【海外生活】動物好きの子どもには嬉しい!ジョージアの野良犬事情

【海外生活】動物好きの子どもには嬉しい!ジョージアの野良犬事情

筆者は現在、夫と4歳の息子の家族3人で、東欧ジョージアで生活を送っています。

今回はその暮らしの中から、衝撃的だった「野良犬事情」についてご紹介します。

ジョージアでは、犬を飼わなくても触れ合える環境、安心して共生できる環境が広がっていました。

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穏やかなジョージアの野良犬

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日本にも野良犬がいる地域はありますが、ジョージアでは至るところに野良犬がいる印象です。

「野良犬」と聞いて「こわい」「凶暴」、あるいは「狂犬病が危険」というイメージを持つ方も、きっとおいででしょう。

しかし、ジョージアの野良犬は穏やかな子が多く、なかには目が合うと「さわって〜」と言わんばかりに愛嬌のある顔をしながら、寄って来てくれる犬もいます。

人混みの真ん中で寝ている子や、歩いているとついて来て一緒に散歩する子。

たくさんの野良犬に出会いましたが、身の危険を感じたことは一度もありません

もちろん子どもが触る場合には、穏やな性格の犬かどうかを確認した上で撫でさせますが、怒るような野良犬には会ったことがなく、動物好きの息子もよく触れ合っています。

 

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ワクチン接種済みかは耳で判断!

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穏やかな野良犬であっても、狂犬病には気をつけなければなりません。

狂犬病とは、狂犬病に感染している犬やコウモリなどに含まれるウイルスが、傷口などから人間の体内に入り感染する病気で、発症すると100%死亡するとされています。

噛まれずとも「傷口を舐められた」だけの場合も、念のため病院で診てもらい、ワクチンを打つこともあります。

そこで、野良犬と共生するジョージアでは、野良犬にも狂犬病のワクチンを接種する取り組みを行っています

狂犬病のワクチンを接種している野良犬には、印として耳にタグが付いています。

私の感覚では、野良犬の半分ぐらいは接種済みのタグがある印象です。

またジョージアだけでなく、隣国のトルコも同じような対策をしており、穏やかな野良犬が街中を歩いています。

参考:公式│厚生労働省「狂犬病」

人と動物が共生する環境での子育て

人と動物が共生する環境での子育て

ジョージアでは、誰もが野良犬や野良猫、鳩にまで自由に餌をあげる光景が見られ、ふくよかな野良犬も多いです。

野良犬のための犬小屋を設置している区画もあるほど、動物たちと共生する環境を整えているのです。

そうやって、人間が動物と共生することを選んでいるため、動物も人に対して警戒心がなく穏やかであるといった、いい関係性を感じます。

日本ではなかなかない環境で過ごす息子も、犬や猫との距離感を保つのが上手になりました。

「動物を飼う」「動物園に行く」など特別なことをしなくとも、日常生活のなかで命とふれあう機会が多い環境は、子どもにとっても良い影響があるのではと考えています。

まとめ

今回は、ジョージアの野良犬事情についてご紹介しました。

ジョージアでは犬に対して、恐怖や迷惑といった負の感情がないため、野良犬も穏やかに過ごしている印象です。

狂犬病のワクチン摂取の取り組みにより、市民も安心して野良犬と共生しています。

息子がサッカーをしているすぐ隣で、野良犬が寝ている光景が日常の環境で、子ども達がのびのび育ってくれることを願っています。

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