかもしれません。
全ては受け入れられないかもしれませんが、理解しようとする気持ちが子どもの心に寄り添い、支えることにつながっていきます。
学校に相談すると、子どもだけではなく保護者もスクールカウンセラーと話ができたり、学校生活で配慮してくれるケースがあったりなど支援体制が少しずつ築かれています。
多くの大人たちで支え合い、子どもが笑顔でいられるような体制を作ってあげましょう。
公式|パーソナライズされたマッチングを実現する新しい出会い【paters】
まとめ
多様な性があることを、絵本やテレビの話題などを用いて、ぜひ家庭の中で話してみてください。
何気ない会話の中で繰り返し話すことで、子どもの素直な思いを知れて、信頼関係をぐっと深められるかもしれません。
マタイク編集部【厳選】おすすめ記事
⇒忙しい毎日の救世主!?ミールキット宅配サービスは超越した満足度!
⇒渡辺直美さんおすすめで大反響!「ナイトキャップ」で翌朝のお手入れが楽チンに♪
マタイク編集部【女性・ママへ】おすすめ記事
⇒オールインシャンプー「haru」は女性に優しくツヤ髪に!白髪や抜け毛の効果は?口コミは?