子育てには、何かとお金がかかるもの。
子どもの教育費は、進路によっては1人あたり1000万円を超えるとも言われています。
それに加えて最近では、相次ぐ値上げや光熱費の高騰もあり、いざというときにお金が足りるのか不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
筆者も3人の子育て中で、日々節約を意識してはいるものの、3人分の教育資金を準備することができるのか、漠然とした不安を感じていました。
そんな不安を少しでも安心に変えるためにやってみたこと3つを、この記事ではご紹介します。
①家計簿をつける
お金の不安を感じたら、まずはじめにやりたいのが、家計簿をつけて我が家のお金の流れを把握することです。
- いくら収入があるか
- どんなことに、いくらぐらい使っているのか
- いくらぐらい貯金できているのか
もちろん、正確につけることがベストですが、完璧を目指して面倒くさくなり、やめてしまっては元も子もありません。
まずは完璧を目指すより、おおまかでいいので記録を続けて、お金の流れを把握しましょう。
半年ほど家計簿をつけていると、次第に何にいくらぐらい使っているのかわかってきます。
貯金ができていないようなら、無駄遣いを減らす、保険料や通信費などの固定費を見直すなど、黒字家計にするための対策をしましょう。
家計簿の記帳や計算が面倒な人は、以下のようなスマホアプリやパソコンソフトの家計簿がおすすめ!
使った金額を入力するだけで、自動で計算してくれます。
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②定期的に銀行口座の残高を確認する
家計簿をつけるのと同時に行うとよいのが、定期的にすべての銀行口座の残高を確認する方法です。
家計簿はつけているけれど、実際どのくらい貯金できているのか把握していないという人が、案外多いもの。
毎月決まった日や、3か月に1回、半年ごとでも構いません。
銀行口座の残高、株や投資信託、貯蓄性のある保険などの合計を出すことで、今、我が家にいくら貯蓄があるのか把握することができます。
そして、前回と比較することで、貯蓄のペースを知ることができます。
また、銀行口座の残高を確認することで、引き落としの際に残高が足りない!という事態を防ぐこともできます。
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③ライフプラン表を作る
日々の記録の他に、一度本腰を入れてしておくと良いのが、ライフプラン表を作ることです。
家族全員の年齢と、年毎のイベント(高校進学、大学進学など)や大きな出費の予定(車の買い替え、リフォーム、家族旅行、歯列矯正など)を書いておきます。
その時に想定されるおおまかな収入や、生活費、教育費の予想金額、学資保険をかけている場合はそれも含めて計算します。
我が家は3人の子どもの教育費が重なる時期があり、不安に感じていたため、夫と二人でライフプラン表を作りました。
作る際は少し手間がかかりましたが、ライフプラン表によっていつ頃にどのくらいお金がかかるか、そのために夫婦ともにどのような働き方をすればよいのかがわかり、漠然とした不安が安心へと変わりました。
リフォームや遠方への旅行など大きな出費がある時にも、このくらいの金額なら大丈夫!と思えるようになります。
なお、実際にかかる教育費の目安については様々なサイトで紹介されていますが、一例をご紹介します。
また、筆者は雑誌「婦人之友」や「かぞくのじかん(現在休刊中)」を参考にしました。
「婦人之友」の読者が実際に家計簿をつけ、そこから割り出されたリアルな教育費が載っています。
公式|婦人之友 2018年 11月号
公式|かぞくのじかん Vol.41
自分でライフプランを作るのが面倒な人は、手軽にライフプランのシミュレーションができる以下のようなページも参考にしてみてください。
まとめ
子育てにはどうしてもお金がかかるため、子どもの将来のために貯金したいと考える方は少なくないでしょう。
筆者の場合も、ズボラでどんぶり勘定な反面、3人の子どもの教育費がいざ必要になったときに足りるのか、不安を感じながら生活していました。
けれども、ご紹介した3つをおこなうことで、日々のお金の流れと実際の貯蓄状況、将来のライフプランが把握でき、大きな出費があるときも慌てずに済むようになりました。
教育費の不安を感じている人は、ぜひ試してみてください。
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