マスク生活もようやく緩和されましたが、マスクなしの外出に抵抗がある人もいるのではないでしょうか。
顔を隠して外出することに慣れてしまうと、素顔を晒すのに抵抗があるかもしれません。
もし、マスクのない自分の顔を見たときに「顔が老けたり太ったりしたと感じる」場合は小顔体操をやってみましょう!
ポイントは「表情筋を動かすこと」です。
ぜひスキマ時間に試してみてくださいね。
マスク下の顔がたるむ理由
マスク生活が長くなると、無意識に「無表情」「口元を動かさない」時間が長くなるでしょう。
また、マスクをしていると息がしづらくなって、知らぬまに口呼吸になっているかもしれません。
口呼吸は口が開きっぱなしになるので、口を閉じるのに使われる口輪筋をはじめとした口周りの表情筋が緩んでしまいます。
これらが表情筋の衰えにつながり、顔のたるみの原因になる可能性があるのです。
1回3分のカンタン小顔体操
今回はカンタンにできる小顔体操を2つご紹介します!
朝と夜、それぞれ1セットずつ実践してみましょう。
1.「あいうべお」体操(1セット:10回)
(あ) 顔のパーツすべてを外側に開くイメージで口を大きく開ける。
(い) 口を横に伸ばす。
(う) 口をしっかりすぼめて、顔のパーツを中心に寄せる。
(べ) 舌を思いっきり出す。
(お) 口を縦に開く。
2.あごを突き出す運動(1回:30秒)
手を鎖骨あたりに添えて、顔を斜め上に向けます。
下唇を突き出して、前の首筋の伸びを感じながら、口から息を吐き出しましょう。
スッキリ小顔になる+αの習慣
より効率的に小顔を目指すには、小顔体操に加えて生活習慣改善や漢方薬の活用がおすすめです。
1.姿勢を改善する
姿勢と小顔、一見関係なさそうですよね。
しかし、姿勢が悪いと骨格のバランスが崩れて各パーツの筋肉量が変わってしまい、フェイスラインの筋肉量に影響を及ぼす可能性があります。
普段から「猫背にならない」「長時間同じ姿勢を続けない」など、姿勢に気をつけて過ごしましょう。(※1)
2.食べ物や飲み物を変える
塩分やアルコールの過剰摂取は代謝を低下させ、余分な水分や老廃物がたまってむくみなどにつながる場合があります。
このようなものを摂取しすぎてしまった場合は、カリウムを多く含む食材を摂取して余分な水分をからだの外に排出しましょう。
カリウムはさつまいもやひじき、昆布、いちじくなどに多く含まれています。(※1)(※2)
3.漢方薬を取り入れる
漢方薬は、「むくみ」「肥満症」などに効果が認められているため、小顔を目指すのにもおすすめです。
具体的には、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。
- 代謝を上げることで、運動の効率をよくする。
- 脂肪の吸収を抑える。
- 脂肪燃焼をサポートする。
漢方薬は、気になる部分に根本からアプローチしてくれるので、脂肪をためにくい体質を目指せます。
毎日決められた量を飲むだけなので、忙しい日常にも取り入れやすいのが嬉しいポイントです。
<小顔体操と併せて取り入れたい漢方薬>
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
体力があまりなく、冷え症で貧血傾向にある人に向いてます。
水分代謝を促すことで、むくみに働きかけるとともに、血行を整えることで冷え症も改善します。(※3)
- 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
水分代謝を促して、むくみや水太りタイプの肥満症に働きかける漢方薬です。
疲れやすく、汗かきの人におすすめです。(※4)
漢方薬は副作用も少ないといわれていますが、初めての場合は何を選べばいいか悩むかもしれません。
そんな人におすすめなのが、漢方相談サービスです。
「あんしん漢方」は、AI(人工知能)を活用した「オンライン個別相談」があり、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができます。
ご自身に合った漢方を選べて、お手頃価格で自宅まで郵送してくれますよ。
まとめ
顔は人の印象を大きく左右します。
今回ご紹介した小顔体操は、家事をしながら、テレビをみながら、お風呂に入りながら、すぐにできるものです。
家の中であれば誰もみていないので、思いっきり表情筋を動かしましょう!
公式|あんしん漢方
参考サイト
(※1)共立美容外科「顔痩せってどうすればいいの?日頃から気をつけるべきことやセルフケアと美容整形をご紹介」
(※2)公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット「カリウムの働きと1日の摂取量」
(※3)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ当帰芍薬散エキス顆粒(医療用)」
(※4)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ防已黄耆湯エキス顆粒(医療用)」
<この記事を書いた人>
ヨガインストラクター・ライター|高橋かなこ
2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。
自身のダイエット成功経験から、美しい体を作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
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