マスクって本当に効果あり！？風邪予防で子供用マスクをつけようか？考えている方必見！

風邪を貰ってしまうのにはいくつかの原因があります。 ①空気感染
空気中に漂っているウイルスや細菌により感染 ②飛沫感染
感染者の咳・くしゃみ・吐しゃ物・便などに含まれるウイルスや菌により感染 ③接触感染
感染者と密に交流することや、感染者が触れたものを間接的に触れ、その手で口などに触れることで感染 空気中には、目に見えない大きさの雑菌・ウイルス・花粉・ホコリなど様々なものが浮遊しています。 一般的なマスクは線維の隙間が5マイクロメートルとされています。そのため、5マイクロメートル以下の小さな物質はマスクをしていても通り抜けることができ、私たちの身体のなかへ侵入していくのです。 スギ花粉は、約30マイクロメートルなのでマスクをすることで鼻や口からの侵入を防ぐことができます。しかし、細菌は1マイクロメートル・ウイルスは0.1マイクロメートルであるため、マスクの線維の隙間を容易に通り抜けてしまうのです。 そのため、①の空気感染・②の飛沫感染に対してマスクはあまり有効な予防方法とは言えないのです。

via www.gov-online.go.jp

③の接触感染に関してはマスクは非常に効果があります。特に小さな子供に対して有効な手立てであると言えるでしょう。 それは、マスクをすることで不用意に顔に触れることがなくなるためです。 大人でも、無意識に顔に触れてしまうこともあるでしょう。子供はなおさらです。小さな子供は口に手を持っていくことが多いです。マスクをすることで汚い手で顔に触れることを防ぐことができます。 マスクを取って物を食べる時は、きちんと手をあらった後と決めておけば、汚い手で物を食べることもなくなるでしょう。

他にも、マスクには喉や鼻を加湿する効果も期待できます。 冬は空気が乾燥しているため、乾燥した空気を吸い続けることで鼻や喉の粘膜も乾燥してきます。乾燥している粘膜部分は、細菌やウイルスにとって非常に居心地がよいため、繁殖を促してしまいます。 湿度が高い状態はウイルスの生存率を下げてくれます。

また、正しいマスクの使い方も知っておきましょう。

最初の「マスクで風邪は予防できる？」でも取り上げたように、一般的に売られている布マスク（ガーゼマスク）でも紙マスク（不繊布マスク・使い捨てマスク）でも、ウイルスや細菌を防ぐことはできません。 ウイルスや細菌から身体をガードしたいのであれば、紙マスクの中でも高機能なものを選ぶ必要があります。 高機能なものは値段も高く、子供用のものはあまり売られていないのが現状です。 では紙マスクでも布マスクでもどちらも同じ？と思いますが、菌などのブロック率には大きな違いはありません。しかし喉や鼻を乾燥から守るという点では布マスクの方が効果が高いでしょう。 また、よだれや鼻水などでマスクの内側が湿ってしまうのが不快！という場合でも、布マスクであれば内側のガーゼを交換すればよいだけなので手軽です。 好みに合わせて使い分けましょう。 ウイルスや細菌をブロックしたい方の為に高機能マスクを少しご紹介します。

 

我が子には、いつも元気でいてほしいもの。まだまだ冬本番。体調管理には気を付けなければなりません。 おでかけや公共交通機関の利用などで、やむ終えず人混みに行くという場合は、マスクを付けて行きましょう。 もちろん、マスクだけでなく手洗い・うがい・規則正しい生活を心がけましょう。