冬休みの宿題といえば「書初め」習字がお得意なお子さんには何てことない宿題ですが、苦手意識が強いお子さんには超難関ですよね。今回は”ちょっとしたコツでそれなりにうまく見える字”を書けるようになる特集記事を提供します。
冬休みの宿題といえば
・低学年:”ひらがなだけ”「おせち」「ふゆ」など
・中学年:”漢字が一~二文字ほど入った、「初日ので」や「新しい年」など
・高学年:一気にハードルが上がって、「自然の力」や「世界平和」など
「うまく見せるコツ」を伝授しますので、最後まで読んでみてください。
【豆知識】書初めとは
1月2日に行うのが風習で、この日に書くと「字が上達する」と言われ、また書初めで書いたものは、1月15日のお炊き上げで燃やし、その際に煙が高く出れば出るほど字が上達するといわれています。
※お炊き上げの別名は、どんど焼き、どんどん焼き、左義長、などがあります。
”それなりにうまく見える!”コツ
①お手本をじっくり見る!
②バランスが最重要!
これは「バランス」が良いからです。一つ一つの文字はそんなに上手ではなくても、字と字の間隔だったり、”とめ・はね・はらい”がしっかりとされていれば全体的にうまく見えるのです。
(2)横線は細く、縦線は太く書く
(3)四角は出ているところを作る
③意外?名前も丁寧に書くこと!
書初めを書き出す前から「大きな文字も、名前も、どっちも大事」ということを教えておきましょう。
マタイク連載記事
一番やってはいけないこと!
本来ならば「黒子」はあってはならないのです。のびのびと書かせれば良いのです。良いのですが……つい手を出したくなる気持ち、よーくわかります。筆者も息子が小学生時代は「つい」口も手も出していました。
「つい」口も手も出していた理由はこうです。授業参観に行くと、教室に授業で書いた習字が飾られていました。習字は大きな文字で書くため、うまい下手の隠しようがないので残酷です。
クラスでもワースト1、2位を争うほどの下手さ加減を見ると、「習字を習わせておけば良かった」と何回思ったことか。そうなると家庭で書く「書初め」では、もう母親の私の方が必死になっていました。
結果、息子が書いたのか、母親の私が書いた作品なのかわからないほどに……バレバレですね。のびのびと一人で書かせることができれば言うことなしです!
余談ですが、あまり字を書くことが少なくなりつつある世の中ですけれど、やっぱり字はきれいな方が良いので、習い事するなら「習字」をおすすめします。
=まとめ=
習字は鉛筆とは使い勝手が違うので、習っている習っていないの差がかなり出ると思います。現在はそれなりに書けてはいますので提出できれば問題ないレベルです。
皆さんのお子さんに、習い事をするなら「習字」をおすすめします。