そうなんです!赤ちゃんの約6割が中耳炎にかかっていると言われています…。まだ言葉を話すことができない赤ちゃん。じつは中耳炎になった時に、いろんなサインを出しているんです!中耳炎を放っておくと「難聴」「慢性化」するので、注意が必要ですよ!今回は、中耳炎の予防法と原因をお教えいたします!
なぜ赤ちゃんは「中耳炎」になりやすいの?
赤ちゃんが「中耳炎」を引き起こす、1番の原因とは!?
風邪のウィルスや細菌が鼻を通って耳に入り込み、耳の中で炎症を起こします。これが「中耳炎」の発症のもとになるのです。
赤ちゃんは風邪を引きやすいですが、風邪の症状の中でも「鼻水が大量に出ている時」は、ママは気をつけましょう!
ウィルスや細菌がたくさんいることで、黄色くて粘り気のある鼻水になります。こういった鼻水の場合、中耳炎に高い確率でなりやすくなるため注意が必要なのです!
見逃さないで!中耳炎のサインを!!
風邪を引いている時は、鼻水が大量に出たり、鼻づまりの症状があると思います。そんな時に「耳を頻繁に触っている」仕草をしていたら、中耳炎になっている可能性が高いでしょう!
まだ言葉を話せない月齢の場合、耳に違和感を感じると触ることがあります。
◇発熱が3日以上続いている
中耳炎のサインとして、発熱にも注意が必要です!風邪をひいてから「3日以上熱が下がらない」「受診をし、薬を処方されているにもかかわらず高熱が下がらない」という場合は、【中耳炎が原因で高熱を出している場合】が十分に考えられます!
◇耳だれがでる
中耳炎を引き起こしているサインの中で、すぐに分かる症状です!
「耳周辺に黄色い膿のような液体がついている」
「乾燥した黄色いものがこびりついている」
「お布団に膿がついている」
耳だれの場合、ほとんどが中耳炎になっています!
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中耳炎の予防法
鼻水や鼻詰まりの時は、こまめに吸引器等で鼻水を吸い取ってあげてください。鼻がかめない子供がいるなら、吸引機は1つは持っておきたいアイテムです。
もしご自身で十分に鼻水が取れない場合には、耳鼻科に行って吸引してもらうことをオススメします!鼻水を吸い取ることで、風邪の治りも断然に違いますよ♪
意外と知らない「ミルク中耳炎」とは!?
仰向けで寝ている態勢で、ミルクや母乳を与えると耳に流れ込む可能性があるので注意が必要です!
「寝かせたままミルクを与える」「添い乳をしたまま寝かせてしまう」
こんな場合も気をつけましょう!
ミルク中耳炎を予防するために、縦抱きにして飲ませることを基本としましょう♪
まとめ
自宅でできるケアは「鼻水を吸い取ること」ですので、赤ちゃんが泣いて嫌がったとしても、本人も吸い取ったあとはスッキリするものなので、こまめに行いましょう。
また「加湿」することでウィルスを抑制したり、鼻水を取り出しやすくできるため、風邪を引いている時は湿度も管理しましょう!
小児科だけでなく、耳鼻科も一緒に受診することで早期発見に繋がるのでオススメします(^^)