気温がグングン上がってくると、子供に持たせているお弁当が傷んでいないかと心配になります。
自分が作ったお弁当を食べて、もしも食中毒にさせてしまったら……
今回は、夏のお弁当で、これだけは押さえておきたい3つの対策をお伝えします。
気温や湿度が高い日でも安心して、おいしくお弁当を食べてもらうためのポイントもご紹介しますので、ご覧ください。
お弁当の食中毒対策はいつから始める?
お弁当の食中毒対策は、日中の気温が20度あたりになってきたら始めましょう。
地域にもよりますが、5月に入ると気温が20度を超えてくる日が増えてきますよね。
食品は、気温が20度あたりから雑菌が増えやすくなるといわれています。
そして、最も雑菌が繁殖する温度といわれているのが37度あたり。
人間の体温と同じくらいの温度になると、雑菌が一番活発になるようです。
また、6月に入るとやってくるのが梅雨。
温度と湿度がそろってしまうと、食中毒の危険性がかなり高まるのです。
ちなみに温度37度/湿度60%が最も危険なレベルともいわれています。
ただし、気温が20度を超えると少なからず雑菌が増えやすくなるため、20度目安にお弁当の食中毒対策を始めることをおススメいたします。
夏のお弁当の食中毒対策で、押さえておくべきことは次の3つです。
- お弁当箱の殺菌
- お弁当の具材
- お弁当の保冷
順番にお伝えしますので、続けてご覧ください。
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夏のお弁当箱はしっかり殺菌!具材にも注意!
手を石鹸でしっかり洗うこと、お弁当箱と使用する器具を食器用洗剤でしつかり洗っておくことは大前提です。
そして、忘れていけない部分が、普段見落としがちな「パッキン」。
きちんと取り外して洗いましょう。
そしてお弁当箱に具材を入れる前に、もうひとつチェックしてもらいたいことがあります。
それは、水分。
お弁当箱を洗った直後に、具材を詰めないようにしましょう。
しっかりと洗うこともですが、しっかりと乾かすことも重要です。
また、お弁当を詰めるとき、直接手で具材を入れずに箸などを使用してくださいね。
思わず手で直接触ってしまいそうなこともありますが、食中毒をおこさないための重要なポイントですので、気を付けましょう。
サッとひと手間!手軽なお弁当殺菌方法2つ!
- キッチンペーパーに少量のお酢を付けて、お弁当の中をサッとふく
- キッチン用アルコールを吹きかける
朝の忙しい時間帯に、煮沸消毒する時間やお弁当箱そのものを冷ます時間はもったいないですよね。
そこで日頃の消毒については、上記の「サッと拭く、サッとかける」でOK。
数秒で終わる作業であれば、毎日のお弁当作りでも苦にならないのではないでしょうか。
そしてお弁当箱の週末しっかり消毒には、キッチンハイターがおススメです。
夏の具材で注意すること
しっかりとお弁当箱を殺菌しても、お弁当に詰める具材によっては菌がかなり繁殖します。
そのため、次の3つに注意しましょう。
- 具材をしっかり冷ましてからお弁当箱の蓋をする。
- 水分が多い具材は避ける。
- 具材同士の接触を少なくする=仕切りを使用する。
1. 具材をしっかり冷ましてからお弁当の蓋をする。
具材が温かいままお弁当の蓋をすると、温度と湿度を閉じ込めてしまいます。
お弁当の中が菌の繁殖がしやすい空間になるので、ぜひ冷ましてから蓋をしてください。
2. 水分が多いものは避ける。
水分がでてしまうと、他の食材に染みるのはもちろん、湿気が多くなり菌が繁殖しやすくなります。
夏は水分の多く出る食材や調理法は避けましょう。
ただし、水分を吸ってくれる乾物(かつおぶし・乾燥わかめ・すりごまなど)を利用するのも一つの手です。
これらを上にまぶしたり下に敷いたりするだけで、余分な水分を吸い取ってくれます。
下記のように、お弁当の下に敷くだけで「水分と油をとる」便利なシートもありますよ。
念には念をいれて、お弁当用の抗菌シートをのせると更に安心ですね。
3. 具材同士の接触を少なくする=仕切りを使用する
具材同士が触れ合う部分から菌が増えて傷みやすくなります。
気温や湿度が高いときは、ご飯の上におかずをのせることは避け、ごはんとおかずは別にしましょう。
シリコンカップはエコで便利な仕切りですが、食中毒が気になる時期だけでも使い捨てにすると、より安心ですね。
猛暑ものりきる!お弁当の内側と外側からの保冷術!
ケーキなどを購入するともらえる保冷剤は、夏のお弁当でも大活躍します。
私もコッソリ冷凍庫に忍ばせてあります。
保冷材は100円均一でもあたりまえのように見かけますし、かわいく機能的なものも増えていますよね。
冷気は下にいくため、保冷材はぜひお弁当の蓋の上にのせてください。
また、お弁当の保冷剤代わりにもなるデザートといえば、蒟蒻ゼリー。
子供に食べさせるのであれば、小さな袋で押し出して食べられるパウチタイプにしてあげてくださいね。
パウチタイプだと、少しずつ口の中に含ませることができます。
パウチタイプの蒟蒻ゼリーを一晩凍らせて、カチコチの状態でお弁当にいれてあげてください。
すると、お弁当を保管するときの温度や湿度にもよりますが、4時間ほどたっても、ある程度冷たい状態を保ってくれるようです。
たとえ気温が高い日でも保冷バッグと保冷剤を併用すれば、お昼ご飯のときまで冷たくておいしい状態で食べられるので、おススメです。
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まとめ
夏のお弁当は食中毒の危険性が高まるため、食材選びから頭を悩ませてしまうことも多いですよね。
お弁当による食中毒をさけるポイントは、お弁当の中の「温度・湿度」。
蓋をする前にしっかり冷まして、水分がでやすいものに気を付けましょう。
お弁当箱やお弁当を詰めるときに使用するものは、しっかり殺菌をして雑菌を取り除いておくことも大切です。
また、保冷剤や凍らせたデザートをうまく利用して、おいしくて安心な夏のお弁当を楽しんでくださいね。
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