2022年4月、家族全員で新型コロナに感染し、2週間の自宅療養を経験しました。
家族の誰かが突然発症すれば、その日から一家全員が濃厚接触者として外出できなくなってしまうため、事前の準備があれば安心です。
そこで自身の経験から、自宅療養で準備していてよかったと思えるモノと、準備しておくと安心なサービスをご紹介します。
なお、あくまでも個人の体験に基づく情報ですので、居住環境(頼れる親族が近くに住んでいる等)や生活スタイルによって、必要度は異なることを最初にお断りしておきます。
準備していて良かったモノ
すぐに食べられる食料品
新型コロナに感染してまず大変だったのが、食事の準備でした。
親が元気ならいいのですが、発熱して寝込んでしまっても、元気な子どものために食事を用意しなくてはなりません。
そのため、すぐに食べられる保存食にとても助けられました。
- 冷凍食品
- パックごはん
- レトルトのおかゆ
- カップ麺など
特におかゆは、体調が悪くて食欲がない時にも食べられて重宝しました。
なお筆者の住む地域では、自治体の配食サービスとしてお弁当かレトルトを選択できました。
我が家はレトルトを選択し、おかゆ・パックごはん・カップ麺・丼ものなどが届いたため、大いに活用させていただきました。
お茶・経口補水液
体調が悪い時でも、飲み物は必要です。
筆者は症状が一番つらい時、水出し麦茶を準備することすらできませんでした。
そのため、非常時用に用意していたペットボトルのお茶などが役に立ちました。
また、発熱や下痢、嘔吐などの症状が出ることもあるため、経口補水液(ゼリータイプでも◎)も常備しておくと安心です。
トイレットペーパーなど日用品
2週間の自宅療養の間に、日用品のストックがなくなっても、気軽に買い物に行けません。
そのため、日常的に消費するもの、切れると大変なものは、少し多めにストックしておくと良いでしょう。
- トイレットペーパー
- ティッシュ
- 生理用品、オムツ
- 洗剤など
買いだめには限度もありますので、常識の範囲で、少し早めに買い足しておく感覚がいいかもしれません。
常備薬(熱さましなど)
我が家の場合、最初に感染がわかった娘だけは医療機関を受診し陽性の判定をされましたが、他は電話やオンライン診療での「みなし陽性」の診断でした。
そのため、直接受診して薬を受け取るのが難しく、自宅にあった常備薬で発熱・咳・下痢などの症状に対処しました。
症状が出たらなるべく早く対応できるよう、常備薬を用意しておくと安心です。
- 熱さまし
- 咳止め
- 胃腸薬など
※オンライン診療の際に薬の処方をしてもらえるケースもあります。
子どもの暇つぶしグッズ
子どもは比較的軽症で早く回復するものの、自宅療養の間は外に出ることもできず、ストレスを溜めやすくなります。
そのため、家の中で遊べる暇つぶしグッズを、いざというときのために準備しておくと役に立ちます。
我が家では、ゲームやおもちゃ、工作、ワークブックなどをフル活用した他、元気になったら親子でお菓子作りをしたり、家の中でお祭りごっこをしました。
自宅療養中は、外に出られないストレスが少しでも発散できるよう、工夫しながら過ごしてください。
2022年夏、新型コロナの第7波が猛威をふるっています。 我が家では2022年4月上旬、家族5人全員が新型コロナに感染しました。 今、感染者が増えている中で、このときの経験が少しでも参考になればと思い、この体験をご紹介します。 […]
準備していて良かったサービス
ネットスーパー・生協などの宅配サービス
自宅療養で一番の課題は、買い物に行けないことでした。
我が家は、自治体からの配食サービスでレトルト食品を選択したため、それだけでは栄養が足りず、野菜や肉・魚などは自分たちで用意しなくてはなりませんでした。
そのため、普段からネットスーパーや生協などの宅配サービスを利用したり、登録だけでもしておくと、いざというときに慌てずに済みます。
こうしたサービスが使えれば、上記の「準備していて良かったモノ」を、必要時に応じて購入することもできるでしょう。
オンライン診療ができる医療機関
前述のように、我が家では娘は小児科を受診できましたが、息子二人は同じ小児科がかかりつけだったため、電話にて「みなし陽性」の診断でした。
ところが、その小児科では大人の診断までは対応しておらず、父親と母親(筆者)は、発症してから医療機関を探すことに。
結果的に、「オンライン診療」をしている医療機関をインターネットで探し、ビデオ通話でオンライン診療を受け、「みなし陽性」として診断してもらいました。
我が家のようなケースも考えられるため、オンライン診療をしてくれる医療機関をあらかじめ探しておくと安心だと思います。
なお、オンライン診療は自宅から遠く離れた医療機関でも利用できますが、注意点もあります。
- 後日、診断書などを書いてもらう必要がある場合
- 治療費の支払いが直接払いのみの場合
そのためオンラインとは言え、自宅からなるべく近いところが良いと、経験上感じました。
ご近所付き合い・ママ友付き合い
「サービス」ではありませんが、これが意外と大切!
ちょっと買い物をお願いしたり、子どもの学校のものを届けてもらったり、自宅療養の間、近所のママ友にずいぶん助けられたのはありがたい経験でした。
いざという時に「お互い様」の気持ちで助け合えるママ友付き合い、ご近所付き合いは、自宅療養の支えになります。
新型コロナ感染の経験を通して、日ごろのお付き合いを深めていくことが大切だと感じました。
まとめ
新型コロナに感染すると、その日からいきなり自由に身動きが取れなくなってしまいます。
いざという時に備えて、準備できるものは準備しておくと安心ですし、これらは災害時にも活かせるものでしょう。
新型コロナに感染しないのが一番ですが、もしもかかってしまった時のために、この経験が誰かのお役に立てば幸いです。
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