「あれからもう2ヶ月経つのね。あの人との出会いが。でも、まさかこんなことになるなんて…」
と、私は自宅のリビングで親友の麻里子に打ち明けた。
「彼との出会いはまるで映画の一場面みたいだったわ。仕事で疲れた私に優しく声をかけてくれて。まるで夢みたいだった。」
不倫の沼に足を踏み入れてしまったことを、心の奥底から後悔している。
「抱いてくれない夫」から「情熱的な恋人」へ
「でも、なんでそんなことになったの？旦那さんとは仲が良かったじゃない」
と、麻里子が真剣な眼差しで尋ねる。
「そうね、表面上は仲良く見えるでしょう。でも、本当はセックスレスなのよ。最近では会話すら減って、ただの同居人みたいになってしまった。それが彼に出会ってしまった原因かもしれない。」
不倫の道に足を踏み入れてしまったこと、そのすべては自分の選択。
彼に求められる喜び、一緒にいるときの時間、それは何もかもが旦那とは違った。
「彼との初めての夜は、言葉にならないほど心地よかったのよ。」
と、彼女は私に打ち明けた。
「彼の部屋に入ると、私の心は高鳴っていて、一瞬で全てを感じ取ることができたの。彼の温もり、彼の香り、そして彼の欲望。それらが私の体を包み込み、私はその瞬間、彼に溺れていった。」
彼女の手はソファのクッションをしっかりと握りしめ、彼女の頬は熱を帯びていた。
「彼の目は、私の全てを見つめて、私を受け入れてくれた。彼の唇が私の唇に触れた瞬間、私の心は彼だけに属することを確信したわ。」
彼女は次に彼の手の感触について話し始めた。
「彼の手は、私の体に柔らかく触れ、私を優しく包んだ。私の全てが彼に触れられることで、初めて自分自身を全て解放することができた。彼と共に、快楽の世界に飛び込んだの。」
「そして、彼の愛撫が始まると、全てが焦燥感に包まれた。彼の手が私の体を探し、求める度に、私の心は高揚し、快楽へと駆け上がっていった。そのとき、私は初めて彼の中の男性と対面したの。」
彼女はそこで話を終え、彼女の表情は満足感と混じり合った微笑に変わった。
「あの夜以来、私は彼との関係については考えず、ただ彼との時間を楽しんでいるだけ。でも、それが果たして正しいのかどうかはわからない。でも、あの瞬間の快感は、忘れられないわ。」
「でも、あの人が私をどう思っているのか、それがわからなくて。本当に愛してくれているのか、それともただの遊びなのか。それに、旦那と子供たちに対して罪悪感を感じてしまうの。」
彼女の心情は複雑で、これからどうなるか予想もつかない。
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