突然のプロポーズ、期待と驚愕の瞬間を、ある女性が実際に経験しました。
しかし、婚約指輪が別の誰かの手元に渡るとしたら…?
いつまでもモヤモヤ…
ジュエリー店で働く私は、キラキラと輝く宝石とお客様が選ぶ幸せな雰囲気に毎日包まれてます。
私が特にやりがいを感じる接客は、婚約指輪を選ぶときです。
しかし、ある日、その日常が予想だにしない展開に…。
通常とは異なる店舗でヘルプ勤務をしていた私は、いつも以上に緊張感をもって仕事をしていました。
細かい作業が求められるため、普段はかけないメガネをかけて集中力を高めています。
そんな中、「すみません、婚約指輪を探しているんですけど!」と男性客が声をかけてきたのです。
見上げると、そこにいたのはなんと私の彼氏でした。
彼はいつもと違う店舗に加え、花粉症対策でつけたマスクとメガネのせいで私に気づきませんでした。
内心驚きつつも、彼が求める理想の指輪を探すことに…。
彼の目が留まったのは、私が以前から気に入っていた高級ブランドの指輪。
彼は迷うことなくその指輪に決定しました。
「こちらの指輪に刻印をお願いします」
これまでプロポーズなどまったく匂わせていなかった彼からのサプライズに私はテンション爆上がりです。
しかし、彼から頼まれたイニシャルの刻印は、私のイニシャルではなく、見知らぬ女性のイニシャルが…。
えっ…はて?一気に冷静なった私をよそに彼は満足げにお店を後にしました。
私は、1年後に彼にプロポーズをされ結婚しました。
が……もちろんのこと、あの時に彼が選んだ指輪ではありません。
私たちは結婚して3年経ちますが、あの指輪は行方は…一体どこにいったのでしょうか?
未だ、いや流石に彼に聞くことはできません…。
まとめ
誰にでも秘密の一つや二つあるではないでしょうか?
ですが、バレたときに問題が起こるような秘密なら、話してみる勇気も必要かもしれませんね。
墓場まで持っていく秘密もお互いのために大切なことかもしれませんが…。
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