そろそろ始めよう!赤ちゃんの健康に欠かせない口腔ケア

そろそろ始めよう!赤ちゃんの健康に欠かせない口腔ケア

赤ちゃんの口腔ケア、いつから始めればいいのか悩みますよね。

実は、まだ歯が生えていなくても、赤ちゃんが口の中に手を入れたり、おしゃぶりをしたりすると口の中は汚れてしまいます。

また、小さい頃から口腔ケアをしておくことで、口の中がきれいになることはもちろん、その後の歯ブラシの受け入れがスムーズになるなど、健康にもいい影響があります。

今回は、赤ちゃんの口腔ケアのやり方をご紹介します。

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赤ちゃんの健康に重要な口腔ケア

赤ちゃんの健康に重要な口腔ケア

口腔ケアは、虫歯を予防するだけのものではありません。

口の中を清潔にするように習慣づけることは、やがて食べること、噛むこと、呼吸をすること、話すこと、表情をつくることなど生活するうえでの基本となりますので、重要な役割を担っているといえます。

また、口の中をきれいにしておくことで、虫歯や歯周病が予防できれば、食べ物をしっかり噛めるようになり、唾液もたくさん分泌されるようになります。

唾液には食べかすを洗い流す効果や、殺菌効果だけでなく、味覚を感じやすくする働きもあるため、よく噛むことで、食べ物本来の味をより一層感じられるようになります。

さらに、よく噛むことで大脳の働きがよくなり、集中力も高まり、情緒も安定します。

肥満の予防にもつながり、心身の健康に大きく影響するのです。

口腔機能の発達を考慮したケアを赤ちゃんの頃から行うことは、口輪筋を鍛え、口をしっかり閉じて、口呼吸を防ぐことにもつながります。

口呼吸で口腔内が乾燥すると、唾液が少なくなり、飲み込む力が弱くなることもあるのです。

子どもの口腔機能は、全身の機能と相互して発達するため、赤ちゃんの頃からしっかりと口腔ケアを行いましょう。

赤ちゃんの口腔ケアのやり方

赤ちゃんの口腔ケアのやり方

赤ちゃんの口腔ケアは、歯が生える前と、生えた後で異なります。

歯が生える前からケアをしておくと、口腔ケアへの過敏反応などを起こしにくいので、後々の歯ブラシを使うケアも楽になるでしょう。

歯が生える前

歯が生える前は、濡らしたガーゼを指に巻いて口の中を拭いてあげます。

赤ちゃんは、急に指を口に入れられると驚いてしまうため、入れる前にやさしく口の周りをマッサージしましょう。

歯が生えてから

歯が生えてきたら、歯ブラシも使うようにします。

ブラシは歯茎を傷つけないように、やわらかいものを選びましょう。

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母乳やミルクを飲んだ後

母乳やミルクを飲んだ後は、口の中にミルクの汚れがたまりやすくなっています。

まだ歯が生えていないときは、舌や上顎、上唇の裏など、とくに汚れやすい部分を濡らしたガーゼで丁寧に拭き取りましょう。

歯が生えてきてからは、1本ずつ、やさしく丁寧に歯ブラシで磨きます。歯の表面だけでなく、裏側も磨きましょう。

縦磨きにすると磨きやすくなります。

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赤ちゃんが口腔のケアを嫌がるときは?

赤ちゃんが口腔のケアを嫌がるときは?

赤ちゃんが口腔ケアを嫌がるときは、無理やりすることは避けましょう。

まだ歯が生えていない段階で口に指を入れさせてくれないときは、上唇をやさしくマッサージすると過敏反応がおさまるかもしれません。

乳児の頃は、反射的に口に入ってくるものをおっぱいだと思って吸ってしまうことがあります。

そのため、あらかじめ唇を触ったり押したりしておくことで過敏反応がなくなることがあります。

歯ブラシを嫌がるときは、楽しくコミュニケーションをとりながら明るい雰囲気をつくるといいでしょう。

1本ずつこちょこちょ磨いてあげるイメージで、休憩を挟みながらリラックスした雰囲気で行うのがおすすめです。

ママの元気と健康をサポートする漢方

ママの元気と健康をサポートする漢方

まだ会話ができない子どものお世話をすることは、ママにとって精神的にも体力的にも負担が大きいものです。

精一杯がんばり過ぎて疲れがたまり、イライラしてしまうこともあるかもしれません。

ストレスや過労、不規則な生活が続くと、自律神経が乱れ、心身に悪影響を及ぼします。

子育て中の女性には、

  • 血流をよくして自律神経の乱れを改善する
  • 自律神経を整え、ストレスによる疲労を減らしたり、睡眠の質を上げたりする
  • 消化・吸収機能を高めて栄養を全身に届け、心とからだを元気にする
  • ホルモンバランスの乱れを整える
  • イライラを鎮める

といった漢方薬で健康をサポートしていきます。

漢方薬は根本からの体質改善が目指せるので、不調を治すだけでなく、不調にならないからだも手に入れることができます。

<ママの元気と健康をサポートするおすすめの漢方薬>

  • 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

産後によいといわれる漢方薬です。

「血(けつ)」(栄養)を補いながら月経を整え、さらに「血」や「気」(エネルギー)のめぐりを改善します。

疲れやすく、イライラして、手足が冷える方におすすめです。

  • 芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)

神経症状に関わる「肝」の熱を冷ますことで、イライラや不眠、神経症などの症状に用いられます。

産後の神経症にも効果があり、周りにあたってしまう方、怒りっぽくなってきた方におすすめです。

漢方薬は、自分の状態や体質にうまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

また、産前産後のからだがデリケートな時期には服用できない種類のものもあります。

そのため、「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのがおすすめです。

漢方に精通した薬剤師とAIが、あなたに効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。

まとめ

赤ちゃんから1歳になるまでの間は、口の中をきれいにすることも重要ですが、口腔ケアや歯ブラシを嫌がらず受け入れるような習慣をつけることが大切です。

ときには歌を歌ったり、楽しくコミュニケーションをとったりしながら、嫌悪感なく口腔ケアができればいいですね。

(MSG専属歯科医監修)

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