日本全国には、恐ろしくて足を踏み入れたくない「禁足地」が存在します。
今回は、その中でも特にミステリアスな日本の禁足地を紹介します。
危険過ぎる禁足地3選
数多くの謎に包まれた禁足地とされるエリアは、その神秘的な雰囲気と危険性で知られています。
そんな注目すべき三つの地とは…。
八幡の藪知らず(千葉県市川市)
千葉県市川市に位置する八幡の藪知らずは、「入ったら最後、二度と出られない」という伝説が残る禁足地です。
この小さなエリアは、市川市役所の直ぐ向かいという意外な場所にありますが、18mという狭さが、なぜか迷い込んだ人々を永遠に囚われさせると言われています。
江戸時代の文献には数々の恐ろしい伝承が記され、今もなお多くのオカルト愛好家がこの地の真実を解明しようと試みていますが、未だ謎は深まるばかりです。
沖ノ島(福岡県)
福岡県の沖ノ島は、女人禁制の伝統を守る「神の島」として知られています。
この島は宗像三女神を祀る神聖な場所で、特定の条件を満たした男性のみが訪れることが許されています。
女人禁制で、上陸をする前には必ず禊をし、島内でも厳しいルールが設けられています。
たとえば、4本足の動物の肉を食べてはいけない、島にあるものは持ち出してはいけない、島の中で見たものや起きたことは他言無用、などがあります。
神社本庁による厳しい規制のもと、毎年限られた日に限られた人数だけが参加できる儀式が行われます。
2018年以降、研究目的でない限り一般人の立ち入りは完全に禁止されており、その神秘性はさらに高まる一方です。
有毒温泉(北海道上川町)
北海道の大雪山国立公園内にある有毒温泉は、強力な硫化水素ガスを含むため、命の危険が伴います。
1958年には迷い込んだ学生が命を落とす事故が発生した以降、湯だまりのあるカルデラ内は立ち入り禁止区域とされました。
この温泉からは美しい景色が広がるため、訪れたい誘惑に駆られますが、強烈な毒ガスが命を奪います。
冒険心をくすぐる地であると同時に、危険を伴うため、絶対に近づいてはならない場所です。
まとめ
今回ご紹介した日本の禁足地は、その神秘的な魅力と同時に非常に危険な場所です。
興味を持つことは人間の自然な好奇心ですが、これらの場所には近づかないことが最善の選択です。
オカルトやミステリースポットに興味がある方は、事前にしっかりとしたリサーチと準備を行い、地元の法律や規則を遵守しましょう。
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