妊娠する前は何も考えずに食べていた、飲んでいたものでも、妊娠したら「口にしたらいけない!」ものがあります。
お腹の中で元気な赤ちゃんを育てるためにやめましょう。
胎児に悪影響を与えるとされている食品11品を調べてきました。
生レバー
■トキソプラズマ
レバーが与える大きな影響の一つは、トキソプラズマです。NHKのあさイチでも、トキソプラズマの危険性が取り上げられ、実際に妊娠中に感染した事例が紹介されていました。 その方は、妊娠4か月の時にユッケやレバ刺しを食べ、翌日、風邪のような症状があり、リンパ節が腫れたという程度でした。 2~3日で直ったので気にしていませんでしたが、妊娠9カ月のエコー検査で胎児の脳室が普通の2倍になっていることが判明し、血液検査をすることでトキソプラズマ感染が確認されました。 子供は脳室が膨らんだことで脳が圧迫され手足の麻痺が残ってしまったそうです。 危険性
トキソプラズマが胎児に与える影響は、胎児の脳に異常が出る危険がある、ということ。 トキソプラズマとは生肉の中にいる可能性がある寄生虫で、このトキソプラズマに感染するルートは2つあります。 1.生肉を食べた母親から胎盤を通じて血液経由で胎児に感染し、脳や目に障害を発生させます。 2.猫のフンに存在するトキソプラズマが、猫のフンが混じった土を触る作業をすることで口から入る可能性があります。 対処法
トキソプラズマを防ぐ方法はありますから、胎児への影響を考えて、妊娠中はしっかりと徹底しましょう。 1.生肉、レアステーキ、生ハムなど十分な加熱調理がされていない肉をたべないこと。 2.猫のフンの処理をするときにはマスクをし、作業後はよく手を洗う。猫を外に出さない。
■レチノール
レバーが与える影響の、もう一つの原因はレバーに含まれる栄養素のレチノールです。 危険性
このレチノールを過剰摂取すると、胎児に奇形や先天異常などの影響がでる可能性があります。レチノールとは動物由来の食品に含まれる栄養素でビタミンAの仲間です。 栄養素ですから、身体にわるいものではありません。ビタミンAは野菜や果物にも含まれる栄養素ですが、野菜や果物に含まれるビタミンAは「プロビタミンAカロテノイド」と呼ばれ、動物由来のビタミンAとは少し特性が違います。 動物由来のビタミンAは、体外に排出されにくい傾向があるのでたくさん食べると影響が出やすいというのです。内閣府の食品安全委員会の推奨では、妊婦であれば、1日当たりビタミンA摂取量の上限を、2,700ugREと規定しています。
生たまご
■サルモネラ菌
生卵で気をつけるべきものの一つは、サルモネラ菌です。 生卵にはサルモネラ菌が付いている可能性があります。卵を長期保存や常温保存した場合に、このサルモネラ菌が増殖し、それにより影響が発生するのです。 危険性
サルモネラ菌の影響は、胎児ではなく、妊婦さんに食中毒(激しい腹痛、吐き気、おう吐、発熱)を起こす可能性があります。 妊娠中は、つわり、体の変化が原因で免疫力が低下します。そのため細菌がついている生ものが原因で、普段より食中毒にかかるリスクが高くなっています。 食中毒は胎児への直接な影響はないですが、母体がおう吐や下痢によって、子宮が収縮し流産や早産を起こしてしまう可能性があるのです。 対処法
サルモネラ菌は、1分以上70℃で加熱すると死滅します。極力加熱調理して食べることをお勧めします。また、調理した後も、2時間以内には食べきるようにしましょう。 卵は、必ず冷蔵庫(10℃以下)で保管しましょう。室温にしておくと鮮度が一気に落ちるので、調理する際には直前に冷蔵庫から取り出すようにしましょう。 卵の殻に触ったら、すぐに手を洗う。
■アレルギーの可能性
卵はアレルギーの原因となるアレルゲンで、三大アレルゲンの一つと言われています。 危険性
栄養があるからといって食べ過ぎると、生まれてくる赤ちゃんがアレルギー体質になるという可能性があります。
ただし、毎日3個以上卵を食べる場合ですから、極端に神経質になる必要はありません。 対処法
加熱調理した卵であれば、お母さんにも赤ちゃんにも必要な栄養やたんぱく質が豊富な食材なので、積極的に食べるようにしましょう。1~2日に1個程度がおすすめです。
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鮭やマグロなど(大型の魚)
■水銀
マグロがが与える大きな影響は、マグロの身に含まれる水銀が原因です。 水銀が原因の病気と言えば、水俣病という名を耳にしたことがあるのではないでしょうか。水俣病は、水銀が原因で、神経が侵されて、手足の感覚障害と運動失調、口、目、耳への障害が現れるという病気です。 危険性
水銀が胎児に与える影響は、胎児の神経に異常が出る危険がある、ということ。 2005年、厚生労働省から妊娠している方、妊娠の可能性のある方に、魚介類の摂食による水銀に関する注意が発表されています。 なぜ魚に水銀が?と思われるでしょうが。自然界には無毒な水銀がありますが、川や海で微生物などにより、身体に影響のあるメチル水銀に変化し、この微生物などを魚が食べる食物連鎖により魚の体内に水銀が蓄積していきます。 小児や大人であれば、魚を食べても水銀を体の外へ排出する機能が働くのですが、まだ未成熟な胎児にはこの機能がありません。そのため、胎児への身体の影響が心配されるということなのです。 だからといって心配し過ぎる必要はありません。普通に魚を食べただけですぐに、水俣病のような恐ろしい状態になるわけではありません。 また、胎盤ができあがる4か月以降で注意すればいいので、妊娠に気づかなかったから!と焦る必要もありません。
また、障害のレベルは強いものではありません。 海外の調査では、実際の影響は音を聞いた時の反応が1000分の1程度遅れるというようなレベルである、という報告がされています。 でも、せっかく生まれてくる赤ちゃんですから、健康には気を付けてあげたいですよね。ですから、どのようにすればいいのかを正しく理解してこれからの食生活を送りましょう。
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ひじき
■ヒ素
栄養満点のヒジキを控えるような傾向になった理由は、ヒジキに含まれるヒ素のためです。 ヒ素にも2種類あり、有機ヒ素と無機ヒ素があり、ヒジキには毒性の高い無機ヒ素が含まれています。これは他の海藻にも存在しているのですが、ヒジキには高濃度で蓄積されている点が心配されるようになりました。 危険性
ヒ素は、胎児へ奇形や脳障害などの影響が出る可能性が考えられるそうです。 ただし、心配し過ぎる必要はありません。これまでヒジキによる赤ちゃんへの影響が出た事例が報告されたことはありませんし、ヒジキを食べてすぐ悪影響が出るわけではなく、毎日継続的にヒジキを食べ続けた場合に出る影響です。 厚生労働省によると、その量は体重50㎏の成人なら毎日4.7g(1時間水で戻した状態なら42g)以上を毎日食べ続ける量です。 普通の日本人の食生活であれば、平均で一日0.9gの摂取量なので、それだけのヒジキを食べ続けることは、あまり想像できません。 普通に食事をしていれば、毎日ひじきを食べ続けることも、おなかいっぱい食べる人はほとんどいませんよね。小鉢のヒジキの煮物を週1~2日食べるくらいなら問題ありません。
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■対処法
それでもヒ素が気になる場合には、調理方法でヒ素を取り除くことができるんです。 「水で戻す」
ヒ素は水に溶けます。乾燥ヒジキであれば水で戻しますので、30分で約36%、60分で約68%のヒ素を抜くことができると言われています。 「茹でる」
戻したヒジキをさらに5分ほど茹でれば、さらにヒ素を減らすことができます。この時の茹で汁は、ヒ素が溶け出していますから、調理に使わないでください。 「他の食品と組み合わせる」
ヒジキだけで煮つけると、一度にヒジキを食べる量が増えてしまいます。ヒジキの煮物を作るときに人参、油揚げ、大豆など他の食品と組み合わせて入れるようにするとヒジキを食べる量を減らすことができます。食品はバランスよく食べることが必要ですから、他の食品も組み入れてバランスよく食べられるよう工夫をしてみてください。 「他のもので代替する」
ここまでの方法でも、やっぱり気になる、と思う方はヒジキに含まれる栄養素を他のもので摂取するようにしましょう。ヒジキを代替する他の食品例としては、プルーン、小松菜などがあります。
ナチュラルチーズ
■リステリア菌
厚生労働省の指導で、妊婦は食べないほうがいいとされているナチュラルチーズ。栄養満点の食品チーズはどうしてダメなんでしょう。 その理由は、リステリア菌です。 危険性
チーズを避けたほうがいい理由は、ナチュラルチーズの中に含まれるリステリア菌。リステリア菌は河川や動物の腸管内存在する最近です。 この菌に感染することによるリステリア症のため、赤ちゃんも感染し、流産や死産の原因になる可能性があるからです。 妊婦は健康な成人に比べ免疫力が低下しており、リステリア症のかかりやすさは約20倍にもなると言われています。ですから、みんなで食べても妊婦だけにその症状が現われる、なんてことも。 リステリア症を発症するとインフルエンザに見られるような発熱・筋肉痛・吐き気・下痢などの症状が現われます。重症化すると頭痛・髄膜炎・敗血症・意識障害・痙攣なども起こり、その致死率は20~30%とかなり高いのも特徴。 対処法
リステリア菌は、加熱されていない食品に入っている可能性が高い菌です。また、冷蔵庫で保管していても、菌の増殖は止まりません。塩による殺菌処理も効果がありません。 ○一番よいのは加熱処理をすること
日本のナチュラルチーズは、製造時に加熱が義務付けられているので生で食べることはできると思われますが、念のため、妊娠中はナチュラルチーズはそのまま食べるのは避け、加熱調理をするようにしましょう。中心部分を75℃で1分程度加熱できれば完全殺菌ができます。 加工時に加熱されたピザ、グラタン、ベイクドチーズケーキならばナチュラルチーズが入っていても大丈夫。チーズを作る過程に加熱工程が入っているチーズも大丈夫です。 例えばナチュラルチーズを加熱し、複数種類を混ぜて作っているプロセスチーズは問題ありません。その他、加熱処理されたカッテージチーズやクリームチーズも大丈夫。 ただし、輸入チーズは、加熱処理されていないものも見受けられるので避けたほうが無難です。
■ナチュラルチーズ以外にも食べてはいけないチーズの種類
モッツァレラ、カマンベール、フロマージュブラン、リコッタ、ブリ・ド・モー、ロックフォール、ゴルゴンゾーラ、ブルーチーズ全般、チェダーチーズ、ゴーダ、パルミジャーノ・レジャーノ(パルメザン)などのチーズ。 輸入チーズで作ったレアチーズケーキ、柔らかいベイクドチーズケーキ、ティラミス、ムースなども注意要です。
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ピーナッツ
■脂肪
危険性
2000年に米国小児科学会では、生後3か月~15か月の500人の赤ちゃんを対象に行われた実験結果から、ピーナッツをよく食べていた妊婦と、食べていない妊婦と比較し、ピーナッツをよく食べていた妊婦から生まれた赤ちゃんの方がアレルギー検査に引っかかる率が高かった、と発表して以来、ピーナッツは避けたほうが無難、とされていました。 しかし、この結果の科学的根拠が疑われ、2008年にはこの意見は取り消されているんです。ピーナッツは食べてはいけない食品ではなく、食べ過ぎるのはいけない食品です。 それは、ピーナッツは脂肪分を45%も含んでいる食品なので、カロリーが高くなり太りがちになってしまうからです。高たんぱくなんですが、100gで580キロカロリーにもなります。 ただし、その脂肪のほとんどが不飽和脂肪酸なので、コレステロールを低下させる働きがあったり、たんぱく質やビタミンが豊富で、それ以外の効果が大きく積極的に摂りたい食品であることは変わりません。 また、ピーナッツは消化が良い食べ物ではないので、妊婦の胃には負担をかける可能性もあります。 対処法
ピーナッツは栄養価がとても高く、たんぱく質や脂肪が豊富です。 タンパク質には必須アミノ酸を8種類も含んでいますし、45%もある脂肪はほとんどが不飽和脂肪酸で身体にとっては良い効果があります。それ以外にもビタミンB1、ビタミンEを豊富に含み、カルシウムも100g中150mg含んでいます。
市販のバターピーナッツは塩分を含むので食べ過ぎは塩分の摂り過ぎになるため、禁物です。 また、問題はそのカロリー。ピーナッツは、20粒(一掴み程度)で約18キロカロリー、100gあたり約580キロカロリーです。 アーモンドだと100gで約605キロカロリー、くるみは約675キロカロリー。ナッツ類の中では低い方ですが、食べ過ぎは禁物。サラダにかけたり、おやつとして数粒食べる程度がおススメです。
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香辛料のきつい食べ物
危険性
スパイスやトウガラシなどの刺激物をたくさん食べ過ぎると、胆汁の分泌が活発化して黄異性膵炎を起こしたり、排便の時に刺激になって痔を悪化させたり、ということが考えられます。 妊娠すると、普段より身体が敏感になっていますからまた、香辛料が負担になって胃もたれが起きたり、塩分が多い食品が多いため、食べ過ぎると妊娠高血圧症候群を起こす原因になります。 対処法
スパイスは、刺激にもなりますが、冷え性の改善などプラスの効果もあります。 食べ過ぎは禁物
塩分過多やスパイスの摂り過ぎは、身体への負担があるので、1週間に1回など適量を摂っている分には問題ありません。 スパイスの効果は活用しましょう。
ただし、摂り過ぎると子宮収縮の恐れがあるターメリック(ウコン)、シナモンなどは適量に抑えてくださいね。
インスタント食品
■油や添加物
妊婦は、食べ物に気をつけるようになります。インスタント食品は、添加物が気になるので避ける人がほとんどですが、それでも食べられるものをしっかり食べる方がいいこともあります。 それで、つい食べてしまうインスタント食品ですが、食べる時にはしっかりリスクを理解しておいたほうがいいのです。 危険性
インスタントラーメンなどに含まれる油や保存料が原因で、湿疹、下痢、嘔吐などを起こす可能性があります。 妊娠すると、免疫力が低下するため、食べたものの影響で身体に不調が起きる場合があります。インスタントラーメンなどは製造するときに油を使いますが、古くなると酸化した油に過敏に反応することがあります。 また、塩分が原因になる場合もあります。いずれも油や塩分の代謝をすることに体が追い付かず、身体の変調を起してしまうのです。
■塩分
インスタント食品は味付けが濃く多くの塩分が含まれるため、食べ過ぎると、妊娠後期には妊娠高血圧症候群のリスクが高まります。 危険性
妊娠高血圧症候群になると、血圧上昇やむくみなどが起き、流産や早産になる可能性が高くなり、胎児の成長障害や知能障害につながることもあります。また、出産時に母体の脳血管が破れるなんてリスクもあります。 成人女性の1日の塩分摂取量(平均)は約10gです。妊婦の場合は、1日の塩分摂取量(理想)は8以下です。 インスタントラーメンに含まれる塩分は5~6gですから、1日の塩分摂取量のほとんどを摂取量のほとんどを摂ってしまうことになり、あとみそ汁一杯飲めば、それ以上塩分を摂ることができません。 対処法
妊娠中は、身体の不調も起こりやすくなるため、できるだけ避けたほうが無難です。しかし、妊娠中には食べられなくなることもあるので、食べられるものを食べられる時に食べることも必要。 インスタントラーメンを継続的に食べることが問題なので、1週間に1回程度に抑えましょう。その他に、以下のことも気をつけて食べるようにしてください。 スープは飲まないようにしましょう。減塩効果のある食品を一緒に食べるようにしましょう。
■減塩効果のある食品を一緒に食べるようにしましょう。
例えば、みそ汁やスープは、煮干しや鰹節でダシを効かせ塩で味付けしないようにする。カリウムと水分を摂って塩分を排出しやすくする、などを実践しましょう。 カリウムをたくさん含む食品は、干し柿、サツマイモ、トマト、干しアンズ、バナナ、アボカド、枝豆、納豆など
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カフェインを含む飲料
■カフェイン
コーヒーだけでなく、紅茶にも多く含まれるカフェイン。身体に良い面もありますが、妊婦さんやお腹の赤ちゃんには良くない影響をおよぼします。 そのため、妊婦さんはコーヒーを控えるようにいわれますが、コーヒー好きにはかなりのストレスになりますので、正しく理解することは必要ですし、ストレスの少ない解消法もあります。 危険性
カフェインが与える影響は、早産や流産、低体重児、発達障害の発生が考えらえるというもので、実際に研究報告もあります。 カフェインを摂ると眠れなくなる、という人も多いですが、これはカフェインに含まれる中枢神経を興奮させる作用のためです。カフェインを大量に摂ると不眠、精神興奮、筋緊張、頻脈、呼吸促進の原因になります。 また、妊娠中はカフェインの分解に時間がかかり、分解されないカフェインがお腹の赤ちゃんまで移行してしまうことがあるため、それが引き金になって様々な影響をおよぼすと考えられています。 実際にどこまで赤ちゃんの成長に影響が出るのかはまだはっきりはしておらず、そうであるならば、影響を減らすために、コーヒーなどを控えるように、という指導をしているのです。 対処法
赤ちゃんへの影響が考えられるのは、過剰に摂取した場合です。ならばどれくらいコーヒーが飲めるのでしょう。 1日に摂取できるカフェインの量は、イギリスは200㎎まで、アメリカ・カナダでは300㎎まで、日本では明確に規定された基準はまだないですが、150~200㎎(コーヒー1~2杯)が目安になっています。
アルコール類
■アルコール
妊娠をしたら、お酒を止められたという方がほとんどじゃないでしょうか?でも、本当に一口も飲んではいけないか?というとそうでもありません。 アルコールが赤ちゃんに与える影響と正しい飲み方を知っていれば、そんなに気にすることもないんですよ。 危険性
アルコールが赤ちゃんに与える影響とは、奇形、未熟児、胎児性アルコール症候群による発育遅れや脳の発達障害、の可能性があるということ。 胎児性アルコール症候群を患うと、頭の大きさが通常よりも小さかったり、産後も入院し、通院が必要になる未熟児や、障害児として生まれてきたりします。このリスクを考えて、産婦人科のお医者様はお酒を控えるように勧めます。 お酒を飲むと、お母さんの血液中に流れているアルコールが胎盤を通じて赤ちゃんに届きます。つまり、赤ちゃんもお酒に酔っぱらってしまいます。 明確な基準はないですが、奇形が出る確率が上がるのがワイン1杯(175ml)、日本酒1杯(グラス半分)、ビール1杯(350ml)として1日6杯以上を飲む場合です。8杯以上飲むと、赤ちゃんに胎児性アルコール症候群を発生する確率が30%~50%アップしてしまうそうです。 1日にビールを8杯も飲み、それを毎日続ける妊婦はいないとは思いますが、この基準も母体がアルコールに強い体質かそうでないかで変わってきますので、控えておくほうが望ましいと考えられます。
■対処法
アルコールによる胎児への影響を考え、完全にお酒を飲まないことが一番です。しかし、アルコールによる妊婦のリラックス、ストレス解消の効果もあるので、多少の飲酒も可能だと考えられています。 1.妊娠初期なら、1日にグラス1~2杯、中期以降なら1日に1杯程度、までです。気になるなら、週に1杯程度まで落とせばさらに安心です。 アルコール度数の強いお酒(テキーラ、ラム、ウオッカ)などは赤ちゃんに強い度数のお酒を届いてしまうのでやめましょう。 自分はアルコールが強いから、なんて勝手な自己判断はやめたほうがいいですし、個人の体質の問題もありますので、お医者様が絶対ダメだという場合には、指導に従うようにしてください。 2.いきなりの禁酒がつらい方は、雰囲気だけでも楽しむために、ノンアルコールドリンクを活用しましょう。ビールやチューハイなど様々な種類でノンアルコールドリンクが登場していますから、お母さんのストレスにならずに無理ないですし、もちろん胎児にも優しい対処ができます。 ただし、ノンアルコールドリンクにはアルコールの代わりに色素や酸味料、香料、酸化防止剤などの添加物が多く含まれています。これらはお母さんの身体の内臓機能の負担になったり、むくみの原因になったりもしますので、ノンアルコールだからと言って安心して大量に飲むのは厳禁ですよ。
ノンアルコールビールには微量にアルコールを含むものもあります。
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