皆さんは「ヘアドネーション」をご存じですか?
いわゆる髪の毛の寄付、病などの影響でウィッグを必要とする子どもたちをサポートできる活動です。
メディアで取り上げられることも多くなり、知名度が高まっているようです。
この記事では、筆者の娘の体験談をまじえて、ヘアドネーションについてお伝えします。
ヘアドネーションとは
ヘアドネーション(Hair Donation)とは、小児がんや白血病などの病気、不慮の事故等で髪の毛を失った子どもたちに対し、医療用ウィッグを無償で提供する活動のこと。(…中略…)髪の毛がないことで「人に会うのが恥ずかしい」「学校へ行きにくい」といった悩みを抱える子どもたちの社会復帰を手助けする、重要なアイテムとなっています。
出典:ヘアドネージュ
さまざまな理由により、医療用のウィッグ(かつら)を望む子どもたちが全国にいるそうです。
そんな髪の悩みを抱える子どもたちをサポートするため、ヘアドネーション活動が行われています。
もちろん、寄付する髪には所定の長さが必要ですし、病院へ送るわけでもありません。
日本では下記の3団体がヘアドネーションを主催しており、ウィッグの素材として髪の毛の寄付を受け付けています。
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髪の毛はどうやって寄付するの?
では実際にヘアドネーションをしたい場合はどうしたらいいか、流れを確認していきましょう。
寄付できる髪の毛の条件を確認する
基本条件を満たせば、老若男女を問わず、髪を寄付することができます。
3つの団体で共通している条件は、以下の通りです。
- 31cm以上の長さがある
- 髪が完全に乾いている
カラーリングや白髪などついては、各団体で基準が異なりますので、それぞれのウェブサイトでチェックしましょう。
ドネーション用のカットをする
髪を束に分け、ゴムで留めてからカットするなど、専用のやり方があります。
正しくできれば自分で切ってもよいそうですが、やはり美容室が安心です。
行きつけのサロンで対応が可能か事前に聞いてお願いするか、ヘアドネーション賛同サロンを探して予約しましょう。
髪の毛を発送する
切った髪の毛は、自分で郵送するのが一般的です。
詳しい送付方法を確かめるとともに、各団体のポリシーなどをみて、寄付先を決めましょう。
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ヘアドネーションをやってみて
小学3年生の娘の場合、習い事のために長い間、髪の毛を伸ばしていました。
娘にヘアドネーションの話をして、彼女が「もう少し長くなるまで頑張ろう」と、自分以外の人を思って過ごしたのは半年間ほどです。
いつも行っている美容室でドネーションカットをした時は達成感があったようで、新しいヘアスタイルも気に入り、終始ご機嫌でした。
娘が「誰かのために自分にも協力できることがある」と気付けたのがよかったと、親としては思います。
また、「多様性」について親子で考える機会にもなりました。
「世の中には髪の毛のある子も、ない子もいて、みんな違っていていいんだよね」
「ヘアドネーションのために、髪の毛をロングに伸ばす男の子もいるんだね」
など、日ごろはあまり話さないような話ができました。
まとめ
「ヘアドネーション」について、美容師さんに聞いたり、調べたりしたことをまとめました。
いざ参加する時にはどうしたらいいのか、流れを参考にしていただければ幸いです。
髪の毛の寄付が誰かの役に立つなら純粋にうれしいですし、親子で学べることもあり、きっとよい経験になりますよ。
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