子どもの指しゃぶりが気になっている方はいませんか?
赤ちゃんは指しゃぶりをするものと思っていても、いつまでもやめないと心配になりますよね。
また「歯並びが悪くなるからダメ!」とも聞きますが、本当でしょうか?
そこで気になる指しゃぶりについて、指をしゃぶる理由といつ頃までにやめさせるべきなのかを、具体的に見ていきましょう。
指をしゃぶる理由と時期
指しゃぶりは赤ちゃんの本能的な挙動であり、五感を発達させるためにも必要な動作です。
具体的には、こんな理由でしゃぶっているのです。
- 自分の手指の確認。
- 手指を使った遊びの一種。
- 吸うことで安心感を得る。
空腹やストレスが原因かと不安になることもありますが、赤ちゃんの場合はほぼ関係ありません。
始まる時期は生後2~3ヵ月頃からが多く、やめる時期には個人差があります。
生後6ヶ月を過ぎてつかまり立ちが始まり、その後は積み木遊びなどで両手を使う機会が増えると、自然に指しゃぶりの回数が減っていくことがほとんどです。
一気にやめるのではなく、日中はしなくても、手持無沙汰になった時や眠い時などだけ、指しゃぶりが出ることもあります。
その場合も気にしすぎず、3才頃までは様子見でもよいでしょう。
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自然に止めない時の対処法
成長にともない自然に消える指しゃぶりですが、気に留めておきたいこともあります。
注意点を2つご紹介しましょう。
1才以降、日中にもよくしゃぶる場合
目くじらを立てる必要はありませんが、可能性としては、両手を使う遊びが不足しているかもしれません。
元来、手を使う遊びは脳の発達においてとても大切です。
子どもの日中の過ごし方をチェックして、思い当たることがあれば、両手を使う遊びを増やしてみることをおすすめします。
構ってほしいという気持ちがあっても、遊びを増やすことで解消できます。
3歳以降もしゃぶり続けている場合
3才以降、内向的な性格の子どもに指しゃぶりが見られる場合は、ストレスが関係している可能性が高くなります。
まずしっかりと様子を見て、構ってほしい、あるいは不安そうな様子なら、積極的に親子で触れ合う遊びをしてください。
手遊びやスキンシップが増えることで、不安を取り除く効果が望めます。
また、一緒に遊んで気を紛らわせるだけでも、指しゃぶりを忘れさせるのに有効です。
逆に絶対にNGなのは、無理やりやめさせること。
指しゃぶりが精神面の安定をもたらすルーティンになっている場合、時間がかかっても自然に消えるのを待つ方が賢明です。
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歯並びへの影響は3歳から!
歯並びの悪さと指しゃぶりの因果関係は、結論から言えば「アリ」です。
3才以降も指しゃぶりが習慣化し、長時間強い力でしゃぶっていると、歯並びの問題が起こる可能性が生じます。
この場合も、スキンシップを増やすなどの対策で、気を紛らわせることが大切です。
またおしゃぶりも同様に、長時間しゃぶらせ続けると歯並びに影響する、という指摘があります。
念のため1才過ぎてからは、おしゃぶりを使う頻度も少しずつ減らしてあげるといいでしょう。
まとめ
乳幼児にとっての指しゃぶりは、安心感を得たり指の感触を確認する、五感の発達に必要な行為です。
あまり神経質になりすぎず、1才を過ぎたら他のことで気を紛らわせてあげて、自然にやめられるように待ってあげてくださいね。
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